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1st stage live report 2nd stage live report special






1st stage live report


ご主人様、ひさしぶりのエレキだな。
ご主人様のエレキギター、そりゃあもうかっこいいんだ。 楽しみだなー。

って、あれ?
なんだか前のときと違うぞ。

わあー、新しいエレキギターだって。 うひょう!!
こりゃあ気合入れてメモしなきゃだ。(げ)







< set list >


1st stage


2nd stage



enc.


 ◆ OPENING
 ◆ Summer Cruising
 ◆ so far so good
 ◆ Since I found you
 ◆ All right All night
 ◆ 夏の思い出

 ◆ Gascon Cocktail
 ◆ Step on Africa
 ◆ Tequila
 ◆ My Dear
 ◆ Big Fun
 ◆ JIVE JIVE JIVE
 ◆ Way Back Home







1st stage report



1年ちょっとぶりの、「JIVE × LIVE」。
しかも、新しいエレキギターのお披露目兼ねての集いだそうです。






おしゃべりですこしざわざわする場内。
予兆もなく、メンバー全員
一気に登場。




「心を込めて、精一杯演奏しますので楽しんでいってください!」



という弦太さんのあいさつとともに、JIVE×LIVE、スタート!


・・・と、思ったら。




♪泣かないでひとりで 微笑んで見つめて あなたのそばにいるから〜

という、歌から始まりました。

なんとまあ(笑)。



安全地帯 「悲しみにさよなら」 から、演奏は 「OPENING」 へと続きます。


 1. OPENING

前回の 「JIVE × LIVE 」 でも1曲目だったこの曲。
タイトルももちろんそうですし、曲の感じが

「これから始まるぞー!」

という感じにぴったり。



演奏に乗せて、弦太さんからメンバー紹介です。



 「去年の3/24以来の 『JIVE×LIVE 』 ですが、今日もがんばります


 キーボード  中村 力哉!
 ベース  渋谷 和利!
 我らがドラムス  臼井 かつみ!
 いつもすてきなハーモニカ    八木 のぶお!


 ぼくらひとまとめで
 『JIVE×LIVE』 という名前で出ております。」




決まり文句も飛び出して、絶好調な出だしだぜ!!


 2. Summer Cruising

バブル全盛のころに作ったというこの曲。
バブリーなにおいがしました(笑)。


ひさしぶりすぎて、新曲のような気すらする、と
言っていた曲は、これかなー、と想像しながら。



ちょっとゴージャスで、一見さわやかで、
でもまったりして、ワルい感じ。




1stステージでは曲の紹介が一切なく
かわりに2ndステージの冒頭で
一気に曲の説明をしていました。
そのときの話によれば


この曲は


(あまりに時代を感じるタイトルで、ちょっと恥ずかしいから)
タイトル変えようと思ったけど間に合わなかった
とのこと(笑)。


海沿いをオープンカーで、とか
もしくは、クルーザーで風を切るような、イメージだそうです。



うんうん、そんな感じした。




▲ 「クルーザーでこう、」 の図





 3. so far so good 

続くこの曲。



キーボードがさわやかに鳴り

「あ、あの曲だな」 とわかる
聴き覚えのあるフレーズが
顔をだしたと思ったら、ひっこんで。


ドラムとエレキの音が重なり合い
ハーモニカがアクセントとなり
ベースのリズムがぐっと支える。


DVDに収録されている中でも
いちばん好きな曲です。



この日の演奏は、DVDとはちょっと雰囲気が違って、また、すてきでした。
気ままに遊ぶようで。



耳になじむ、覚えやすいフレーズから始まって
涼やかに、弾むように広がっていく。


その広がりだけでも楽しくて、うずうずすして、
最初のフレーズがいろんなところでとびだすたびに

「あ、またあの」

と、うきうき、顔がにやけてしまいます。




軽快だけれど、力強くて

芯の太い




そんな新しいギターの音を
強く感じた演奏でした。




  
  MC

「今日は歌わないしゃべらない」



と言ったわりに、ここで
かなり濃密なMCが展開されます。



あはは。



ていうかすでに、最初にもう歌ってるし(笑)。




「今日は、『これが新しいエレキだぞ』 というライブです。」




と、会の趣旨をもう一度説明します。



    今日の目玉は、このギター。
    富士弦というギターメーカー
    細部にまでこだわった、素晴らしい仕上がりのギター。
    あとで見じっくりていただきたい。



ということを、一気に話します。




余談ですが

黒と茶の2色模様の、ぴかぴかギター。
わたしの聴いていた場所がステージから離れていたのと
ライブのあともあまり時間がなかったのとで
そんなギターを間近に見ることが出来ませんでした。


早く第3弾、やって欲しいなあ。




さて、話し始めたら



   「ちょっとたのしくなってきちゃったので
    このコーナーちょっと長くなっちゃいそう。」



という弦太さん(笑)。
このニューエレキの


「ネックのふちの、さわりごこちがいい。」


という話になります。



ネックのふちのところの手触り(なめらかさ)で
そのギターがどれだけ手間をかけて作られたかがわかるそうです。




ギター小話+ギター自慢だな!
始まったな!!




▲ 楽しくなってきちゃった図



そしてこのギターは
21フレットに、「GENTA UEKI」と入っているそうです。

それを聞いた八木さんが、ギターをのぞきこみ




「あ!ほんとだ!!」 と、ひと言。




あはは。
気ままだ。





   「みなさんがこうして集まってくださることで
    新しいギターが手に入るというわけで」




なんて、台所事情的なコメントで笑いをとりつつ




    「また案内しますので
     またか、と思わず、毎回足を運んでください。
     毎回違うことやってますから。


     それじゃ、最後の曲です。」



早!(笑)






 4. Since I found you

「今日はしゃべらない」 と言ったわり長いMCが終わり
次なる演奏曲は
ふだんはアコースティクギターで演奏するという、この曲。



エレキギターの持つ、野太い、荒々しいイメージが
すっかりどこかへ吹き飛んでしまいます。



キーボードのかもし出す神聖な空気と
エレキの相性が、すごくいい。



やさしいのに、キリリとした。



ぐっと、こらえて、こらえたところから
ぐーわーっと広がっていくギター。



空気が動くのを感じる音でした。





 5. All right All night

その神聖な空気感とは一気に、うってかわって
まさにエレキ!な曲の始まり。


「明日の朝までやるぞ!!」 という意味のタイトル。


すっかりガットギターがおなじみの
あの、ウエキ弦太の指からこの音が!
と、腰が浮きます。



眉間にしわをよせ
背中をぐぐっとまるめ
腰を折りながら
もだえるように
音を搾り出す




粗いようで繊細で
神経質なようでダイナミック。




熱い!!





 5. 夏の思い出

そしてバンドメンバーは退場し
ステージにひとり残る、弦太さん。



チューニングで、変な間があいてしまい

「この時間に、みなさん、九九を反対から。」

なんて言ったりして。
ええー。




夏の思い出用にチューニングをあわせるのは
ちょっと大変な様子。


でも、チューニング中の、
音を確かめながら鳴らす、その響きに
曲紹介の前から 「夏の思い出」 を感じて、わくわくします。




アコギだと、低く響いて胸の底にずんとくるこの曲。

エレキだと逆に、音の洪水が上へと抜けるよう。

アコギだと、音のギザギザが浮き出るこの曲。

エレキだと、予想外に音がなめらかで、びっくり!

いろいろな音がひとつの流れになって、よどみなくあふれてくる感じ。

同じ曲でも、ずいぶん違うものなんだなー。




そして、指、早っ!



ちょっとカントリーっぽいな、と思いました。








といった事情で
ライブは、さらに楽しい2部へと続きます。









      



   






げんぴょんのノート