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set list & live report live Photographs special






set list & live report


ご主人様、今日は何だかちがうぞ。
エレキだって、エレキ!
こりゃあ気合入れてメモしなきゃだ。(げ)








set list

1st

2nd encore

 ◆ Opening

 ◆ Welcome Back

 ◆ Terra Sul 〜南の大地

 ◆ All Right All Night

 ◆ Since I Found You

 ◆ So Far So Good


   Gentle Wing 〜
 ◆ Tears of the Wilderness

 ◆ 山田牧場

 ◆ Step on Africa

 ◆ My Dear 〜愛しきものへ

 ◆ JIVE JIVE JIVE


 ◆ Big Fun 〜 Opening

▲ ステージタイトルをクリックすると、ジャンプします ▲









1st stage report




楽屋からステージへ
素早くあがり、メンバーは皆それぞれのポジションへ。


ついにはじまる、はじまるんだ。


期待も最高潮に達した客席。そして、


 1. Opening 





「1・2・3・4!」


かつみさんのカウントが、ステージの静寂を破ります。


始まったのは「Opening」。


アコギ中心の最近のライブでもよく演奏される、おなじみの曲。
おなじみの曲だけど。


エレキがうなる!!


あわわわわー!


初手からぎゅいんぎゅいんとうなるギターに
自分のなかのメーターが一気に振り切れてしまったようなここちです。



とうとう。
とうとう、始まったんだ、JIVE×LIVE!!




いきなり打ち抜かれて半分口をあけて聴いていると
いきなり弦太さんのMCがまじまります。



「WBC王ジャパン、優勝おめでとう!」



と最初のコールに、客席は拍手と歓声のうず(笑)。
もりあがっている客席に対して弦太さんは



「今日はすばらしいメンバーに囲まれて、
 この真っ赤なストラトキャスターで、がんばります!」



と、宣言。



「今日は1部と2部と、約8時間50の演奏時間を予定しております。
 1部は38曲、2部はセッション曲が4曲
 というラインナップを用意してありますので
 最後までごゆっくり、お楽しみください。」



と、意気込みも充分。

約9時間におよぶ耐久ライブの火蓋が、切って落とされました(笑)。





 2. Welcome Back 

さて。


「CDに入ってる曲中心に」という予告どおり
さっそく「A Letter to you」からの選曲。



中村力哉さんの「Rhodes」が鳴り出します。
はじめて見る楽器。
音色を使うひとはよくいるけれど
楽器そのものをあやつるひとは、なかなかいないそうです。



ていうか!


CDでは聴きなれていたこの曲。
聴きなれていたはずのこの曲。
聴きなれていたはずのあのフレーズが

今、目の前で、あの赤エレキから、鳴っている!!


鳴っている!!



この日、この感動に終始襲われ続けることになります。



もうどうしましょう。



繰り返し登場するフレーズが
登場するだび、エレキ+1の並走で奏でられます。



エレキとRhodes
エレキとドラム
エレキとベース
エレキとハーモニカ



どの組み合わせも目を見張ります。



アコギとの組み合わせでなじんでいる八木さんの音も
何だか違って聴こえて。



全部の楽器が、どんどん加速して。
並走していたすべてが、ひとつに合流して。
わー、たのしーぞー!
そして
エレキソロ超かっこいいぞーーー!!!





 3. Terra Sul 〜南の大地 

続けて「Terra Sul」

白いCDにも、DVDにも収録されている曲です。


今日はどちらかといえば、DVDに近い感じの演奏でしょうか。
DVDではイントロパーカッションが


夜明けを待つ大地
静かに鼓動する大地


そんな情景を描きだしますが、その役割を今日は、ドラムが。


本日のリズムを司る、かつみさんのドラム。



南の大地を
ドラムの音が風になって
ギターという飛ぶ鳥の後押しをしている。
そんな感じ。



CDやDVDで聴きなれたあのエレキのフレーズが
目の前で紡がれる感動は
ほんとうに筆舌に尽くしがたいです。


超感激。





 4. All Right All Night 

ギター前面な前2曲を引き継ぎ
次は、忍び足をするようなエレキで抑え目にスタート。


ここまでの曲と同じく
エレキの「うひょう!」ポイントももりだくさんですが、
それ以上に
他の楽器とエレキがともに
くんずほぐれず絡み合っていく様子がいっそう、感じられました。


全部の楽器がぴょこぴょこと
次はこっち こんどはあっち
飛び出しては引っ込んで
引っ込んだかと思ったらまた飛び出して


その中から
エレキがまたまた ぐーん と飛び出して。
飛び出して!!
そしてまたひっこんで。



おかえりー!
いってらっしゃーい!



な、繰り返しでした。
聴いているほうも、ああいそがしい。
いそがし楽しいぞ。おい。


  
  MC


MC少なめ、というふれこみだったこの日のライブでしたが
軽く曲の紹介など。


弦太さんの楽器持ちかえの間


かつみさんから、弦太さんとのなれそめの話も飛び出しました。


かつみさんと弦太さんは、今回で2回目の共演。
でもその息はぴったり。
2回目なんて思えない!






 5. Since I Found You

雰囲気はがらっとかわり、ゆったりした曲になります。

「きゅいんきゅいん」と響いたエレキにかわり
楽器をゴダンに持ち替えて。


エレキが続くと
ここのところ聴きなれたゴダンの音が
よりいっそうやわらかな音に聴こえます。



ふんわり。



すばらしい。
やわらかい曲で、やわらかい音なのに
この編成の中では、みごとなスパイスになって
他の楽器たちに決して負けることなく
耳に届きました。




 5. 晴れ、River
    〜 So Far So Good 

DVDには 「So Far So Good」 というタイトルで収録されているこの曲。
譜面には 「晴れ、River」 と記載されているそうです。


その曲の始まりはまさに
晴れの日の川のイメージ。


DVDでこの曲を聴いたひとに
「あの曲は機械でやっているのではないか」
と思われることが多いそうです。


実はぜんぶ、ひとりでの演奏。
それを証明したいけれど
残念ながらウエキ弦太が3人はいないので
本日は有志を募って、中村力哉さんと大野弘毅さんと、3人での演奏。



「譜面上ではカンタンに見えるけれども
 自分が先陣を切ってわからなくなる可能性が高いです。」


「ちゃんとできるまでなんどでもやりなおします。」


と、若干緊張した面持ち。
客席も、シーンとして。

「シーンとするところじゃないです」

なんていいながら、ギターからスタート。




DVDを買ったばかりのとき
ここばかり聴いていたのを思い出します。
この掛け合いの生演奏、超楽しい!



みっつの楽器がおいかけあって。



何度でもやりなおす、なんておっしゃっていましたが、ばっちし。
揃って終わって、気持ちいい。



「So Far So Good」 というのは
「いまのところいいんじゃないですか?」という意味だそうです。



今のところ、結構いい感じなんじゃないっすか?今日のライブ(笑)。




本当にこのメンバーでのこの曲の演奏は
どこの楽器同志もケンカしないし
気持ちよくなじみあっているし
でもどの楽器もちゃあんと印象に残っているし

すごく楽しい。
すごくきもちいい。



ぎゅいんぎゅいんした曲で始まって
すうっと落ち着いた感じの演奏になって
最後、弾むような楽しい曲で締めて、二部へ。


この構成も、にくらしい。



本当に、本当に、
生で聴けるとは思っていなかった曲が次から次へと飛び出して
大興奮でした。





さあ、ちょっとだけ休憩して、いざ二部へ!




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2nd stage report


 1. Gentle Wing 〜
   Tears of the Wilderness 


TACTに、DVDの
Gentle Wing 〜Tears of the Wilderness」
が流れます。



あ、そろそろ2部が始まるのかな。


と、思ったら。


録音の音を引き継いで
そのまま演奏へと。


うわぁ。


ざわざわとしていた会場は
知らず知らずのうちにもう、音の世界に吸い込まれてしまいました。


「荒野の涙」 というタイトルの、この曲。



やわらかい音たち。


1部とはちょっと違った面持ちで
2部、さらに、ステージは音にあふれます。





 2. 山田牧場 




じわーっと
お客さんをステージにひきもどした1曲目につづくこの曲。


うってかわってまたまた激しいドラムから弾けます。
ぐわわん!!



仙台にある『山田牧場』で

牛舎のかこみをとっぱらったところで演奏したという曲。



これ!
これもう、ギターが、きゅいんきゅいん!
ていうかぎゅいんぎゅいぃぃぃん!!


はじめて聴く曲でしたが
もうむちゃくちゃギター弾けまくりで、楽しいの、かっこいいの。
客席から「ヒューヒュー!」の口笛も飛びまくり。




真っ赤なストラトキャスターが、うなりまくりです。
ウエキ弦太、そりまくりです。
イナバウアー!(はやりもの)


眉間のしわも5割増。





八木さんのソロがあったのですが
ハーモニカの音が、エレキ的。
いつも
ホルダーに入ったたくさんのハーモニカにおどろきますが
ハーモニカも、音色がいろいろあるのかな。
共演する楽器にあわせたチョイスというか。




この曲本当
楽しすぎて、激しくて、びっくりします。

「2部もガンガン行くぜ、ついて来い!」

的なメッセージが聴こえる気が。
ああかっこよかった。




 3. Step on Africa 




わわわーっと
激しくもりあがる激しい若々しい曲につづいて

ずっしりと
やや荘重な雰囲気のある、この曲。


何だかいろいろな民族楽器の音をほうふつとさせる始まりです。
低く、ずしんと、おなかにひびくような。


おなかにひびくような流れがありつつ
エレキの細かい刻むような音で
演奏がひとつ上の高みまで
駆け上がり、うねっていく場面が、何度か。



さわやかな感じな1部にくらべて
2部
比較的どろっとした重みのある感じのラインナップです。





 4. My Dear 〜愛しきものへ 

今回
CDの曲が中心だったので、
いままであたりまえのようにギターで聴き慣れていたフレーズを
他の楽器、主にRhodesで聴く場面が多かったように思います。



この曲も、Rhodesでの始まりが印象的。
そのぶん、エレキさんはCDとちょっと違う目立ち方をしていて
新鮮な感じでした。




前にぐいぐい出て、きゅいんきゅいんしちゃう場面もあれば
各楽器によりそって、支える場面もあって。



エレキ。いろんな表情が、いいかんじです。









 5. JIVE JIVE JIVE 

そして本編最後。


本日のライブタイトルにもなっている、この曲。


演奏はベースとドラムでじわじわと始まります。
そこに楽器が、ひとつ、ふたつと合流し、ぜんぶがひとつに。



まさに、エレキが弾けるために用意されたようなこの曲。


エレキがJIVE!
エレキでJIVE!


うなりまくるエレキギターの音と
決して負けずにしっかりと呼応しあう楽器たち。



最後のこの曲で
演奏も、客席の盛り上がりも、一気にクライマックスへ。




ぐんぐん上がる、みんなのテンション。
鳴り止まぬ拍手。歓声。





退場する間も惜しく、アンコールへと突入します。



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encore report



「あらかじめ用意されているアンコールは
 アンコールではなく、第3部だ。」


という玉置浩二さんの言葉を引用しながら
本日本当の最後の曲が始まりました。



 Big Fun 〜 Opening

さっきあんなにもりあがったのに
最後にもうひとつ、大きな山が、ここに待っていました。


エレキライブの締めにふさわしく
エレキギター大フィーチャー。

赤エレキ、うなりっぱなし
眉間に深い深いしわがよりっぱなしな。



そしてここでもエレキとハーモニカは
一緒に走ります。



本当、この日のライブは
楽器たちが一緒に走っている、という感じでした。
エレキを先頭ランナーに
抜きつ抜かれつ。



最後の各楽器ソロも、相当熱い。
特に、かつみさんの超男前なプレイと
ドラムソロから全体の演奏にもどるときの


「ワーン、ツー!」


という掛け声がむっちゃかっくいい!!






そして演奏は
本日の1曲目に戻ります。
ああ、そういえば、こんなふうに、
さわやかに楽しい雰囲気で始まったっけ。



それが



ときに やさしく、穏やかに
でも 熱く、激しく



エレキギター
いろんな顔を見せてくれました。






ラストのもりあがりが
そのまま、ライブトップへ循環します。


ああ、本当に楽しい。
このままもう一度あたまから聴きたい。
聴きたい!いいライブだー!



そういえば衣装も、赤エレキちゃんにあわせた感じ。




  「これ、かなりいい感じです!!」



と、弦太さんもおっしゃっていましたが
もうほんと 、『♪きゅいんきゅいん』 なこのライブ

ぜひ、第2弾を!!




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げんぴょんのノート