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1st stage 2nd stage special





Hotch Potch





2nd stage live report





< set list >

 1st stage
 2nd stage
 enc.
◆ Something is comin' up
◆ 海のノスタルジー
◆ Moon Walk
◆ Air for the G string
◆ 藍に溶けて
◆ Sambou Sambou
 ◆ 春
 ◆ 大切な君
 ◆ オブリビオン(忘却)
 ◆ Samambaia
 ◆ 星の砂
 ◆ Welcome a Ball
 ◆ 白い径







さて。

2部のはじめの恒例となった
ウエキ弦太の歌コーナー。


1曲目の 「春」 は、歩さんのチェロとふたりで。


もうすぐ秋がきて、そして冬を迎えようという
この季節に聴くこの曲は、まちどおしさを先取りしたような。


夏の暑さと
秋の涼しさとが感じられる中
ぽかぽかとした春のあたたかさ。









演奏が終わったばかりの 「春」 を受けて百合さんから

「あいかわらず歌詞がずるいですよね〜」

という発言が。ぷぷぷ。
ずるいですよね。
君を抱きしめたらお日様のかおりですもの。
ずるいずるい。




そして2曲目の 「大切な君」 は、百合さんと。


1番は、弦太さんのギター弾き語りスタイル。
声のあたたかさとやわらかいギターが、心にしみます。

ふわあ。


間奏からピアノが入ります。

はらはらと。ギターに寄り添う。


そして、百合さんのコーラス。

あたたかな弦太さんの声と
百合さんのひんやりと澄んだ声。
「ひんやり」 は、ただ冷たいのではなく
井戸水に触れたようなすがすがしさ。
たまらないです。
きれいすぎる。
冷たすぎる。
なのにあたたかい。
ずっとずっと、身を浸していたくなる。










すがすがしくて、ふんわりここちよい、2部の幕開けでした。





◆ Samambaia

すっかりおなじみになったこの曲に
今日はパーカッションも入って、ちょっと新鮮な感じです。


前回
「難曲だけど、このメンバーでの演奏もずいぶん息が合ってきた」
と話されていたこの曲。

みなさんもうすっかり慣れた様子で、堂々とした弾きっぷり。
気持ちいいなあ。
音も、弾きっぷりも。



普通
こんなふうな弾んだ感じの楽しい曲を聴いていると
パーカッションのぽんぽん弾むのがとても耳に入ってくるのですが、
新しいエッセンスを加えつつ、でもでしゃばらないパーカッション。

ギターやチェロの ぽんぽん ぱらぱら と弾む音を
引き立てているようにも聴こえます。


ギターとチェロの弾み方、もう、おもしろかったなあ。


軽快に弾んでいるのだけど
厚みがあって、どっしりとして。


聴き応え満点です。


楽しい。楽しいぞ!





◆ 星の砂

客席からのリクエストで、急遽演奏されました。

白い砂浜に
波が寄せ
鳥が飛ぶ

各楽器の表現する音が重なって
ひとつの絵画が出来上がっていくようです。


キラキラ


という音が、聴こえてくるようなここち。
目の前に見えてくるようなここち。



「夏も終わりだし、演奏しない予定だった」 そうですが

聴けて嬉しかったです。





そして締め。

「地球へようこそ」 という意味の、百合さんオリジナル
「Wlecome a boll」 は 軽快なショーロ。



かろやかに、わああっと盛り上がって
それぞれのソロの見せ場もちりばめられていて
最後にぴったり。



弦太さんのギターソロでは
「宇宙飛行士」 が織り込まれました。

わあ!うちゅうひこうし!

この曲のテンポの速さと軽快さの中に登場すると
「宇宙飛行士」もなんだか
ひっくりかえしたおもちゃ箱から不意に出てきたような
おもしろ楽しくかわいらしいにおいがします。


いいなあ、すてきだよう。



じゃ じゃ じゃ じゃっ!



という終わり方も、ばしっと決まってかっこいい。






▲ 絶妙なふたりのMC。






アンコールは「白い径」
アントニオ・カルロス・ジョビンの曲です。



アンコールの演奏前になって、
なぜだか急に譜面を探し始める田ノ岡さん。大丈夫!?


そこに


「さぶちゃん出だね、この曲。大丈夫?覚えてる?」
「さぶちゃん、この譜面がいいよ!アコーディオンにマルしてある!」


と譜面を差し出す百合さん。
わは。


「あ、ほんとだ」


と素直に受け取る田ノ岡さんもおかしい。
できのわるい(失礼)弟としっかりもののお姉ちゃん、みたいな(笑)。


「弦太さん、あきれてます?」
「いえ。」


という、田ノ岡さんと弦太さんの会話もわらっちゃう。
ぷ。


そのあと演奏が始まると
歩さんが入るところで出遅れたのか

「あゆみちゃん!」

と大きな声で呼びかける百合さん。


弦太さんも


「みなさん、アンコールですからね!」


とメンバーに呼びかけたり。



ああもう、漫才だ。わはは。
演奏はすんごいすてきなのに
このギャップはなんなんだろう。




演奏の魅力
キャラの魅力




ココロををがしっとわしづかまれ、もう逃げられません。
ぐあー。


楽しい。楽しい。たのしいよーう。
演奏を聴くだけじゃ終わらないこのライブ。



さらにパワーアップする予感の次回が、早くも楽しみでなりません。

ぷはあ。





ちなみに
メンバー紹介のとき百合さんが弦太さんを



「ギターとゆかいなおしゃべりは、ウエキ弦太でした!」



と紹介したのが、たまりませんでした(笑)。





また次回!!



▲ 「ゆかいなおしゃべり」 の図。








げんぴょんのノート