2009年7月9日(木) 僕ンち的集会 1部
    
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1st stage
【1st stage set list】
0 Since I Found You
1 梅干しの唄
2 熱帯魚
3 愛を語ろう
4 太陽に向かってうたう歌
5 solo
6 夏の思い出
【2nd stage set list】
1 あじさい
2 Go For It
3 最強雨男
4 都会のたぬき
5 あの日と同じ空
6 大切な君

e.c. 星になりたい
 
予定より若干遅れての開場。
待っている間のロビーは、暑かった〜!
暑ければ暑いほど、ビールがうまい。
待ったぶんだけ楽しみ倍増!
 
 
といった事情で。
 
 
今回の 「梅干しの唄」 レコ発的ライブ
弦太さんは、梅柄のシャツでステージに登場しました。
 
 
1曲目は 「Scince I Found You」。
ゆったりと、あたたかくて、でもどこかクールで、澄んでいる。
 
ライブの冒頭に折にふれて登場する
この小作品のたたずまい、とても好きです。
 
その流れのまま、歌につながると思いきや
しゃべり始めるウエキさん。
これ、MCのタイミング!?(笑)
 
 
当日の朝、岡山のラジオ局・山陽放送の番組に電話生出演して
「梅干しの唄」 を紹介してもらった話が紹介されました。
早起きしてシャキッとした状態で出るつもりが
二度寝してしまって、結局電話の鳴る音で起こされ
そのときはすでに生出演5分前だった、と。
 
 
そんな、絶好調トークで始まった、今日の「歌いしゃべり」。
「歌いしゃべり」とは、前回の「僕ンち的」のサブタイトルです。
前回はなんだかギアが合わず
「歌」 も 「しゃべり」 もぎくしゃくとしてしまったような感覚があったのですが
さっそくのMCと
最初の 「梅干しの唄」 を聴いて、ほっとしました。
 
歌い終わって 「僕の心が落ち着いたところで」 と
ゲストの渋谷さんのステージに呼び、ライブを進行していましたが
ステージの上も、ほっとしたんだなあ、と、嬉しくなりました。
やっと「僕ンち」に帰ってきた!
 
 

 
 
 
 
今日のライブは、ガットギターとオベーションの2本。
今までの 「僕ンち的」 は
キラキラした音のギターの活躍が続いていましたが
今日は、ガットギターの優しくてふっくらした音で。
弦太さんの歌声と、しっくりくるなあ。
 
 
「愛を語ろう」では
ちょっと、今までと違うふうにアレンジしているところがあって
「お!?」 と思った。かっこよかったなあ。
 
 
この曲のときに、音響のトラブルが。
ジージーというノイズが発生し
消えたと思ったらまた戻ってきて、ハラハラのステージと客席。
PAの方は一生懸命、何とかしようと頑張っているのだけど
なかなか改善されず。
ジージー、バリバリ、という不穏な音に
何となく不安が募ります。
 
そんなドキドキな状況で歌っている曲には
タイミングよく「あきらめないで」の歌詞が。
 
歌いながら 「あきらめないで!!」と叫ぶ弦太さん。
 
ハラハラが笑いに、変わっちゃった。
 
あきらめないでPAさん!
あきらめないでお客さん!
そして あきらめないで、僕ら!
 
という気持ち、伝わりました(笑)。
 
 
* * * * *
 
 
ここでガットギターからオベーションへと
楽器の持ちかえと、機材のセットがありました。
 
足元のペダルをカチカチと踏む音が聞こえます。
大きいステージだと聞こえない
舞台裏的な音が聞こえるのも、このライブのいいところ。
素早い足さばきに
「足、つらないのかなあ」 と、興味深く見ていました。
 
 
 
楽器の持ちかえ等々が終わると
次は 「太陽に向かって歌ううた」。
 
ハーモニカが気持ちいい。
ベースの低音がたまらない。
じゃかじゃかしたギターの音が好き。
そして何よりこの曲は
弦太さんが気持ちよさそうに歌っているのがいい。
 
 

 
 

 
いつもはお客さんの歌も入って、盛り上がって賑やかになる曲ですが
今日はセットリストの構成上か、ちょっと控え目に。
控え目だけど、ハーモニカが入ってじゃかじゃかしちゃうこの曲は
やさしい感じの弦太さんの曲たちの並びの中では
やっぱりアクセントになって、いい感じです。
 
 
 
ここで再び、ギターの持ちかえ。
 
今日はギターのスタンドとイスの位置が遠くて
持ちかえのたびに立ちあがって
歩いてギターを取りに行っていました。
わざとそういうふうにしている、と言っていたのですが
なんでわざとそういうふうにしていたのかしら。
歩かなきゃいけないぶん
持ちかえに時間がかかるし、MCにも空白ができるけれど
何か別の効果があるのかなー。
空白を作ることが、逆に気持ちの上でよかったりするのかな。
理由は謎のまま。
 
 
 
そんな持ちかえタイムに
以前、ギターをスタンドに置いたと思ったら
置けてなくて倒れちゃったことがあった、とつぶやく弦太さん。
「そんなときは、全員びっくりです。」 と。
 
で。
 
「マイケルジャクソンが亡くなって、本当にびっくりしました。」 と。
 
昔、マイケルジャクソンのライブツアーの
スタッフの通訳の仕事をしていたときのエピソードを
話して下さいました。
 
 
そしてマイケルジャクソンへの思いを込めて、1曲
パット・メセニーの 「solo」 という曲をアレンジして。
 
「『旅』ということを思い描いて演奏するので
みなさんも、ページを開くような気持ちで聴いていただけたら。」
 
そう言って、演奏が始まりました。
 
 
ひとりで、空を飛ぶような
ぽっかりと雲の浮かぶ、どこまでも青い空を
すーっと音もなく滑らかに、縫っていくような。
 
 
 
 
 
 
一部最後は、「夏の思い出」 です。
 
 
 
 
この曲は本当に、聴くたびに違う。
以前に 「大好きだ!」 と思った演奏があるのですが
それと同じ演奏がやってきたことはないです。
きっとあれと同じ演奏に出会うことは、もうない。
でも毎回、違う味がある。
すごいぜ。
 
今日の 「夏の思い出」は
Waya Da Gaya 的で、超熱くてかっこよかったー!
 
途中で立ち上がってステージに降りて演奏する場面があったのですが
あの演奏をかぶりつきで聴けたお客さんは、幸せものだ!と思いました。
あの迫力とスピードといったらなかった。
 
 
  
 
 
 
途中 「あれ、今やりなおさなかった?」 なんていう場面もありましたが(笑)
やっぱりかっこよくて大好きな曲なのでした。
 
 
 
 
そんなわけで
ライブはよりよい2部へと続きます。
 
 
 

 
 
 
 
 
 
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