GENTA live report 2009 JANUARY     
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2009/01/11 (日)
アルケミスト「風緑 Vol.2」 @ 表参道FAB

【出演】
アルケミスト / Psalm / 伊沢ビンコウ


ブログによれば
弦太さんの今年の仕事初めは6日だったそうですが
わたしたちも聴くことのできる
「ライブ初め」 は、この日でした。
アルケミストのサポートでスタート!


FAB は
大きさの割にステージが高くて見やすいので好きです。
ちびっこに優しい。


3組の対バンライブでしたが
アルケミストはトップバッター。

フリーライブよりちょっと多めの曲数で
個人的に
最近の曲の中で好きなものばかりが選曲されていて
とても嬉しいライブ初めでした。

弦太さんも含め、全体に穏やかな演奏で
ゆったりと聴きました。

途中、コンタさんがステージに登場して
お客さんに手拍子を促すパフォーマンスをしたときには
眉間にしわで演奏の弦太さんも、破顔一笑。
あの笑顔を今年もステージで見ることができて
とても嬉しいです。
笑う門には福来たる!


「チアリーダー」
悠さんのボイスパーカッションが、とてもかっこよかったです。
ボイパの他に声が聞こえた気がしたのですが
悠さんかなあ。


【set list】
 1. 出囃子
 2. 会えない君
 3. 洗濯日和
 4. 二月の雨
 5. 即興のコーナー (年賀状・空・まくら)
 6. スタンディングマン
 7. チアリーダー






2009/01/16 (金)
Clave y Galapago @ アートスペース山科


2009年・ガラパゴライブ初め!


すっかり油断していたのですが
今は1月でした。
新春一発目のガラパゴでした。
お正月のガラパゴといえば!


ガラパゴ版 「一月一日」 です。

♪ が・が・がらっぱごの新春ライブ―

「一月一日」と「ドリフ大爆笑」のテーマが融合するアレンジ。


こんなところで再会するとは思いませんでした。
楽しかったー。
渋谷さんと弦太さんの、どんなときより自信に満ちた様子の歌声。
すてき(笑)。

この曲には初参加になる加瀬田さんの
たたきながら歌いながら噴き出したいような様子も
たいそうおかしかったです。


山科は
そんなに大きなお店ではないのですが
新春サービスか、ひさびさにラウンドもありました。
4人のラウンドも初めてだったな。


ひさしぶりに、渋谷さんの楽器紹介があったり
加瀬田さんのスペイン語にまつわる小話があったり
MCもたっぷりで、楽しかったです。


渋谷さんの演奏する楽器は、ケースがライフルに似ているので
海外に持っていくときよく検査でひっかかる、という話題が出ました。
で、そこから
昨年ガラパゴがキューバに行ったときの話題になりました。


弦太さんはトレスギターを梱包材(プチプチ)で何重にもくるんで
テープでぐるぐる巻きにして持ち込んだそうです。
こちら の「Photo」ページに、その写真が)
そんなぐるぐる巻きの物体を見た道行くひとに
「それは何だ?」と聞かれるたびに
「ミイラです」と答えていた、と。


この話を聞いたみちこさんが
「それって日本だけじゃなくて、海外でも?」と質問すると
「そうです」と答える弦太さん。
そんな弦太さんにみちこさんが

   「海外でもそのキャラなんだねー」

と返しました
海外でもそのキャラなんですねー。
わはは。
おもしろかったです。



【1st stage】
01. Cachita
02. Olvido
03. Moliendo caffe
04. Chan-Chan
05. Me voy pal puebro
06. Bilongo

ラウンド  En el silencio de la noche

【2nd stage】
01. 20anos
02. Macusa
03. 涙そうそう
04. Flor de venganza
05. Hotel California
06. Tura

e.c. Son de la loma








2009/01/22 (木)
Blessing Night 〜アーサーホーランドトークショー @ 渋谷KABUTO

Blessing Night という
アーサーホーランドさんのトークイベントへの出演でした。


どんなライブか
想像できないまま会場に向かったのですが
始まってみれば、歌あり演奏あり。
ガットギターとコリングスとの2本を使っての
ウエキ弦太ソロライブでした。


「愛を語ろう」
「明日が見えるまで」
「大切な君」
「太陽に向かってうたう歌」
と、『これぞ弦太!』な歌満載。


ガットギターで「ジェット機のサンバ」の
前奏に「宇宙飛行士」がくっついたバージョンが演奏されました。


いつものように
ギターで描く、ジェット機離陸の様子について説明をしたあと
「ジェット機が飛び立つ瞬間がありますので、ぜひ拍手を!」
と弦太さんが客席に呼びかけると
「合図はないの?」との声が。


弦太さん、答えて曰く

「じゃあ、チラッと見ます。」


「チラッと」って(笑)。


演奏中は
その 「チラッと」 と勘違いされないための配慮か
いつもよりギターを見て弾いていたように感じました。
若干にやけながら(笑)。

肝心の「飛び立つシーン」では
「ほら、ほら、ここ、ここですよー」と言わんばかりに
にこにこ顔で顔をあげて客席を見渡す弦太さん。
チラ見ってゆーか、かなりあからさまですが?(笑)

合図の甲斐あって
タイミングぴったりの盛大な拍手!


弦太演奏の「ジェット機のサンバ」、やっぱりすごくすきだなー。


1時間ないくらいの短い時間ですが
オリジナルの歌や演奏が両方もりこまれたライブ。
最近あまりありませんが
弦太さんのライブに行きはじめたばかりのころは
こういうライブがたくさんあったなー。

こういうタイプのライブは
弦太ギターのいろんな魅力をみせてくれるように思います。
楽しくて好き!!








2009/01/24 (土)
アルケミスト & マザーアースライブ 〜 MEETING @ 沖縄北谷 LIVE HOUSE MOD'S
その1 (アルケミスト編)




【出演】
アルケミスト(vo.こんやしょうたろう pf.井尻慶太)
マザーアース(vl.與那嶺理香 key.新垣雄 )
= additional musicians =
vp.渡辺 悠 gt.ウエキ弦太 三線.山内昌也





弦太さんも同行した
アルケミストの沖縄ツアー。
旅の中身については、ブログで紹介させていただきましたが。


ツアーのメインイベントは
アルケミストとマザーアースのツーマンライブ。
アルケミストは
沖縄では初めての、ライブハウスでのライブでした。


そして、アルケミストとマザーアースをつないだ
キーパーソンでもある弦太さんは
アルケミストのステージはもちろん、マザーアースのステージにも参加。
アンコールのセッションまで、一番活躍していました。


まずはアルケミストのライブから。


沖縄での演奏は、オベーション1本。
ちょっと前のブログ
調子が悪くてメンテナンスをしたことが書いてあったので
どんなふうにリフレッシュした音がやってくるのかな、と
楽しみにしていました。


今まで以上に、音がパリッとしてる感じ。
超いい感じ!!


アルケミスト1曲目の
「洗濯日和」はその音が一層映えました。
「スタンディングマン」や「笑って笑って」
元気のいい曲の、このギターの音が、とても好きです。


「砂時計」の
優しくて繊細で、切ないようで暖かいギターは
弦太さんの持ち味で
切ないようで暖かい、歌詞の世界や
しょうたろうさんのハスキーな歌声と
何てなじむんだろう、と思いました。
イントロが、すてきでした。


「なみだ」は
バイオリンの理香さんを加えて、5人での演奏でした。
もともと二胡が入っていたこの曲。
最近では、ギター以外の弦が入らない演奏に
すっかり慣れてしまっていましたが
あ、こういう曲だった!と、聴きながら思い出しました。
そしてバイオリンが入ると、より深くなる。
おこられるかもしれないけれど
[お母さん] みたいな味わいがあるなあ、と思いました。


ママの呼ぶ声
ママの子守唄


「なみだ」にバイオリンは、ぴったりだな。


「会えない君」 に少し似た
うらみ節たっぷりな展開の即興が、なんかツボでした。
「君の幸せを、願えない」みたいな。
まさに沖縄!という感じのお題と
本当に沖縄!?なこの日の寒さの
ギャップを上手に織り込んだ即興の歌は
お見事!という感じ。



あー、もっと聴きたかったなあ。。



【set list】
01. 出囃
02. 洗濯日和
03. 砂時計
04. なみだ (with vl.與那嶺理香)
05. 即興のコーナー(苺大福・タコライス・緋寒桜)
06. スタンディングマン
07. 笑って笑って
08. ありがとうありがとう







あごうめぼし。







2009/01/24 (土)
アルケミスト & マザーアースライブ 〜 MEETING @ 沖縄北谷 LIVE HOUSE MOD'S
その2 (マザーアース編)

バイオリンの理香さんは以前、弦太さんの「僕ンち的集会」の第1回
ゲスト出演したことがあって
演奏を聴くのは初めてではありませんでした。

マザーアースを聴くのは、2度目。

以前に青山でマザーアースのライブがあって
弦太さんがゲストで出演したことがありました。
そのときのライブレポートはこちら
我ながら、興奮が伝わってきます(笑)。

あのライブは楽しかったなあ。
今でもはっきりと思い出せます。

「てぃんさぐぬ花」や
タイトルはわからないけれど、手遊びのある歌は
このときも演奏されていました。



そんなわけで冒頭から
「演奏しているときとしゃべっているときのギャップが激しすぎるバイオリニスト」
と自己紹介する理香さん。

そういえばアルケミストの「なみだ」に参加したあとも
何だかおもしろいことを言って
「今の感動のプレイはどこへ」みたいに
しょうたろうさんにツッコまれていましたが(笑)

身振り手振りがついた独特の話し口は、聴き手を引きつけます。


そしてどこまでもさわやかな、キーボードの新垣さん。
「ライブの日が寒くなる男」という新垣さんも
決して無口ではなく、若干天然めいていて、愉快。

そのふたりの、バランスが楽しいです。


曲は、マザーアースのオリジナルや
沖縄民謡が中心。
沖縄の曲は
ひとつひとつの音のつぶがはっきりしたイメージがあったのですが
バイオリンのなめらかな音が入ると
なんとも不思議な響きです。


後半は、弦太さんが参加。
マザーアースのおふたりもトークがおもしろいですが
もうひとりおしゃべりが(笑)。
さっそくマイクを握りしめ、おしゃべり大会が始まりました。ぷぷぷ。


弦太さんが登場してすぐ、セッティング中に
「弦太さんの歌のライブを、沖縄でやったらいい」という話に。

「ライブ終了15分後に、弦太さんのライブのチケット先行予約をします!」 とか
「わたし(理香さん)が、沖縄激安ツアー組みます!」 とか
「そのかわりすべて、わたしの計画通りに行動してもらいます。
 睡眠時間はほとんどないと思ってください」 とか
勢いに乗ったセリフがぽんぽん飛び出します。
会場からは「おぉ〜!」という声とともに拍手が。


是非!是非ぜひゼヒ!!


弦太さんが加わっての演奏は
GENTAアレンジの 「G線上のアリア」。

そこからもう1曲、絶え間なく続きました。
どこかで聴いたことのある曲。沖縄的な。何だろう。
ギタースネアも飛び出しました。
うわ、やった!やった!


一度登場したあとは、弦太さんは最後まで参加していました。
うれしいな、たのしいな。


マザーアースのステージ最後の曲「イントロ」
情感たっぷりで、すてきな曲でした。


アンコールには
マザーアースのおふたりに、三線の山内さんと、弦太さんと
そしてボイパの悠さんも加わりました。
5人での演奏。


すーごーいー!


沖縄の曲です。
あああ、聴いたことのあるリズムだけれど
曲の紹介がなくて名前が全然わからないのがくやまれます。


悠さんは、沖縄のリズムを刻むのは初めてだそうで
ボイパの入った沖縄音楽も、新鮮な気持ちで聴きました。
三線ソロのうしろで
ボイパが静かにリズムを取っているって、なんかすごい!

その新鮮さは、弦太さんのギターでも感じました。
沖縄な曲なのに
弦太ソロでは、全然沖縄的じゃない激しい演奏がくり広がって
悠さんとコラボして、音で会話する場面も展開され
最後にゆっくり、沖縄のリズムに戻っていく。


わー!きゃー!うひゃー!
予想不可能で、ドキドキです。


「いーやーさーさー」
「はーいーやー」


と掛け声でお客さんが参加するところもあって
とにかく楽しいライブでした。


実はライブ会場に向かう途中のツアーバスの中で
ガイドさんがいろんな沖縄の曲を歌って紹介してくれて
この掛け声の練習も、みんなでやったばかりでした。

ガイドさんの予習のおかげで
ライブの楽しさも増しました。
仲井間さん、ありがとうございました!



最後の最後はアルケミストも加わって
BEGINの「恋しくて」。
ギターの音が、切ないなあ。。


続く、想定外のダブルアンコール。
「何やろうか〜」と理香さんが問いかけると
「僕ね、みんなで立って踊ったりしてないのが心残りなんです。
だから、そういう曲がいいな。」
と、しょうたろうさん。

そして
沖縄音楽に詳しくないミュージシャンにとっては
若干無茶ぶりな演奏が展開されました(笑)。
沖縄民謡で、曲は「とうしんどう」と聞こえたのですが
どういう字だろうな。


客席は総立ちで
理香さんたちの後輩という学生さんたちが
踊りのお手本を見せてくれて
歌って踊っててんやわんやの大もりあがり!


そりゃあもう楽しかったのでした。




おしゃべりが止まらない(笑)。



座っていて足を組まない演奏は、ちょっとめずらしい気がします。







2009/01/29 (木)
Clave y Galapago @ 恵比寿エルリン・コン・デ・サム

今年2回目のガラパゴライブ。
もうすぐ1月も終わりですが
1月のうちはまだ松の内、とばかりに
お正月気分でスタート!
ガラパゴバージョンの「1月1日」が
この日も披露されました。
次に聴ける(かもしれない)のは来年の1月だから
貴重ですよー。

先日の山科での演奏では
おもしろそうでたまらなかった加瀬田さんも
今日は笑わず冷静に歌っていました(笑)。


今日は
弦太さんによって改造された
トレスギターのことが紹介されていました。
確かに以前は
ギターホールのそばに
ちょこんと丸いピックアップがついていましたが
今はそれはなく
他のギターと同じように
おしりのところにコードをさせるようになっています。


ほえー。
いろんなことができちゃうんだなー。


「トレスには、ピックアップのほうが合うと思う」
と話す弦太さん。
だけど、弾くとき手が激しく動いて
楽器に触れるノイズがしっかり拾われてしまうので
弦太さん的にはやっぱりこっちのスタイルが良いのだとか。


以前は若干無理やりくくられていたストラップも
すっきりしっくり装着されていたし
トレスギターのカスタマイズ&バージョンアップが
どんどんすすんでいるんだなあ、と、感激しました。


ところで
「トゥーラ」という曲を
何だか般若心経っぽいなーと思ったりしながら聴いています。
わたしだけかなー。

すごく耳に残る曲です。


【1st stage】
01. カチータ
02. オルビド
03. ネグラトマサ
04. ベインテアニョス
05. チャンチャン
06. メボイパルプエブロ
07. マクーサ

【2nd stage】
01. エネルシィレンシオデラノーチェ
02. ラグリマスネグラス
03. キエロドルミルコンラルナ
04. ソン アル ソン
05. フロールデベンガンサ
06. トゥーラ

【enc.】
01. ソンデラロマ






ステージ前でくるくると、ひとがまわる!ミラーボールもまわる!






あ、カメラ目線(笑)。