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2005 GENTA LIVE set list & live report live Photographs






set list & live report


ご主人様の首はぼくの指定席。
うれしいな、たのしいな。
でもお仕事はわすれません。(げ)








set list

1st

2nd encore

 ◆ Something is comin'up

 ◆ Samambaia

 ◆ 熱帯魚

 ◆ 梅干しの唄

 ◆ 夏の思い出

 ◆ Letter


 ◆ Opnening

 ◆ Let it happen

 ◆ All right All night!

 ◆ 都会のたぬき

 ◆ Isn't she lovely?

 ◆ 明日が見えるまで

 ◆ Air for the G strings


 ◆ 浜辺の歌

▲ ステージタイトルをクリックすると、ジャンプします ▲









1st stage report



まずはMC


2005年最後のGENTA LIVE。

2月のメンバーにパーカッション竹本一匹さんを加えて行われました。


会場に入ってまずステージを見てびっくり。
セッティングされているのはオベーションとゴダンの2本!
いつものガットギターがありません。

おお
こいつはわくわくだ!





 1. Something is comin'up 

この曲がなりだすと

 「ライブが始まるぞ」

という感じで条件反射にうきうきします。
パブロフの犬状態。
右手の親指が刻むリズムにわくわくが高まります。


それぞれのみせどころもたっぷりで、自己紹介的なOP曲。





 2. Samambaia 

続いての「Samambaia」

最初の部分のピアノからもう、音がとびはねている感じです。


メンバーの息があわないとできないんだろうなー、きっと
と思わせるメロディ。
難しそう。
だから余計に、音の弾みようが楽しくて楽しくて。



この曲のギターソロ、とてもすてきです。とても好き。


曲のあとに弦太さんがメンバー紹介をしましたが
一番最後に一匹さんが



 「我らがウエキ弦太!」



と紹介。
愛があふれている感じがしました(笑)。





 3. 熱帯魚 

「熱帯魚」のイントロは、いつもより長めのギターソロ。
これ、いいですね。かっこいい。

百合さんのコーラスもすてきです。




 4. 梅干しの唄 

さて。
本日のメインイベントのひとつがこの
『梅干しの唄』。


弦太さんはギターを弾かずボーカルのみ!
百合さんのやさしいピアノに支えられての歌です。


先日行われた「月夜の歌会」の
『弦太の小話コーナー』でもそうだったように
弾かなくてもギターはしっかり抱えたまま。
ぷぷ。


ギターが精神安定剤なのですね。


後半ふわあっとギターシンセも入ったりして、新しい感じ。


最近弾き語りだけでなく
ベースの入った演奏など
いろいろなスタイルが登場しているこの曲ですが
歌はこの日が、
今まで聴いた中で、いちばんかもしれない、と思いました。




  
  MC


さてここで
楽器の持ちかえとおしゃべりタイム。


客席に


「みなさんの、今年一番の思い出は?」


と問いかけます。



弦太さんにとっての一番の思い出は
この日のMCで何度も話題にのぼりますが


「予定していた店がつぶれたこと」


当初今回のGENTA LIVE を予定していたお店から
電話一本で

「お店がなくなるからライブはできない」

と告げられたという
めったにできない貴重な体験(笑)。




そして
この夏の一番の思い出は
「広島に行ったこと」



その思いをふまえつつ
この季節に


「夏の思い出」


です。




 5. 夏の思い出

これ。
この曲。
もう、あなた。


とてもとてもだいすきで。
この時期に聴けると思っていなかったので
はちゃめちゃにうれしかった。
うれしかったです。



初冬に振り返る「夏」だからか
全体におとなしめ。
一匹さんのリズムも、わりと控えめだったような。



おとなしめだなあ。
ふにゃあ。


と、思っていたらあなた!




♪あーきの ゆーうーひー にー






あなた!

夏の思い出にもみじが!
あきのゆうひにてるやまもみじが!!
まざったまざった!
今日もまざった!!


いやーもうこれだから。
油断できません。
そしてわらいが止まりません。


すこしだけでしたが、力強く。
ウインドチャイムもはらはらと響きます。


うひゃひゃひゃひゃ。
うひゃひゃん。


もっと聴きたかったあ。





 5. Letter 

1st set の最後は、「Letter」。

弦太さんにとって大切な
原点にもなっているというこの曲。


歩さんのチェロがあまりにきれいで。
弦と弦が重なりあって。


今年2回目のGENTA LIVE があったのが初夏。
それをすぎて

秋まじりの「夏の思い出」で
夏、秋、を経て

「Letter」で
これからやってくる冬へ
着地した気がしました。




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2nd stage report


 1. Opening 


2ndでは、

Opening
から
Isn't she lovely?
まで5曲
時間にして約40分
MCなしのぶっつづけで演奏されました。

「都会のたぬき」で
歌も入りましたが、
全体として超絶インストライブのかおりが。


おおお、こういうの、聴きたかった、聴きたかった!


Opening が、次に来る Let it happen のために
しっかりとステージをあたためてくれます。



 2. Let it happen 

この曲も、GENTA LIVE の定番といってよいでしょうか。

最近歌うことの多い弦太さんですが
インストの曲もとてもすきです。

その中でもこの曲は個人的に特に、お気に入りです。
聴くとうれしくなるギターソロ。
あの、疾走感というか、つきぬける感じがたまりません。


他の楽器がメインになるときに
うしろにいるギターちゃんも


『じゃじゃじゃじゃっ!』


という歯切れの良い終わり方も
どれもこれも気持ちいい。

きもちいーぞー!




 3. All right! All night!

続くこの曲もとても楽しいです。
「Let it happen」 でアクセル踏んで
「All right! All night!」でどんどん加速する
演奏、演奏、演奏!


声のかけ合いもおもしろかっこいい。
しかもパーカッションのブースから


「フォー!」


って、なんか飛んだ!
でた、人間パーカッション竹本一匹!




 4. 都会のたぬき 

ますますバンドは加熱します。
その勢いのまま


「さあバンドのみなさん、マイクを口に持っていっておいて下さいよ!」


と、『都会のたぬき』に突入です。

あれれ、いいんじゃなーい?
今日はボーカリスト・ウエキ弦太のどの調子がいいようです。
そんなふうに聴こえました。


ところでこの日客席から出た、欲しいもの。

ギター・夢・孫



孫!



店長、
弦太さんのおかあさまから
「まご」のリクエスト入りましたー!


このリクエストが入ったとたんに
わらいどよめく会場とバンドメンバー。

衝撃的すぎて、演奏とまっちゃってるし。
わはは!


そのあとの、腰砕け感満載な演奏ったらなかったです。

あいまにすかさず一匹さんが



「おかーーーさーーーーーーん!」



と叫ぶ始末。
すばらしい!







余談ですが
今年1回目のGENTA LIVEでのリクエストに
「とみ」と「さち」が出ていました。
今回の「まご」で
弦太ファミリーシリーズ完結編、といったところでしょうか。
ぷぷぷぷぷ。






 5. Isn't she lovely? 

ここではゴダンが大フィーチャーされました。
とても気に入ってよく使っているという
ひとの声のような音色
(『Jazz Scat Doos & Bop』という音色名だそうです)
が大活躍。


右手の強弱で弾き分けていて、

弱く弾くと『ドゥ』
強く弾くと『パッ』

という音がでる仕組みになっているそうです。


やっぱりおもしろいなあ。
きみほんとにギターなの?


曲の後のMCのときに
改めてその音色を聴かせてくださいました。

音が、弾いてからやや遅れてくるそうで
ちょっとじれったい感じ?


強弱を巧みにさばいて、
ゴダンの音にますます磨きがかかるのが
これからとても楽しみです。





 6. 明日が見えるまで 

この曲が始まる前のMCで
先日亡くなられた
シンガーの原久美子さんにふれられました。


この
「明日が見えるまで」
という曲は
原久美子さんがとても気に入ってくださって
「この曲ちょうだい」
と弦太さんにおっしゃていたそうです。


弦太のやる曲は全部聴きたい、と
おっしゃっていたという久美子さん。
そしてこれから、
久美子さんが歌って行くはずだった曲。



 「彼女の歌声で聴くことはもうできないから
  僕がこれからずっと大事に歌い続けていかなければならない」



久美子さんはきっとここに聴きに来ているに違いない。
弦太さんはそう語ります。

きっと自分のとなり
にもう一人の出演者を感じながら
この歌をうたっているんだろうな。


僭越ながら
そんなふうに感じました。




 7. Air for the G strings 


ライブのしめくくりには
前回の GENTA LIVE でも披露されたこの曲。

歩さんがいるときには必ずやることにしよう

と、話しているそうです。



ボサノバテイストのこのアレンジ。
ギターのイントロだけではこれから
『G線上のアリア』
が始まるなんて想像もできません。


チェロが。
なんて。
なんてのびやかな。
なんてやさしい。

やっぱり
すてきだなあ、このアレンジ。


Gの
Gによる
Gのための。

Gは、いろんなものの頭文字で。


最後の、弦太さんのハミング。
ことばがありません。



Gで終わるこのライブ。
最後にふさわしい1曲でした。





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encore report


MC


 浜辺の歌

アンコールは
さわやかにゆるやかに
浜辺の歌。

ジェット機も海辺の上空を旋回して。


このアレンジ、本当にすてきです。
だいすきだあ!



今年何度か聴く機会のあった曲ですが

「浜辺の歌」

を始め
色々な童謡とのコラボレーションを
何度か聴くことが出来ました。


昔から今まで残り続け
歌い続けられている音楽たちには
やっぱりそれだけのすばらしさがある。



今後もこんなアレンジを、たくさん聴きたいな。


そんなふうに思っているうちに、

ジェット機は海の向こうにびゅうっと飛んで見えなくなっちゃいました。


どうやら先に、2006年に行ってしまったようです。



ああ、来年も楽しみだな。
すぐにおいつくから待っててね。


またらいねーん。




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