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2006/2/1 | |
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Maria @ 関内 Bar Bar Bar | |
地震で交通機関が大幅に乱れた夜、 関内ではほんわかとライブが行われていました。 vo.Maria pf.伊藤 薫 gt.ウエキ弦太 wb.新岡誠 perc.中島オバヲ < 1st stage > ◆ Antonio's Song ◆ Smooth Operator ◆ Close to you ◆ Lullaby of BirdLand ◆ 梅干しの唄 ◆ ダンスはうまく踊れない ◆ Killing me softly ◆ I'm not alone < 2nd stage > ◆ misty ◆ La Cienega Boulevard ◆ Johnny Guitar ◆ Summer time ◆ Lovin' you ◆ 愛を語ろう ◆ Many times < 3rd stage > ◆ At your best ◆ Every breath you take ◆ 動かない唇 ◆ The look of love ◆ Lately ◆ 嘆きのメロディー ◆ I believe 本日のウエキ弦太はゴダンで登場。 ギターシンセのいろんな音や 持ち前(?)のおしゃべりも飛び出しました。 ギターの見せ場的には 1st > 2nd > 3rd という感じ。 1stと2ndが、ギターも、みなさんの演奏も、MariaさんのMCも絶好調で、 とても楽しかったです。 1st 「Close to you」 ではギターが気持ちよく歌います。 歌ってるギターと、歌ってるボーカリストさんと、 もうひとつ歌っているのは・・・ スーパーコーラスだ! 生声でもばっちり届くスーパーなコーラスに、 Mariaさんもびっくり。 今回は弦太さんオリジナル曲が盛り込まれていました。 1stで歌われたのは 「梅干しの唄」 曲紹介のとき、 会場に対して弦太さんが 「梅干しの唄って知ってますか」 と問いかけると、 前のほうのテーブルにすわっていらした女性たちから 「知らなーい!」 と、いい返事が(笑)。 一瞬弦太さんもびっくりしたようでしたが 「知らない。何それ、教えて教えて」 という感じに発展していって、 ステージと客席の会話、いい感じでした。うん。 もちろん唄も。 2ndは、 「Summar time」のギターソロが、気持ちよかった。 ひさびさにゴダンが大活躍です。 ギターの音と、シンセの音が半々な感じに聴こえました。 楽器がひとつ増えちゃったような。 わわわ! 「Lovin' you」で登場したシンセは、何の音だったのでしょう。 何だかハンドベルのような感じがしました。 おもしろいなあ。 MCで、最近戸建のおうちからマンションに引っ越したMariaさんが、 発声練習をするとき ご近所に不審に思われてないか心配、と言ったところから、 「楽器のみなさんはおうちではどうやって練習してるんですか?」 との質問が。 ギターやピアノはサイレントでできそうですが、 パーカッションはどうなんだろう。 「家(特にマンション)では、できません」 と、中島オバヲさんから回答がありました。 ずしん、と、地響き的振動がするので やはりおうちでは無理だそうです。 「練習するなら外かスタジオ」 という言葉に、 GWのT本I匹さんを思い出しました。 もし屋外で、 パーカッショニストさんが練習してるところに出くわしちゃったりなんかしたら すんごくわくわくしちゃいそうです。 さて。 わたしはあまり洋楽を聴いて育っていないのですが 「Killing me softly」 「Every breath you take」 は、好きなアーティストがカバーしていたり 好きな舞台で使われていたりして 強く印象に残っている大好きな曲たちです。 この2曲を、このセットで、 ギターシンセで ストリングスなんかも効いちゃってる感じで聴けるなんて とても楽しいです。 すてきだなあ。 かっこいいなあ。 うわわあ。 2月最初のいちにち ギターもまさに花盛り。 いろんな音、思わぬおしゃべりを聴くことができて たいへん楽しゅうございました。 |
2006/2/19 | |
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峠恵子〜麗しのカーペンターズ @ 千葉市若葉文化ホール |
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vo.峠恵子 gt.ウエキ弦太 perc.トミー前田 / 公一郎BAND 峠恵子さんのボーカルを中心に、 弦太さんとパーカッションのトミー前田さん以外は 出演者もスタッフもすべてアマチュアのボランティアスタッフというこのイベント。 約500名が収容可能な客席はほぼ満席。 ホールのみなさん・スタッフのみなさんのヤル気が ひしひしと伝わります。 舞台上には峠さんを、 ゆるーいおうぎ型でかこむカタチで白いミニ舞台が5つ。 弦太さん・トミー前田さん・公一郎バンド3名(ギター・ドラム・ピアノ) の5名のバンドメンバーが それぞれの専用ステージで演奏しました。 弦太さんはオリジナルで 「明日が見えるまで」 を披露したのですが、 そのとき弦太ステージだけが ぐぐぐぐぐっ と前にせり出してきてびっくりしました。うわ! 奥にはステージを一生懸命押しているスタッフさんが。 がんばれ、がんばれ! 大きな舞台で聴く弦太生歌は、 いつもと一味違いました。 実は遅刻して 「明日が見えるまで」が始まったころ会場に着いたのですが、 弦太さんの声がロビーいっぱいに響いていて おおおー、と感激してしまいました。 ピアノの方は、以前メビウスでの峠さんのライブで 公開オーディションを受けた方です。 今日のためにかなり練習したのだとか。 この、公一郎さんはじめ、アマチュアバンドの方々、 まさに「無我夢中」な感じが伝わってきました。 照明も舞台もPAも何もかもが 今までやってきたこと全部もりこんでやる! という、勉強中の方々の意気込みが伝わってくるもりだくさんさ。 とっても華やかで、おもしろいコンサートでした。 さて弦太さん、この日はもうひとつライブ掛け持ち。 ラストの曲が終わるやいなやスタッフの方が飛んできて、 総勢5名でギター撤収大会。 またたくまに、次のライブハウスへと去ってゆきましたとさ。 |
2006/2/19 | |
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奥山みなこの世界 @ 吉祥寺Strings |
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vo.奥山みなこ pf.リリーさん(太宰百合) perc.中島オバヲ gt.ウエキ弦太 千葉から吉祥寺へと飛んできた弦太さん。 初めてのボーカルの方で、終始ドキドキしている様子でした。 奥山みなこさんが太宰さんのことを「リリーさん」と読んだのが 衝撃的(笑)だったので、今回のレポートは 「リリーさん」で行こうと思います。 ぷぷぷ。 <1st stage> ◆ Gonna be alright ◆ I've got you under my skin ◆ 雨音 ◆ Help me ◆ Every breath you take ◆ 海が教えてくれたこと <2nd stage> ◆ Alfie ◆ Melody ◆ My Baby Just Cares For me ◆ To Much Love ◆ It's too late ◆ Just the way you are ◆ 花のように ◆ A House is not a home <enc.> ◆ September in the rain 前の会場からいちもくさんにかけつけたであろう弦太さん。 奥山みなこさんとは初対面だそうです。 リハの時間もおそらくあまりなかったと思われ。 本番が始まる直前まで他のメンバーと、 譜面片手にあれこれ確認しあっていました。 そんな緊張の面持ちの中始まったライブですが おなじみのオバヲさんと百合さんに囲まれて、 いつもと変わらぬ楽しい演奏を聴かせてくださいました。 ハラハラな感じもおもしろい。 奥山みなこさん、わたしも初めて聴いたのですが、 小川江利子(わかるかな)と、Crystal-keyを足して2で割ったようなお顔立ちで、 声量もあって、とても素敵な歌声でした。 弦太さんは昼間のコンサートからずっと、 ゴダン1本での演奏でした。 最近では 『色々な音色を聴かせてくれる楽器』 としての印象が強かったゴダンですが、 もともとは 野外などのライブのときに持ち替えをしなくてすむように と、導入された楽器。 今日は曲によって タイミングによって 1本のギターから、いろんなギターの音が聴こえました。 この日はそんなふうに、 ゴダンくんの本領が発揮されたいちにちだったように思います。 足元のペダルをぱたぱたと切り替える動作がたくさん。 ゆびさばきにはいつも見とれますが、 あの足さばきにも、びっくりです。 曲は、オリジナルとカバーを、バランスよく。 知っている曲もあって、聴きやすかったです。 以前にもちょこっと書きましたが 「Every breath you take」 すきな曲です。 いろんな方がカバーしていますが、 声量のある、パワーのある感じの声で歌われるときが いっそうすきです。 そして、弦太さんのこの曲の演奏を聴くのは 初めてではありませんでしたが、 ボーカルとの相性というか、 なんだか今日は、いちだんと気持ちよく聴きました。 さて本日特筆すべきは 2ndの 『My Baby Just Cares For me』 でしょう。 ピアノ先行の曲だったのですが、 百合・・・いや、リリーさん、 イントロを弾き始めると同時にピアノに合わせて なにやら歌い始めたではないですか。 しかもものすごいうれしそうに 弦太さんの方を向いて 「ねえ聴いて聴いて」と言わんばかりに。 耳にとびこんできたその歌は ♪ちいさなものから おおきなものまで うわ、まさにそのフレーズだ! わははははー! リリーさんの歌はイントロのほんの一瞬だけだったのですが ピアノとギター、 そのフレーズがずっと続くものだからもう、 頭から離れない。 しかも、忘れたころに曲中で ♪動かすちからだ のフレーズまで飛び出して、もう限界。 こみあげる爆笑をおさえることができませんでした。 もう、息もたえだえ。 見ると弦太さんもうつむきがちで、こころなしか顔がゆるんでいるような。 リリーさん「してやったり」の顔。 あねご!! しかも次の曲にうつるとき奥山さんが 「じゃあ次もこんな感じの曲で・・・。」 というMCを入れるとすかさずオバヲさんが 「ヤンボーな感じ?」 と返す始末。もう、あなたたち!(笑) ああいうとき 自分の弾いているフレーズが、他のものに聴こえてしょうがない 空耳アワーで爆笑なとき、 しかも、ずうっと演奏は続けなくちゃいけないとき 演奏者のみなさまはどんな気持ちなんでしょう。 どんなふうにして呪縛をとき放つのでしょう。 もう、おなかよじれるかと思いました。 アンコールでは弦太さんだけ譜面がなくて、 立ち上がってピアノのところにくっついて ピアノの譜面を一生懸命見ていました。 細かくてよく見えないのか ときおり一歩ふみこんで、譜面にぐぐぐっと顔を寄せたりしながら。 その様子もおもしろい。 なんだか他のパフォーマンスを見ているような。 そんな感じで、演奏はもとより いろんな意味でたのしいひとときでした。 わは。 |