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2005/12/31〜2006/1/1 | |
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〜終わりよければ全てよし2005、初めが肝心2006〜 【Countdown Live!】 |
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今年で3回目となる、 ウエキ弦太プレゼンツ カウントダウンライブ。 去年もはちゃめちゃに楽しかったですが 今年は超豪華な出演者リストに、 「去年以上にパワーアップしている!」と 期待に胸をうち震わせながら会場に向かいました。 そんな注目の出演者は ◆ 阿部美緒(vl) ◆ 井尻慶太(pf) ◆ ウエキ弦太(gt.&vo.) ◆ 太田みち子(perc.&vo.) ◆ 渋谷和利(bs.) ◆ 戸田和雅子(vo.>) ◆ 中島オバヲ(perc.) ◆ 橋本歩(vc) ◆ 矢幅歩(vo.) ゲスト 宮田まこと(gt.&perc.) and more... アベミヲさんとあゆみさんと戸田さんは去年から連続登板。 他のメンバーは 2005年に弦太さんが活動をともにした方々からよりすぐりのメンバー。 あのひととこのひとが一緒のステージに立っちゃうんだ! とか ガラパゴやっちゃうんだ! とか 満員の会場に 始まる前からココロはもうお祭り騒ぎです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ いよいよ定刻。 弦太さんがステージに登場して、MCからのスタートでした。 1曲目 何だかゆったりとした調子で始まります。 ??? なんだろうこの曲、と思ったら。 「マイアヒー」 なんと!! しかも弦太さんと井尻さんのツインボーカル(?)。 初めから爆笑です。 vlとvcも入った、ちょっとおしゃれな感じが より一層の爆笑を誘います。 マイアヒがそのまま「Something〜」に続いちゃうあたりもすごい。 もう、すばらしい幕開けです。 戸田さんコーナーでは 「プチッとワンマン」で聴いた「雫のドーム」がまた聴けてうれしかった。 そうかあ、アベミヲさんと戸田さんの出会いは 去年のカウントダウンだったのですね。 こんな出会いが、今年のメンバーにも起こったかな。 戸田さんの曲の中でふんだんに使われる アベミヲさんとあゆみさんのピチカートが、とてもすてきです。 いつの演奏でも弦太さんは サポートする方のことをよーく見てるなあ、と思いますが、 戸田さんサポートのときはより一層 戸田さんの動きを見ているような気がします。 ギターの手を、じいっと。 「でかけよう」のとき 「じいっとみてるなあ」と思ったら、曲の終わりで 弦太さんは戸田さんとぴったりおんなじ手の動きをしていました。 (弦から指を離すときの格好とか) とださんのまねっこ。 そんな遊びがとても楽しい。 おお、ぴったんこ! かーちょいー!と思いました。 表情も心なしか ぴったんこで終われた満足の 「にんまり」 といった感じでおもしろかったです。 ステージ上のひとの多さもあって、 まんなかに立つボーカルとお客さんがとても近かったのですが 歌担当のみなさま どぎまぎしながらも、 場を楽しんでいるような。 あゆむさんの お客さんとコミュニケーションしながらの歌も とてもリラックスした感じで歌っているようで 気持ちよく聴けました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ さて 年越し前に恒例の、プレゼントコーナーです。 ここで 弦太さんと井尻さんがタスキをかけて登場しました。 弦太さんのタスキには 「マイクは放せません」 井尻さんのタスキには 「次期社長就任確実」 の文字が。 今年も 弦太さんのおうちにあったものや 先日仕事で行ってきた北海道キロロのおみやげや 出演ミュージシャンの方からの持ち寄りの品が 抽選でお客さんにプレゼントされました。 今年はパーカッションの中島オバヲさんが よく深夜の通販で見かける、 ころころと転がして腹筋なんかを鍛える健康器具を出品していました。 そういえば昨年は同じくパーカッションの竹本一匹さんが 友人の結婚式の二次会でもらってから持て余しているという バランスボールを出品していました。 パーカッショニストは健康器具好きなのか!? いや、自分で使わないから出品してるんだから、逆か。 さて このプレゼントコーナーの「特賞」ともいえる(たぶん) 「お歌のプレゼント」。 これを聴くのがカウントダウンライブのひとつの醍醐味になっています。 おととしは ♪よーく考えよー お金はだいじだよー 去年は 一匹ユジンと弦太チュンサンによる「最初から今まで」 そして今年は!! ピアノ井尻慶太とボーカルウエキ弦太による 豪華2段落ち余興でした。 ひとつめはは 「ホットペッパーCM 居酒屋クーポン」 そうか、だから「マイクは放せません」なのですね。 井尻さんの、モーツァルトばりの「まだ伴奏です」のツッコミの 切れ味のよさったら。 わはははは! 弦太さんの マイクを持つ手のふるえぐあいと おどおど加減が 教材研究の入念さを感じさせます(笑)。 (ちなみにオリジナルはこちらで見られます。) そしてもうひとつは、 「ドコモダケのうた」の替え歌 でした。 ♪余興がやめられない とか ♪こんなことやってるのは ぼくらダケ とか。 会場は爆笑の渦です、もう。 何があってもやめないでください、余興(笑)。 (ちなみにオリジナルはこちらで試聴できます。) ※音楽の購入等を試聴とまちがわないように気をつけてください。 うっかり課金されてしまっても、責任は負いかねます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ プレゼントコーナーが終わると 年明け乾杯用のシャンパンが客席とステージに配られ いよいよテンポ120の『Let it happen』で年越しです。 「カウントダウンライブというものは その場のリーダーが『今』と言った瞬間が年越し」 |
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という考えにのっとって、 会場みんなが、音楽と 「10・9・8....」 の弦太さんのカウントに集中します。 右の写真は、 当日のタイムキーパーを務めた 目覚まし時計さん。 |
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「Let it happen」は ただでさえあの爽快感や 駆け抜けるギターの音がたまらなくて イントロを聴いただけで立ち上がりそうになるだいすきな曲です。 そこに、もうすぐ年越し、という瞬間に ♪もう いーくつねーるーとー おしょうがつー のフレーズが入ります。 入ります!! うひゃう! 弦 「もう思い残すことはないですか2005年!!!」 客 「なーい!!」 こんなかけあいが起こります。 そして! 「...3・2・1 HAPPY NEW YEAR!!!」 場内は、乾杯の声に沸きに沸きました。 うおー。 2006年に突入し、演奏は怒涛のように続きます。 初めが肝心。 勢いに乗って! お祭り、お祭り、お祭りだー! すんごかったです。 幸先よい2006年の幕開けです。 わあー! 勢いのままにステージは Clave y Galapago コーナーへ。 今日はエレキなベースで序盤から参戦していた渋谷さん。 いつものベビーベースに持ち替えます。 ガラパゴさんの演奏も トレスギターの陽気な音も めでたい年明けにはぴったり。 いつもは3人のガラパゴに ピアノやチェロやバイオリンも入って ちょとゴージャスな感じです。 みちこさんの掛け声に乗って 会場は今日もダンスフロアに。 会場のみなさん 楽しい音楽とお酒も手伝って、最初から立ち上がって思い思いに踊ります。 すんごい! いつものプチ・ダンス講座でステップを教わって 会場のみんな、とてもいい笑顔で踊っていました。 しかも今回は客席にも歌わせちゃったり。 みちこさん、どんどんパワーアップしていますね。 わほ。 ちなみに、ライブ本編が終わったあと 3人で客席をラウンドしました。 ラウンド!! 先日のガラパゴライブで初めてお披露目された試みです。 この日は会場もこみあっていてわいわいしていましたが 自分のテーブルのところに ミュージシャンが来て演奏してくれるというのは とても楽しいし 爆笑しそうにおもしろいです。 そしてライブはいよいよ佳境へ。 出演者全員がステージに乗って(圧巻!!) 「上を向いて歩こう」 「You've got friend」 ふたつの曲を 3人のボーカリストが、歌い継ぐ。 今回のライブでは、ボーカルが4人いたわけですが それぞれがまったく違う個性を持っていました。 それぞれのひとの歌声を それぞれのひとのライブで聴いたことはありましたが、 一同に会したところで聴けるなんて。 歌い継ぐ、ボーカリスト3人。 そこに本日の立役者・ウエキ弦太さんがお客さんを巻き込みます。 最後の 「You've got friend」 は、会場みんなで。 楽屋いっぱいの歌声と演奏で この日のライブは幕を閉じました。 2005/12/31の22:00ほぼ定刻に始まり 1部から20分以上押したためにインターバルがほとんどなく 2006/01/01の02:20くらいまで 約4時間半ほぼぶっとおしで演奏が続いた トライアスロン的な そして福袋的な年越しライブ。 開けてみるまで中身はわからないけれど 絶対損はさせない盛りだくさんさ。 弦太さんは演奏や歌や進行でも大活躍でしたが それ以外のところでも きっとあの大所帯のメンバーをまとめあげるのは ものすごいことなんじゃないかな、と思いました。 すごい。 すごいなあ。 「初めが肝心」と銘打ったこのライブ。 おかげさまで2006年 幸先のよいスタートが切れました。 本当に楽しかったなあ。 今年も楽しい音楽に たくさんたくさん、出会えますように。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ |
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 〜終わりよければ全てよし2005、初めが肝心2006〜 ウエキ弦太 Presents Countdown Live! <1st> ◆ 恋のマイアヒ ◆ Something is comin' up ◆ Letter ◆ 戸田和雅子 3曲 ・ 11月 ・ 雫のドーム ・ でかけよう ◆ 橋本歩&宮田まこと(チェガットサウダージ) 3曲 ◆ 矢幅歩 3曲 ・ Knocks Me Off My Feet ・ Here Tonight ・ 北風と太陽 <2nd> ● プレゼントコーナー ◆ Let it happen 〜年明け〜 ◆ Go for it ◆ 都会のたぬき (嫁さん・すてきな彼氏・マンション・(ギターの)うで) ◆ 明日が見えるまで ◆ Clave y Galapago 3曲 ・ Delirio ・ Quemanera De Quererte Quererte ・ Cachita ◆ 上を向いて歩こう ◆ You've Got a friend ◆ Son de la loma (本編はここまで) and more... |
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※写真は、許可をいただいた上で掲載させていただきました。 |
2006/1/11 | |
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〜新春 2days Special Live〜 第1弾 CLAVE Y GALAPAGO @銀座TACT |
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ウエキ弦太氏の2006年ライブ初めは、おなじみ銀座TACT 2 DAYS。 その第1弾は、最少にして最強のユニット『CLAVE Y GALAPAGO』 re.村山直子を迎えてのラテンでご機嫌な夜 vo.&perc.太田みち子 b.渋谷和利 gt.&tres.ウエキ弦太 スペシャルゲスト:リコーダー.村山直子 < 1st stage > ◆ 一月一日?Yolanda ◆ Mango Mangue ◆ 愛を語ろう ◆ タナロットの夕日 ◆ Mi Tierra ◇ サプライズ Happy Birthday dear Yambu! ◆ Son al son ◆ Cachita < 2nd stage > ◆ Lagrimas Negras ◆ Delirio ◆ 赤とんぼ ◆ 思い出は美しすぎて ◆ 私はピアノ ◆ Chan Chan ◆ Me voy pa'l pueblo ◆ Quemanera de quererte quemanera < Enc. > ◆ Son de la loma 『おいおいガラパゴさんよう、勘弁してくれよ。』 と、いいたくなるくらい。 新年にふさわしく、抱腹絶倒な駆け出し。 前日に入念な練習が行われたらしい、という情報は こちらで入手していたのですが、これほどとは。 とくに1stステージの初めの方に 楽しい出し物が満載でした。 「『clave』 は みちこちゃん 『galapago』 は ヤンブー ぼくは 『y』 です」 なんて、このセットでの自己紹介ではいつも自分をおまけみたいにいう 弦太さんですが、 あの出し物たちのセンスは、明らかに弦太さんのものだと思います。 影のドン、でしょうか。 それとも案外みなさまおんなじノリなのでしょうか。 きっと、似たもの同志なんだな。 おまけなんかじゃありません。 キーパーソンです。きっと。 ああおもしろい。 1曲目の『一月一日』が この日のライブのすべてだったかもしれません(笑)。 1番はふつうに演奏。 ちょっとちがうことといえば、 クラーベのリズムに乗せての演奏だったこと。 でも、ガラパゴ風味のお正月ソングだ!と、 にこにこふつうに聴いておりました。 んが。 2番はなんだか替え歌です。 まんなかのみちこさんが、 いい声で堂々と、替え歌を! 内容をご紹介したいのですが、 合いの手が強烈過ぎて覚えていられませんでした。 みちこさんのボーカルに、両側の男性陣が入れる合いの手?コーラス? ♪ ド・ド・ドリフの大爆笑 の節で ♪ ガ・ガ・ガラパゴの新春ライブ と! もうあのときの、Yambuさんと弦太さんの嬉しそうな顔が忘れられません。 おかしすぎる。 わっはっはっはっはー! 新春1発目、つかみはオッケーです。 そして注目すべき弦太ぎゃぐ初め。 |
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ガラパゴは、段差があるステージは初めてです。 段差があるのにダンサーもいる! |
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もうほんとうに嬉しそう(笑)。 今年もこの調子で、痛烈なおやぢぎゃくを繰り広げてください。 さて。 愛を語ろう タナロットの夕日 弦太さんのオリジナル曲も みちこさんの情感たっぷりな熱いボーカルで、 あたらしい印象。 そして出し物第2弾は、 明日が誕生日のYambuさんのために 弦太さんとみちこさんが仕掛けたサプライズでした。 「Mi Tierra」の終わったあと 予定外に頭から鳴り出す弦太さんのトレス。 何の曲かわからずに、あわてて譜面を探すYambuさん。 わは。 「あと数時間でお誕生日のYambuに、みんなで歌を歌いましょう!」 とみちこさんのかけごえ。 会場みんなでYambuさんに向けて 「Happy Birthday」を歌います。 うれしびっくりきょとんとしているYambuさん。 みちこさん大成功! そしてお店の方からケーキが運ばれます。 ろうそくを、ふうっと吹き消すYambuさん。 おたんじょうび、おめでとうございます。 1部後半 スペシャルゲスト・村山直子さんのリコーダーも入り、 一層楽しい感じに。 ひとくちにリコーダーといっても、本当にたくさんの種類があるのですね。 そして、 ラテンな曲にもぴったりきちゃうんだなあ。 すてきだな。 と思っていたら楽しくなってしまったみちこさん 1st stageからダンス講座を始めてしまいます。 今日は小田原から駆けつけたダンサーズのみなさんもいらっしゃったり もう最初っから会場は『踊る』モード。 男女のペアになるのも早い早い(笑)。 ライブ前半から、汗だく息切れでした。 うは。 2nd stage ゲストの村山直子さんをまじえて、ラウンドからはじまります。 みなさん衣装もすっかり変えて。 わは! 1stより2ndのほうがなんとなく ガラパゴなイメージの衣装でした。 すてきすてき!みんなかっこいい!! そして2nd 特筆すべきは 「赤とんぼ」 です。 にほんのうた。 リコーダーの音が。 ガラパゴの演奏を、ゆうやけとするなら リコーダーは 夕焼け空に、親子に見守られながら ふうっ と飛ぶ 赤とんぼ。 情景がありありと目に浮かぶような。 ああ。 ダンスチューン(笑)も、こんな曲も、 どちらもしっかり聴かせてくれるガラパゴさん。 やっぱり今年もすてきです。 そして弦太的スポット(ぎゃく除く)は 「Chan Chan」!! いつもこの曲では、熱い熱いギターソロを聴かせてくれる 弦太さんですが この日はよりいっそう。 なんだなんだ なんなんだこのかっこよさは! わわわわわわあっと わわっと すんごい。 釘付けです。 でも お正月気分でテンションの上がったお客さんは それじゃあ満足しません。 「まだまだー!!」 と、客席から飛んでくる声。 目をまんまるくしながら 情熱のソロは続きます。 うっひゃう! しっとりとした曲から、熱い演奏 そしてやっぱり、締めはダンスです。 「さあみなさん、立って立って!」 いうが早いか、1st stage で体のあたたまった客席は 抵抗もなく全員が立ち上がります。 アンコールまでの最後3曲。 もう本当、明日は筋肉痛かなー、っていうくらいくたくたになりました。 あせだく。 客席があんなに パワーと笑い声にみちたライブは、初めてかもしれない。 いやあもう、ほんとうに ことしも楽しいライブ・ライフが送れそうだな。 そんな気持ちでいっぱいにさせてくれる 2006年、ライブ初めでした。 わあー! |
2006/1/12 | |
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〜新春 2days Special Live〜 第2弾 新・二三弦 @銀座TACT |
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ウエキ弦太氏の2006年ライブ初めは、おなじみ銀座TACT 2 DAYS。 昨日の『CLAVE Y GALAPAGO』につづき第2弾は 「和」 昨春の『さくらイブ』が好評の季節限定ユニット?『二三弦』に あらたにwb.新岡誠さんがが参戦して『新・二三弦』と銘打ってのライブでした。 wb.新岡誠 篠笛.村山二朗 acc.田ノ岡三郎 gt.ウエキ弦太 < 1st stage > ◆ 春の海 ◆ 逢桜〜Ou-Ou ◆ 夏の想い ◆ 梅干しの唄 ◆ 春 ◆ 赤トンボ ◆ さくら さくら < 2nd stage > ◆ Sunday Brunch ◆ 遠くへ行きたい ◆ Big Fun ◆ 沙也可 ◆ 五木の子守唄〜よさこい節 ◆ My Way < Enc. > ◆ 浜辺の唄 < Enc.2 > ◆ 家に帰ろう/guitar 〜 あの日と同じ空の替え歌 聴いていて 昨年の「さくらイブ」の記憶がよみがえってきました。 あの頃まだハコイリムスメはなかったので ライブレポがありません。 なので、昨年感じたことを微妙にまじえつつ。 お正月といえばこの曲。 「春の海」 おおお、こいつが来るとは、新鮮だ! でも、このセットならでは。 田ノ岡さんのアコーディオンにハプニングがあったりもしましたが (左手のベルトが外れてしまいました。) 1曲目からぎゅっと胸をわしづかまれました。 アコーディオンといえば、昨年の二三弦ライブのあと アコーディオンは 「笙」と構造がよく似ているらしい、 という話題で盛りあがったことを思い出しました。 構造が似ているから アコーディオンと笙の音は、とてもよく似ているのかな、と。 この「春の海」という曲では その感覚がものすごく活かされている、と、感じました。 目をつぶって 「これは笙の音なんだよ」 といわれたら信じそう、というか それが篠笛マジックというのか。 篠笛があって、アコーディオンが笙で、 ならばギターは、筝でしょうか。 なんだか全然接点のないように思っていた楽器たちを 対応させて聴くと、面白みが増します。 うわあ。 今日も 「梅干しの唄」が「ふるさと」から始まったり 季節にふさわしく「春」が聴けたり 「さくら さくら」に「春の小川」がまざったり 童謡唱歌にあたらしい色を加える弦太アレンジの宝箱で そりゃあもうたのしかったのですが 特に、昨日に引き続き演奏された 「赤トンボ」 についてすこし。 『笛といえば、この曲』 という感じで 昨日のリコーダーとの組み合わせにつづき 今日は篠笛が加わっての演奏。 あたりまえですが 同じ笛でも、この違い。 どちらもとても叙景的なのですが リコーダーは、澄んだ感じ。 篠笛は、いろんなものを含んだ感じ。 にんげんにたとえるならば リコーダーは、母 篠笛は、父 といった感じなのかな、うーん。 リコーダーは寄り添うような感じがするのですが 篠笛は、確固としてそこにある感じがします。 2ndは 1曲目に演奏された「Sunday Brunch」が、うれしかったです。 最近なかなか聴くことがなかった気がするのですが 篠笛の旋律で聴けるとは、またまた新しい。 和洋折衷感が楽しいです。 うん。 なんだかしっくり。 たのしいな、たのしいな。 そして 「沙也可」!! 昨年の二三弦でも演奏された、村山二朗さんのオリジナルです。 すんごくかっこよくて ギターが印象的で なんどもくりかえしますがギターがかっこよくて ギターがかっこよくて また聴きたい、聴きたいなあああああ と、思っていた曲です。 「沙也可」とは 九州の武将の名前で、豊臣秀吉の朝鮮出兵のときに 加藤清正軍の将として出陣したものの、朝鮮に寝返った人物、とのこと。 で、 その人が村山さんの祖先、という話でしたっけ。 祖先のひとりかもしれない、という話でしたっけ。 祖先だったらかっこいいな、という話でしたっけ。 そんな感じで記憶はかなりあいまいなのですが なにせもういちど聴きたかった曲。 もしまたこのセットがあるなら、ぜひリクエストしたい。 しつこいですが やっぱり今回も、かっこよかったです。 そしてアンコールは 「今日は絶対これが聴けるに違いない!」 と、期待していた 「浜辺の歌」 やった!やった! これも思えば去年の二三弦で、 初めて演奏されたアレンジでした。 あれから去年の何度かのライブで演奏され 弦太さんの代表的アレンジ曲のひとつになったのかな、と思いますが 浜辺の歌 宇宙飛行士 ジェット機のサンバ このまざりぐあいは、 やっぱりやみつきになる気持ちよさです。 ここちよい。 はふ。 そして にくいダブルアンコールは アルケミストの3rdアルバム「くちびるに歌を待て」の最後に収録されている 「家に帰ろう/guitar」 「普段なかなか聴けないやつを1曲」 と始まった演奏。 ライブで聴けるとは思ってもみなかったので、びっくりしました。 うわあああ。 じいん。 ふいにマイクを口元に寄せたので 「もしや歌うのか!?」 と超びっくりしましたが、 そのくちびるからとびだしたのはおなじみ 「あの日と同じ空の替え歌」 ああびっくりした。 ふふふ。 新岡誠 村山二朗 田ノ岡三郎 ウエキ弦太 このセットは 『風貌よりも、演奏よりも、パフォーマンスよりも、 名前で出演者を決めていこうと思う』 とのこと。 名前。名前。ふひゃひゃひゃひゃ。 今後またどういったかたちになるのか 季節限定のユニット 来年も楽しみに、待ちたいと思います。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 新春TACT 2 Dasy 本当に楽しい企画でした。 半券持参の新春特別料金もうれしかった。 おまつり!おまつり! 行けなかった方 片方だけ行った方 両日行った方 すこしでも、楽しさが伝わったなら、さいわいです。 |
2006/1/15 | |
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アルケミスト @ 神戸三宮CASH BOX |
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おなじみとなったアルケミストの神戸ワンマンライブ。 今回もギターサポートで出演されました。 セットリストや全体のレポートはこちら。 今日はオベーションとゴダンが登場 冒頭の「なみだ」からもう ソロは力強く、しかもいつもよりちょっと長め。 しょうたろうさんの 「あけまして おめでとう おめでとう」 の即興フレーズをなぞるギター。 「Days」も、はじまりがいつもとちょこっと違いました。 ピアノのソロに呼応する ギター ギター キター! 「にちようび」も ところどころで ぴょこっ ぴょこっ ととびだして 印象的な音を残します。 そんなふうに 元気な序盤の曲たちは ギターびいきとしてはもう 「うわわわわわああああ」 と立ち上がりたくなる瞬間が何度もありました。 うひゃ。 うひゃひゃ うひゃ。 「一日の終わりに」のあと、アルケミスト以外のメンバーは一度はけて 即興でボイパの悠さんだけが再登場したのですが いじりさんとしょうたろうさんが即興の説明をしたり お題を聞いたりしている間、そのうしろに立っている悠さんが なんだか下手袖をにやにやと見ながらコミュケーションしています。 ? と思っていたらすかさずしょうたろうさんが 「そこ!楽屋と私語すんな!」 と一喝。すると答える悠さん曰く 「弦太さんとジャンケンしてた」 ジャンケン! 本番中にジャンケンかよ!(笑) こんなふうに、演奏以外でもユーモラスなところをのぞかせてくれます。 ああおもしろい。ぷぷぷ。 「笑って笑って」 おなじみ、しょうたろうさんが最後の 「ゆーこーうー」 の前にバンドの音をいったん止めようとするシーンでは今日も、 「しーっ!」 と人差し指をくちに当てるしぐさをするしょうたろうさんのじゃまをして ちゃりんちゃりん と、ギターのヘッドのほうをピックで鳴らします。 ちゃりんちゃりん わん。トレスみたいだ! 「地図」 も、ギターのフレーズがいつもと違う感じで 新鮮でかっこよかったし 「ありがとうありがとう」 で、しょうたろうさんに 「もっと もっと ありがとうが聴きたいー!」 とあおられての 『ギターでのありがとう』 も、もう。 あたまの中を風がつきぬけるような 芯のほうから目が覚めるような そんな気分。 全体のレポートのほうでも書きましたが 今回のライブ、とにかく、 たたみかけるようなギターとピアノのフレーズが 印象的でなりませんでした。 最初はなんとなくのアイコンタクトから始まった ギターくんとピアノちゃんの会話。 話し始めたら、会話が弾んで弾んでとまらなくなっちゃって まだまだ話したりない、たりない! というような。 楽器は歌うだけじゃなくて おはなしもするんだな。 バンドのみんな、楽器どうしが会話しているんだ。 ギターくんとピアノちゃんのおしゃべりは いつまで聴いていてもちっとも飽きないなあ。 そんなわくわくな、神戸でのひとときでした。 |
2006/1/27 | |
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CLAVE Y GALAPAGO @ 立川ラ・バンバ |
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今年最初のガラパゴ@ラバンバ。 金曜の夜、お店は入れない人もいるくらいの大盛況。 そんなにぎやかな空気にぴったりな感じで、 今日のガラパゴも『1月特別バージョン』でお届けされました。 vo.&perc.太田みち子 b.渋谷和利 gt.&tres.ウエキ弦太 < 1st stage > ◆ 一月一日?Son de la loma ◆ Mango Mangue ◆ 愛を語ろう ◆ Mi Tierra < 2nd stage > ◆ Lagrimas Negras ◆ Yolanda ◆ 思い出は美しすぎて ◆ Son al Son < 3rd stage > ◆ タナロットの夕日 ◆ Chan Chan ◆ Me voy pal' pueblo ◆ Quemanera de quererte quemanera < enc. > ◆ Cachita さて1曲目。 今日の1曲目はなんだろな〜。 ・・・・。 !! もう、イントロが始まった瞬間 条件反射に笑いがこみ上げて ステージをみるために顔をあげることもままならなかったです。 『一月一日』 先日の新春ライブで聴いて おもしろくておもしろくて仕方なくて 「来年まで聴けないんだな〜」 なんて思っていたら、こんなところで! ♪ガ・ガ・ガラパゴの新春ライブ〜 のあいのてを入れる渋谷さんと弦太さんの2人は 本当、ありえないくらいに嬉しそう。 わは、わはは! そして Son de la loma に続いていく曲の切り替わりのタイミングが たまりませんでした。 うわん、たのしい! この日、渋谷さんは ベース・トレスとともに、ジャンベをたたいていました。 うわ! 弾きつつたたいちゃうんだ! びっくり。 おもしろい。 ジャンベの入るタイミングも絶妙です。 今回もいつものように ラウンドや、ダンスコーナーもきっちり。 ダンスコーナーの始まるときはいつも みちこさんのダンス講座のうしろで渋谷さんと弦太さんが おどり練習用のフレーズをくりかえし弾いているのですが そのときのこと。 あれれ、これはなんだか聴いたことがあるフレーズだぞ。 なんだっけなんだっけ。 あ! 弦太さんが 『Sunday Brunch』 のフレーズを弾いてるではありませんか。 『Sunday Brunch』!! また曲をまぜたな、このやろう。 このときの弦太さん なんだか、 あたりまえのような顔をしてギターをぽろぽろ弾いています。 もううう。やられた。 この、即興な感じが、遊びゴコロたっぷりな感じが いたずらっ子のような弾きっぷりが たまらなく好きです。 あああ、楽しかった。 みちこさんの歌う「タナロットの夕日」もとてもすき。 またぜひ歌っていただきたいです。 先日のTACTでのライブは 今までのガラパゴに新しい試みがふんだんに盛り込まれて とても愉快だったのですが、 今日はこれを踏襲しつつ ジャンベが入ったり、また新たな要素が加わりました。 ボサノバに カバーに そしてオリジナルに。 2006年のガラパゴさん。 あたらしいものを たくさんたくさん見せてくれそうな予感でいっぱいです。 |