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| 2010/1/16 (日) |
加瀬田聡カルテット @ 行田市産業文化会館ホール
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vo.高田なみ gt.ウエキ弦太 wb.新岡誠 perc.加瀬田聡
埼玉県行田市にある、大きな大きなホールでの演奏でした。
幕が上がるとともに、かせっちのパーカッションソロ。 ステージには、スーツ姿の弦太さんと新岡さん! と、いつもの白い帽子に、いつもの白シャツ赤パンツのかせっち(笑)。
「加瀬田聡カルテット」なのに 真ん中でMCマイクを持つと 緊張のせいかちょっとどぎまぎしている感じのかせっちと マイクを奪って(?)いつものペースでおしゃべりをする弦太さん(笑)。
でもそんなとき
後ろのほうでぼそぼそとつぶやくほうが
普段ぽくて、いい感じなかせっち(笑)。
関係性が、出来てるなあ。
弦太さんの、親しみのあるトークには
会場から笑い声も起こったりして、とってもいい感じでした。
さすが。
1曲目は「Go
for
it」だったかな。 2曲目は、「梅干しの唄」!
弦太さんのオリジナル曲や、歌まで聴けるとは思わなかったです。 会の性質上か、音量などはかなり上品な感じでしたが
楽器がわりあい静かだったぶん、弦太さんの歌声は、しっかり届いた気がします。
短い演奏だったけれど、2本のギターが登場して
30分、ほんっとうにあっという間の演奏でした。
弦太さんのスーツ姿は、ひさしぶりでした。
今シーズン、スーツ弦太に出会えてよかった(笑)。
遠かったけれど、行ってよかったな。
最近のスーツな雰囲気のライブは、若僧にはちょっと敷居が高いです。
弦太さんの演奏する場が、遠くなったなあと感じないではいられない今日この頃。
また近くで、聴けるといいな。
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| 2010/1/23 (土) |
あす は アル @ 沖縄北谷 LIVE HOUSE MOD'S
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【出演】
アルケミスト / ういずあす
アルケミストの、オフィシャル沖縄ツアーに合わせて行われた
北谷にあるライブハウス・MOD'Sでのライブ。
沖縄で活動している女の子3人組 「ういずあす」 さんとのツーマンライブでした。
「梓」から始まった、この日のライブ。
「笑って笑って」 や 「ハピネス」や
今日は口がまわっちゃった 「もも」 や、 「チアリーダー」 や
おなじみ・即興のコーナーや
カバーの 「恋しくて」 や
セッションの 「涙そうそう」 や
いつものライブのように、いろーんな曲をやったけれど
やっぱり沖縄だと、なんだか違う。
高揚していて、演奏も、それ以外のパフォーマンスもとってもいい感じ。
例えば「笑って笑って」で、お客さんに歌ってもらう場面。
いつもだったら、しょうたろうさん
男子・女子 とか、住んでる場所とか年齢とかで
お客さんを分けて歌わせるのですが
この日は客席を
うちなーんちゅ・やまとんちゅ で分けて
沖縄ならではの盛り上げ方をしていました。
お客さんだけじゃなくて
お店のスタッフの方たちもみんなで一緒に歌って。
バーカウンターの中から聴こえてくる大きな歌声には
とっても嬉しい気持ちになりました。
楽しくて楽しくて、わあっとした気持ちで聴いたので
細かい印象がぼんやりしてしまっているのですが
聴き終わったあとはとにかく
「いいライブだったー!」 という気持ちでいっぱい。
「ういずあす」 さんのライブも
沖縄の魅力満載・元気いっぱいで
元気になれる、楽しい楽しい時間でした。
弦太さんはといえば、ぐるぐる厳重に巻かれて東京から運搬されてきた
おなじみ・オベーションギター1本での演奏でした。
ういずあすさんの奏でる三線と、弦太さんのギターの音。
同じメロディーを、三線で奏でる場面と、ギターで奏でる場面とがあって
その聴き比べは、耳に新鮮でわくわくしました。
余談ですが
去年のアルケミストツアーでのMOD'Sでのライブのときと
弦太さん、同じシャツでした。
沖縄だと、あのシャツを選びたくなるのかしら(笑)。

ライブじゃないけれど、同じ沖縄ツアー中
移動のバスの中での
しょうたろうさん・弦太さん・悠さんのプチライブも
とっても素敵でした。
弦太さんのギターを、あんなに間近に、身近に聴ける機会
なかなかない。
貴重で幸せな時間でした。
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| 2010/1/28 (木) |
Clave y Galapago @ 恵比寿エルリンコンデサム
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お店は例によって例のごとく、満員御礼。
ほぼ定刻で、ガラパゴの陽気なライブが始まりました。
1曲目は、1月限定 「一月一日」ガラパゴバージョン!
1年でこの曲が聴けるのは、1月限り。
この演奏が聴けるだけで、嬉しくなっちゃう。
陽気なお正月曲から始まるも
メンバーにはそこはかとない緊張感が。
なぜなら今日は!
ハーモニカ・八木のぶおさんが遊びにいらしていたから。
最初はカウンター席に座っていらっしゃいましたが
2曲目からはがっつり、演奏に参加していました。
みちこさんの歌と八木さんのハーモニカとの組み合わせは
カウントダウンライブで聴いていますが
ガラパゴの中に入るのは初めて。
ハーモニカが入ることで、なんだかちょっと変わった雰囲気になります。
トレスギターを弾きながら
横に立つ八木さんを、嬉しそうに何度も見る弦太さんが、印象的。
いつも以上に、たくさんのひとがくるくる踊って
店内はすごい活気と熱気!
新年、幸先のよいライブでした。
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かせっちは、あっちを叩いたりこっちを叩いたり。
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| 2010/1/29 (金) |
Clave y Galapago @ 町田 Mi SALSA
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二日連続ガラパゴライブ。
「一月一日」、今年はこれで演奏納めです(笑)。
替え歌の歌詞も、男性のコーラスも、とっても愉快。
弦太さんなんて、わざとちょっと滑稽な歌い方をしたりして
余計に面白いです。ぷぷぷ。
MCでは全員の、今年の抱負が聞けたり
何だかかっこいい新曲が聴けたり
盛りだくさん。
弦太さんの今年の抱負に 「うひょー!」 と躍り出したくなったり
ヤンブーさんの、さらっと出たギャグに にやり としたり
ヤンブーさんがガラパゴに書いた新曲に吹き出しちゃったり
ヤンブーさんのボケに乗っかっちゃう楽しそうな弦太さんに笑っちゃったり
あーもう、面白かった!
弦太さんの熱い 「Chan Chan」 のギターソロは
目をぎゅっとつぶって、眉間にぐぐぐっとしわを寄せた、激しい演奏。
どこまでいっちゃうんだろう!と、すっかり釘づけです。
昨日と今日
両方で演奏された曲もあったけれど
お店が違えば、雰囲気も違う。
恵比寿とは一味違った空気で、楽しさがいっぱいのライブでした。
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| 2010/1/31 (日) |
The Reading Show act-5 @ 秋葉原UDXシアター
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【出演】
声優.速水奨 gt.ウエキ弦太 key.清水永之
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声優・速水奨さんの、朗読公演に行ってきました。
約1年振り、5回目になる「READING
SHOW」。
今回の演目は2本で、2本とも、夢枕獏さんの作品。
1つ目は「奇譚草子”輪廻譚”」(音楽:清水永之)
2つ目は「陰陽師“鬼小町”」(音楽:ウエキ弦太)
弦太特化なので、「鬼小町」のことに特化して書きます(笑)。
「鬼小町」の語りを聴くのは、2度目です。
おととし、2008年6月のこの公演以来。
あの時のことを克明に覚えているわけではないけれど
ただ聴いていた前回とは違い
今回は、原作をしっかり読んだ上で
公演に「挑む」という気持ちで、座っていました。
小説の朗読というのは、すごいと思います。
声優さんの、職人技。
出てくるいくつかの人物を、声色を変えて演じ分けるのですが
それだけでは物語は成立しない。
それぞれの人物の、性格・立場・その場面までの感情の流れ
そういうものを全部平行させながら、言葉を発する。
気持ちが高ぶっている博雅と
冷静に構える清明の
ふたりの会話のときなんか、特に。
行ったり来たりするふたりの感情を同時に表現するという作業には
息を飲みます。
そして、弦太さんの演奏。
朗読の伴奏(?)は、いつものライブの演奏と全然違います。
是非一度、聴いて欲しい。絶対ほれ直します。
音楽ライブは、その場の雰囲気をお客さんに負うところも大きいので
会場全部の雰囲気を楽しみます。
それに対して朗読公演は、基本的に、声や、音を聴くための公演です。
会場全体が、ステージの上の音に集中する。
お客さんは、声や音を発しないように、息を凝らす。
そういう緊張感の中でのギターの音は
一層澄んで聴こえます。
このクリアな感じは、他のライブでは感じたことがない。
やさしくて温かい音が、弦太さんのギターの特徴であり、魅力です。
でもこの澄んだ感じによって
「物語を伴奏する」という特性によって、ひやっとした、「冷たさ」が加わります。
やさしさは損なわず、でも冷たい。
こんな音があるんだ!
物語の展開に合わせて、演奏の熱さも変わります。
盛り上がっていく場面では
語りも盛り上がり、演奏も盛り上がる。
だけどあくまでも、主役は語り。
語りを引き立てながら、ギターも聴かせながら、場面は盛り上げる。
そこにも、ギタリストの職人技があります。すっごい!
弦太さんの音の幅を、より深く感じる公演でした。
朗読の前にはほんの一瞬ですが
弦太さんがマイクを持って、自己紹介的におはなしをする場面も。
本当に本当に一瞬しかしゃべらないのに
キャラクターが伝わるのは、すごい。
ここでも弦太さんは、お客さんに愛されているなあと感じました。
公演のパンフレットには、弦太さんからのメッセージも。
これも、ちょっと嬉しい(笑)。
ステージはもちろんのこと、パンフレットやチケットや
速水さんの朗読公演は、すべてがとてもていねいに作られています。
すっかり引き込まれてしまって、あっという間の1時間半。
「鬼小町」。
お話の後半は、桜の木の下が舞台になります。
ステージ後方の幕に照らされた、不思議な形の光。
それはまるで満開の桜のようで
速水さんと弦太さんが、桜の木の下で物語を紡いでいるような錯覚に。
弦太さんのメッセージにもあったけれど
このステージは、言葉・音・照明・お客さん、すべてがあって完成する空間です。
物語が終わったとき
桜吹雪の嵐の中に、たたずんでいるような気持ちでした。
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