GENTA live report 2010 JANUARY
GENTA Presents COUNT DOWN LIVE 〜虎の巻〜
寅年とーらい!年越しオーライ!盛り上がってちょーだい!
    
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2009/12/31 〜 2010/01/01
GENTA Presents COUNT DOWN LIVE 〜虎の巻〜
寅年とーらい!年越しオーライ!盛り上がってちょーだい!










@中目黒 楽屋    開場20:00 開演22:00
前売¥2,500   当日¥2.800
(年明け乾杯ドリンク付)+ order
 
【出演】
vo.太田みちこ vo.高田なみ vo.高岡陽子
harm. 八木のぶお gt.ウエキ弦太 pf.井尻慶太 bs.新岡誠 dr.臼井かつみ
 
 
 
 
 
 
 
 
set list

1. Introducution to 2010
2. summer Cruising
3. step on Africa

【ウエキ弦太】
4. 希望の詩
 
【高田なみ】
5. Close to you
6. Believe
7. 夢であえたら
 
プレゼントコーナー
 
【高岡陽子】
8. Isn't she lovely
9. 来るはずのない夏
10. Shalala
 
カウントダウン!
 

11. let it happen
12. Tequila
13. all right all night
 
【大田みちこ】
14. 私はピアノ
15. Me voy pal pueblo
16. Cachita
17. Son de la loma
 
【ウエキ弦太】
18. 太陽に向かってうたう歌

【全員】
19. Way Back Home
 
 
 
 
 
 
 
スタート 〜 休憩まで
 
みなさん、ようこそいらっしゃいました。
それではカウントダウンライブ、幕開けで、ございます。
 
 
 
22:00 ほぼ定刻
今年最後の、そして、来年最初のライブが始まりました!
 
 
 
わたしが行くようになってからのカウントダウンライブは
楽器隊のみでの、インスト演奏から始まっていたのですが
今回は開演のときに
出演者全員が、ステージに並びました。
1曲目の、新曲 「 Introduction to 2010 」
ボーカリストの女性3人も、コーラスで加わります。
これ、かっこいい!
 
 
全員集合のステージで、司会進行役のウエキさんから
まずはメンバー紹介。
 
 
最初に出演者みなさんの顔が見られる
このスタイルは、とってもすてきだなと思いました。
 
 
 

 
 

 
何と!エレキベースの新岡さん!
「Step on Africa」 のベース、かっこよかったなー。

八木さんと新岡さんのインナーシャツが、おそろいっぽくないですか?
 
 
 
弦太さんはこの日のライブ
3分の2くらいが、エレキギター。
カウントダウンライブは、8月の JIVE×LIVE についで
(あるいはそれ以上に) がっつりとエレキの演奏が聴ける機会です。
超貴重。
アルケミストのライブサポートのときなども
エレキギターは登場しますが
歌の人を引き立たせることを考えた演奏とは、全然違う
激しさ、熱さ、大好きです。
 
 
 

→ そ っ て ゆ く 過 程  →
 
 
 
エレキギターをオベーションに持ち替えて
 
 
「途中で終わったり、早くなったり遅くなったりすることのない
臼井かつみの心をつかまんばかりの手拍子をお願いします」
 
 
という前ふりで始まったのは
「希望の詩」
 
八木さんのハーモニカの入った前奏は
一瞬長渕剛さんの「とんぼ」に聞こえてびびりましたが(笑)
おなじみの、弦太さんの曲でした。
 
 
激しい演奏が続いたあとの、優しい曲。あったかい歌声。
そして、大好きな曲です。ほっとする。
 
 
 
楽しい前半戦も、1時間ほどで終わり
お楽しみ抽選会に向けて、若干の休憩時間に入りました。
 
 

 
 
 

 
 
set list
 
1. Introduction to 2010
2. Summer Cruising
3. Step on Africa

4. 希望の詩

【高田なみ】
5. Close to you
6. Believe
7. 夢であえたら







プレゼント大抽選会 〜 高岡陽子
 
 
若干の休憩時間をはさみ
今年もおなじみ お楽しみ大抽選会が始まりました。
参加の各ミュージシャンから持ち寄られたすてきな品々が
会場のお客さんに抽選でプレゼントされるという企画です。
 
 
23時15分頃からスタート。
 
 
プレゼンターの弦太さんと井尻さんは
トラ柄のおっきな蝶ネクタイをつけての登場です。
 
 
   
 
 
ひとしきりプレゼントの抽選が行われまして
今年も最後の特等は、恒例・お歌のプレゼントです。
 
 
今年は。
 
 
「まねきネコダック」 でした!
ちなみに、オリジナルはこちらで見られます。
 
ネコとあひるにかわって
いじりんとげんたが力を合わせて、幸せを招いてくれるという
とっておきのプレゼント!
ピアノの伴奏は、このためだけに大阪からやってきたという(笑)、高岡陽子さん。
 
 
ここまでで、弦太さんはずいぶん楽しくなって舞い上がってしまったようで
歌がよくわからなくなってしまったり
段取りが、予定されていたものと違ってしまったりして、てんやわんや。
 
「もっかいやらせてください!」 と、プレゼントでは異例のやり直しがあったり
バタバタ感が、また楽しいです。
 
 
    
 ま ね き ト ラ で す よ 。
 
 
当選された方に弦太さんが歌の中で
「欲しいものは何ですか?」と尋ねました。
 
かつみさんのファンで、ドラムをやっている方だそうで
「かつみさんのスティック。」と答えると!
 
 
本当のスペシャル。
かつみさんがステージに登場して、スティックをプレゼントしました。
「未使用と、使ったやつと、どっちがいいですか?」なんて聞きながら。
そりゃあ、使ったやつのほうがいいに決まってます(笑)。
さっすがかつみさん!
 
 
 

 
 
カウントダウンの前に登場したのが
今回初登場・ボーカルの高岡陽子さん。
アルケミストのライブのコーラスでもおなじみの
とってもチャーミングな女性です。
 
 
はるばる大阪から自転車で、箱根の山を越えてやってきたという陽子さん。
弦太さんとの軽妙なトークも、絶妙でとっても楽しい。
 
陽子さんが真ん中に立って歌い、弦太さんがサポートするのは
2009年、アルケミストのライブとからんで、何度か機会のあった演奏です。
ずっと聴きたかったのですが、関東での演奏機会がこれまでなくて
今回初めて聴くことができました。
 
 
ふわっとしていて、パワフルで、あったかくって
そんな歌声はもちろんだけれど
楽しそうに、全身を使って表現する姿が、すっごくかわいい!
 
大きく手を伸ばしたり
ピースサインをしたり
くるっとまわってみせたり
 
アルケミストのライブでも
後ろから客席を盛り上げる様子はとってもすてきだったけれど
ソロになると、さらにこんなにパワーアップするんだ!
 
 
アルケミストのライブで見てから、陽子さんにすっかり魅了されてしまい
実は1年くらい前から
陽子さんの髪型をまねしています(笑)。
そんな陽子さんと、今回お話できるかなー、なんて思っていたけれど
とても声なんてかけられず。
遠くから見ているだけで、精一杯でした(笑)。
 
かわいいんだけど、どこか男前で、そんな姿はかつみさんとも近い感じ。
 
 
ほんの3曲でしたが、2009年ライブ締めにぴったりの
つきぬけるような楽しい演奏でした。
 
 
  
 
 
 
  
 
 
 

 
 
 

 
 
set list
 
【高岡陽子】
8. Isn't she lovely
9. 来るはずのない夏
10. Shalala
 
 
 
 
 
 
 
カウントダウン 〜 エピローグ
 
 

 
カウントダウン演奏前・乾杯ドリンク配布待ち中。
女性はみんなトラ耳をつけ、スタンバイ。八木さんは怪しげな格好…。

 
 
 
今年はここまでの進行がかなりスムーズで
カウントダウン前の時間がかなりゆったりしていました。
 
毎年タイムキーパーを務めてくれている
ウエキ家のムーミン時計の時刻が
正確ではないと、直前に判明したそうで
今年は、たった今電話で正確に合わせたばかり、という
弦太さんのお友達の時計が急遽、借り出されました。
 
 
23時55分頃
年越しまでには、もう一息、たっぷり時間があるぞ、というタイミングで
演奏スタート!
年越しはもちろん 「Let it happen」。
 
 
年越しがいよいよ近くなります。
かつみさんは、秒針に合わせた正確なリズムを刻んで。
 
 
 
年越し直前のギターソロは
今日一番にぎゅいんぎゅいんと、激しいプレイ!
おきまりの
♪もーう いーくつねーるーとー お正月ー
のフレーズが、エレキでハードに奏でられます。
 
 
 
HAPPY NEW YEAR!
 
 
 
年明けとともにクラッカーを鳴らし、シャンパンで乾杯!
 
 

 
 か ん ぱ ー い !
 
 
 
「2010年も行くぞ!」
という弦太さんの掛け声とともに再開した演奏の
かつみさんのドラムといったら!
 
 
そんな激しい流れの中で
続いた次の曲の、イントロのエレキギター。
聴いたことがあるぞ。
ふふふ。
「Tequila」 だ!
この流れも、おなじみですね。ふふふ。
お客さんも、当たり前のことのように「テキーラ!」と叫ぶさけぶ。
 
 
そして八木さんのハーモニカが、体中にびしばし突き刺さります。
うおー!
 
 
この曲中は、それぞれのミュージシャンのみなさんのソロがたっぷりでした。
それぞれが、迫力。
 
 
新年3曲目も、おなじみの「all right all night」。
で、この曲のとき
不意に客席に駆け降りるげんた!
 
 


お客さんも楽しそう。弦太さんも、生き生きしている(笑)。
 
 
 
    

トラグッズを身に付けたみなさん。 かつみさん、かわいい!新岡さん、すごい…。

ちなみに、新岡さんのベースについている リラックマ のぬいぐるみ。
カウントダウンとともに、トラの着ぐるみに着替えていました。芸が細かいぜ!

 
 
 
ようこそ2010なインスト3曲に続くのは
本日3人目のボーカリスト・大田みちこ。
みちこさんパートが始まる前の、弦太さんの楽器持ち替えタイムに
マイクを渡されたのは、かつみさん。
 
 
かつみさんは、去年のカウントダウンのときには
怪我していたため、片手での演奏でした。
今年は両手で演奏できて、ここでまたみんなと新年を迎えられる
その喜びを、かみしめている、と、話してくれました。
 
 
かつみさんの言葉と、表情とに、じーんとしてしまいました。
 
 
 
 
 
そんなわけで、みちこさん登場!
 
 
みちこさんは、普段から弦太さんと同じバンドで活動しているだけあって
ふたりの会話の、呼吸はぴったり。
弦太さんの表情も心なしか、今日でいちばん穏やかな気が。
 
 
 
 
 
 
みちこさんパートの曲は
いつも 「Clave y Galapago」 のライブで演奏されている曲ばかり。
 
ガラパゴのライブに行ったことのあるお客さんにとってはおなじみで
手拍子をしながら、立ちあがって踊る方もたくさん。
すっごい!
 
 
「Cachita」 では、高田なみさんと陽子さんも、コーラスで参加。
にぎやかなボーカル!
トレスギターの陽気なソロも、ガラパゴのときにはないハーモニカのソロも
爽快で気持ちいいぜ。
 
 
曲の途中で、「ウー ほーう!」 といった感じの雄たけびをあげていたのは
誰だったんだろう。弦太さんかな。井尻さんかなあ。
「超気持ちイイ!」という気持ちが、伝わってくる雄たけび(笑)。
ひゃっほう!
 
 
 
 
最後の「Son de la loma」 では
お客さんで来ていたパーカッションの方と
いつも高岡陽子さんのサポートをしているドラムの方も飛び入り参加して
総勢10名の大所帯での演奏!すっごい!!
激しく盛り上がりました。
 
 
  
 
 
 
いつも思うのですが、キューバの音楽というのは
日本でなじみのある人は、割合少ない音楽だと思います。
 
立ちあがって踊って、というのも
日本人の気質に、必ずしもあっているとはいえないし。
 
そんなキューバ音楽を、いつもカウントダウンライブのトリに持ってくるのは
弦太さんの、挑戦のような気がしてなりません。
 
 
こういうノリが苦手だから、カウントダウンライブに来るのに二の足を踏む人もいると思う。
逆に、キューバ音楽大好きなひとは、これだけでは物足りないから
来るのをためらったり。
 
かと思えば、苦手だと思ってたけど、こういう時だから踊れちゃう、という人も
いるだろう。
 
 
こういう場で、立ちあがって手拍子をして踊って
一緒に盛り上がれる人を、とってもすごいと思います。
わたしはそれが、あんまりできない性質なので
ミュージシャンのみなさんが求めているお客さん層と、違っちゃうかもなあ、と
悩みつつライブに足を運んでいたりもします。
 
 
そういう人がいる可能性は、きっと了解しているはずで
それでもここでやるというのは
この音楽を続けていくことや
この音楽を求めてくれる人たちを
大事にしたくて
広げて、つなげていきたいという、強い思いの表れなんだろうな。
 
 
 
 
 
そんなわけで、みちこコーナーも終わりまして
本日のオオトリは、ボーカリスト・ウエキ弦太!

「みんなで一緒に、歌いましょう。」という掛け声で
始まったのは、「太陽に向かってうたう歌」 。
 
 
弦太さん+ボーカル女性のみなさんのコーラスでの
シンプルな、澄んだ、でも、迫力のある始まり。
ところどころ、少しだけ、ギターの音がスパイスのように入って。
 
客席から、自然に手拍子が沸き起こりました。
 
わー。これ。気持ちいな。
 
 
途中からどかんと、楽器もみんな加わって
コーラスもよりパワフルになって。
 
 
おなじみの 「♪らんらん らーららー」 のところでは
会場全部で大合唱!!
 
 
 
 
 
 
 
 
最後は全員での
「Way Back Home」 でした。
 
 
全体的に新しい試みの多かった今日のライブだったけれど
例年おきまりだった 「You've got friends」 から変わった
この曲での締めも、斬新でした。
 
 
「JIVE×LIVE」 の、最後の曲として定着しているこの曲。
この日は、女性のコーラスがたっぷり入った、新しいバージョン。
本当に素敵だった。
 
 
最後には、飛び入り参加の方も含め、全員に
弦太さんの、愛情に満ちたコメント付きのメンバー紹介。
かつみさんの歌声も聴けました。
 
 
本来なら、何か挨拶をする予定だったであろう場所で
「いろいろ言うことなくなっちゃった。言うことなしです。」
と言った、弦太さん。
本当に、楽しそうで、満たされている感じでした。
 
 
これ以上ないというくらい
清々しく盛り上がった、クライマックス。
 
 
とっても、とっても、とっても、いいライブでした。
 
 
 

 
 
set list
 
11. Let it happen
12. Tequila
13. all right all night
 
【太田みちこ】
14. 私はピアノ
15. Me Voy Pal pueblo
16. Catchita
17. Son de la loma
 
【全員】
18. 太陽に向かってうたう歌
19. Way Back Home
 
 

実はしっぽもついてたんです。