
カウントダウン演奏前・乾杯ドリンク配布待ち中。
女性はみんなトラ耳をつけ、スタンバイ。八木さんは怪しげな格好…。
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今年はここまでの進行がかなりスムーズで
カウントダウン前の時間がかなりゆったりしていました。
毎年タイムキーパーを務めてくれている
ウエキ家のムーミン時計の時刻が
正確ではないと、直前に判明したそうで
今年は、たった今電話で正確に合わせたばかり、という
弦太さんのお友達の時計が急遽、借り出されました。
23時55分頃
年越しまでには、もう一息、たっぷり時間があるぞ、というタイミングで
演奏スタート! 年越しはもちろん 「Let it happen」。
年越しがいよいよ近くなります。
かつみさんは、秒針に合わせた正確なリズムを刻んで。
年越し直前のギターソロは
今日一番にぎゅいんぎゅいんと、激しいプレイ!
おきまりの
♪もーう いーくつねーるーとー お正月ー
のフレーズが、エレキでハードに奏でられます。
HAPPY NEW YEAR!
年明けとともにクラッカーを鳴らし、シャンパンで乾杯!
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か ん ぱ ー い !
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「2010年も行くぞ!」
という弦太さんの掛け声とともに再開した演奏の
かつみさんのドラムといったら!
そんな激しい流れの中で
続いた次の曲の、イントロのエレキギター。
聴いたことがあるぞ。
ふふふ。
「Tequila」 だ!
この流れも、おなじみですね。ふふふ。
お客さんも、当たり前のことのように「テキーラ!」と叫ぶさけぶ。
そして八木さんのハーモニカが、体中にびしばし突き刺さります。
うおー!
この曲中は、それぞれのミュージシャンのみなさんのソロがたっぷりでした。
それぞれが、迫力。
新年3曲目も、おなじみの「all right all night」。
で、この曲のとき
不意に客席に駆け降りるげんた!
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お客さんも楽しそう。弦太さんも、生き生きしている(笑)。
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トラグッズを身に付けたみなさん。 かつみさん、かわいい!新岡さん、すごい…。
ちなみに、新岡さんのベースについている リラックマ のぬいぐるみ。
カウントダウンとともに、トラの着ぐるみに着替えていました。芸が細かいぜ!
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ようこそ2010なインスト3曲に続くのは
本日3人目のボーカリスト・大田みちこ。
みちこさんパートが始まる前の、弦太さんの楽器持ち替えタイムに
マイクを渡されたのは、かつみさん。
かつみさんは、去年のカウントダウンのときには
怪我していたため、片手での演奏でした。
今年は両手で演奏できて、ここでまたみんなと新年を迎えられる
その喜びを、かみしめている、と、話してくれました。
かつみさんの言葉と、表情とに、じーんとしてしまいました。
そんなわけで、みちこさん登場!
みちこさんは、普段から弦太さんと同じバンドで活動しているだけあって
ふたりの会話の、呼吸はぴったり。
弦太さんの表情も心なしか、今日でいちばん穏やかな気が。
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みちこさんパートの曲は
いつも 「Clave y Galapago」 のライブで演奏されている曲ばかり。
ガラパゴのライブに行ったことのあるお客さんにとってはおなじみで
手拍子をしながら、立ちあがって踊る方もたくさん。
すっごい!
「Cachita」 では、高田なみさんと陽子さんも、コーラスで参加。
にぎやかなボーカル!
トレスギターの陽気なソロも、ガラパゴのときにはないハーモニカのソロも
爽快で気持ちいいぜ。
曲の途中で、「ウー ほーう!」 といった感じの雄たけびをあげていたのは
誰だったんだろう。弦太さんかな。井尻さんかなあ。
「超気持ちイイ!」という気持ちが、伝わってくる雄たけび(笑)。
ひゃっほう!
最後の「Son de la loma」 では
お客さんで来ていたパーカッションの方と
いつも高岡陽子さんのサポートをしているドラムの方も飛び入り参加して
総勢10名の大所帯での演奏!すっごい!!
激しく盛り上がりました。
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いつも思うのですが、キューバの音楽というのは
日本でなじみのある人は、割合少ない音楽だと思います。
立ちあがって踊って、というのも
日本人の気質に、必ずしもあっているとはいえないし。
そんなキューバ音楽を、いつもカウントダウンライブのトリに持ってくるのは
弦太さんの、挑戦のような気がしてなりません。
こういうノリが苦手だから、カウントダウンライブに来るのに二の足を踏む人もいると思う。
逆に、キューバ音楽大好きなひとは、これだけでは物足りないから
来るのをためらったり。
かと思えば、苦手だと思ってたけど、こういう時だから踊れちゃう、という人も
いるだろう。
こういう場で、立ちあがって手拍子をして踊って
一緒に盛り上がれる人を、とってもすごいと思います。
わたしはそれが、あんまりできない性質なので
ミュージシャンのみなさんが求めているお客さん層と、違っちゃうかもなあ、と
悩みつつライブに足を運んでいたりもします。
そういう人がいる可能性は、きっと了解しているはずで
それでもここでやるというのは
この音楽を続けていくことや
この音楽を求めてくれる人たちを
大事にしたくて
広げて、つなげていきたいという、強い思いの表れなんだろうな。
そんなわけで、みちこコーナーも終わりまして
本日のオオトリは、ボーカリスト・ウエキ弦太!
「みんなで一緒に、歌いましょう。」という掛け声で
始まったのは、「太陽に向かってうたう歌」 。
弦太さん+ボーカル女性のみなさんのコーラスでの
シンプルな、澄んだ、でも、迫力のある始まり。
ところどころ、少しだけ、ギターの音がスパイスのように入って。
客席から、自然に手拍子が沸き起こりました。
わー。これ。気持ちいな。
途中からどかんと、楽器もみんな加わって
コーラスもよりパワフルになって。
おなじみの 「♪らんらん らーららー」 のところでは
会場全部で大合唱!!
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最後は全員での
「Way Back Home」 でした。
全体的に新しい試みの多かった今日のライブだったけれど
例年おきまりだった 「You've got friends」 から変わった
この曲での締めも、斬新でした。
「JIVE×LIVE」 の、最後の曲として定着しているこの曲。
この日は、女性のコーラスがたっぷり入った、新しいバージョン。
本当に素敵だった。
最後には、飛び入り参加の方も含め、全員に
弦太さんの、愛情に満ちたコメント付きのメンバー紹介。
かつみさんの歌声も聴けました。
本来なら、何か挨拶をする予定だったであろう場所で
「いろいろ言うことなくなっちゃった。言うことなしです。」
と言った、弦太さん。
本当に、楽しそうで、満たされている感じでした。
これ以上ないというくらい
清々しく盛り上がった、クライマックス。
とっても、とっても、とっても、いいライブでした。
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set list
11. Let it happen
12. Tequila
13. all right all night
【太田みちこ】
14. 私はピアノ
15. Me Voy Pal pueblo
16. Catchita
17. Son de la loma
【全員】
18. 太陽に向かってうたう歌
19. Way Back Home
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実はしっぽもついてたんです。

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