GENTA live report 2009 August     
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2009/8/01 (土)
Clave y Galapago @ アートスペース山科


今日の横浜は、花火大会。
ライブへの出足はどうだろうなあ〜、と ちょっと心配な気持ちで出かけましたが
不安的中。
1部のライブ時間が、打ち上げ時間とばっちり重なっていたためか
花火に負けてしまいました。


ライブの開始時刻をちょっと遅らせて
インターバルを短めにして、ほとんど続けて2部に突入。

その頃には花火も終わり
花火会場を後にした人たちの流れで
外の道は賑やかになってきました。
入口のドアを開け放ってライブをしていたら
「何だろう?」と中を覗いて行く人がたくさん。
そうこうするうちに、店内にもお客さんが集まってきました。


初めてのお客さんも何人かいらっしゃって
ライブもたっぷり、ラウンドもたっぷり。
終わってみれば、「今日来なかった人は損したぜ!」 と言いたくなるくらい
楽しい時間を過ごしたのでした。


最近ガラパゴメンバーの一部で
ガリガリ君のCMソングが大流行りらしいのですが
ガリガリ君のフレーズを、いろんな曲のいろんなところで織り込んだり
そのフレーズに面白くなって演奏しながら笑っちゃったり
これでもかと織り込むのにやっきになったり
それがたまらなく面白かったです。


そして「ペンサミエント」 から 「Mano Mangue」 へ
続けての演奏がとても好き。


今日のスペシャルは、弦太さんの 「夏の思い出」でした。
ガラパゴのライブで聴けるとは思わなかった!!

ボトルネックのかわりに
お客さんのビールグラスや
焼酎の「黒霧島」のボトルを使ったりして。
(これは中身も入っていて、かなり重そうでした(笑))。


花火大会に、「夏の思い出」


今年の夏の、素敵な思い出になりました。




 
 
 
 
 
 
 
黒霧島とギタリスト。
 
 
 
 
 
 
 
 
2009/8/21 (金)
Songs On the Web Live 「Summer Collection 2009 〜虹〜」 @ 赤坂 Graffiti

【出演】
Hiromi / YASUKOSUN/ 金子知里
Hatsumi / EMiKO VOiCE / 池田朋子

= Support musicians =
gt. ウエキ弦太 key. Hiromi bs. 三重野徹郎
dr. 村瀬‘Chang-woo’弘晶 perc. 北原トモヤ




Songs On the Web Live というレーベルから発売になった
「Summer Collection 2009 〜虹〜」 というアルバムの、発売記念ライブ。
アルバムに参加している、6人の女性ボーカリストが
入れ替わり立ち替わりで登場するライブで
サポートバンドのリーダー・ウエキ弦太氏は
最初から最後まで出ずっぱり。

エレキギターとガットギターの2本で大活躍でした。
 
 
歌のひとが次々に変わるし
オリジナルだけでなく 有名な洋楽のカバーもあって
飽きのこないライブでした。
 
ボーカルの方がバラエティーに富んでいるのもあるけれど
支えるバックバンドの演奏がとっても楽しかった。
このライブのための即席なバンドだったのだと思うのですが
さっすがプロ集団、すごいなー。
 
 
ボーカルでは、EMiKO VOiCE さんがとくにすてきでした。
普段は「メヲコラソン」というユニットで活動している方。
普段からボサノバやサンバの曲を歌っているそうなのですが
弦太さんのギターとふたりだけで演奏した
「イパネマの娘」 は、すてきでした。
弦太さんの優しいギターと、EMiKO さんのほわっとした歌声の
組み合わせがとっても気持ちいい。
 
 
ステージの後半で、バンドメンバーだけでインストの演奏がありました。
あれ、この曲、なんか聴いたことある。ある。ある。。。
 
 
「Something is Comin' Up」 だ!
 
 
正直これが一番嬉しかったです。
弦太さんのオリジナル曲が聴けるなんて、思わなかったなあ。
来てよかった(笑)。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
2009/8/26 (水)
ダイナマイトしゃかりきサ〜カス @ お台場 Cafe gigi
 
今までの5人組から
3人での活動になる、ダイナマイトしゃかりきサ〜カス。
そんな新生しゃかりき・3人でのライブに
弦太さんがギターサポートをしました。
 
 
3人組のしゃかりき、とってもいいと思いました。
今までのしゃかりきも楽しくてよかったけれど
5人組で確立されたスタイルは、逆に言えばスキがない感じ。
3人になったぶん、メンバーは大変かもしれないけれど
ゆったりした気持ちで聴ける気がします。
そしてそこに寄り添う弦太さんのギター
とってもすてきだと思いました。
 
 
カバーあり、オリジナル曲あり。
オリジナルの、初めて聴く曲も
声のハーモニーとギターの重なりには、引き込まれました。
 
 
考えてみれば
ボーカルにギターを添える、シンプルで、だからこそ「わあっ」と思うライブ
とってもひさしぶり。
 
 
しゃかりきと一緒の弦太さんは、何となく芸能人みたい(?)で
とっても遠く感じました(物理的に、席が遠かったのもあるけれど(笑))。
 
でも、お客さんとミュージシャンって、それが本来の関係なんだろうな。
音楽を届ける。
音楽を受け取る。
遠くから見ているだけで、胸がいっぱいになる。
わくわくする。
 
ライブのあと、弦太さんに声をかけるファンの方もたくさんいらっしゃいました。
弦太さんも笑顔で応じて。
弦太ファン、どんどん増えている!
すごいなあ。
 
 
弦太さんが遠くなって
ファンもたくさん増えていけば
ライブレポートを書いたり
弦太さんのことを取り上げたりする方もどんどん増えてくるだろうし
今も、わたしが知らないだけで、もしかしたらたくさんいらっしゃるのかもしれない。
このサイトもそろそろお役御免かなあ。
そんなことを考えながら、何となく安らかな気持ちで聴いていました。
 
 
しゃかりきとまたやらないかな。
本当に、すてきでした。
 
 
 
 
 

 
 
2009/8/27 (木)
Clave y Galapago @ 恵比寿エルリンコンデサム
 
 
今日のライブで思ったこと。
ガラパゴのみなさんはとても、おしゃべり好きだなー、ということの再確認。
でも、みなさんおしゃべりのタイプが違います。
 
 
みちこさんは、基本的にものごとを前にすすめようとするおしゃべり。
さすが真ん中に立って、進行をする役目の人です。
 
 
かせっちは、講義的おしゃべり。
何かをレクチャーしたりするために熱く語ります。
さすがキューバに留学していただけあって、いろんなことを知っているなあ、と
感心しながら聞いているのですが
しゃべるかせっちの様子を見ている他のメンバーの目線から
「しゃべりたいかせっちを、みんなにやにやしながら見守っている」
という気がしてなりません(笑)。
 
 
Yambu さんは、着地点のないおしゃべり。
自分の興味あることを嬉しそうにしゃべりつづけます。
 
 
弦太さんは、オチのないおしゃべり。
思いついたことを、思いつくままにしゃべります。
途中で何を言いたかったか忘れてしまうことも。
 
 
とにかくみなさん、よくしゃべる。
弦太さんは、演奏中に楽器でしゃべることもとても多いので
おかしすぎです(笑)。
 
 
 
 
そんなわけで
音楽のことをまるで書いていませんが
今日は音量の調整がなかなか難しそうでした。
 
とくに 2nd stage から
突然ベースの音量が上がって
ギターが弱く感じてしまったり。
 
 
伝えたーい。でも伝えられなーい。
そういうもどかしさが、たまにあります。
 
 
 
 
 

 
 
2009/8/29 (土)
アルケミスト ピアノトボク2009 コンサートツアー 「ピアノトボクノヘヤ」 @ 多摩市民館
 
 
vo.こんやしょうたろう
pf.井尻慶太
 
gt.ウエキ弦太
vp.渡辺悠
bgvo.高岡陽子
 
 
 
今月リリースされたばかりの
アルケミスト・渾身のニューアルバム 「ピアノトボク」。
「ピアノトボクノヘヤ」 と名付けられた
リリースコンサートツアーの多摩市民館公演に行ってきました。
 
 
 
ステージの中央には、赤いソファー。
ドリンク用のテーブルは、サイドボードのよう。
舞台の奥には、窓のような明かりが映し出されて
アルケミストの部屋に招かれたようなステージです。
 
開演時間になり
明かりの映し出された幕が開く様子はまるで
部屋のカーテンが開いて、太陽の光が差し込んでくるよう。
そんなふうにして、ライブは始まりました。
 
 
最初にふたりが登場して
無言で舞台の中央に立ち、一礼しました。
クラシックのコンサートみたい。
心地よい、緊張。
 
始まって数曲は、怒涛のふたりコーナー。
「ピアノトトボク」収録の曲たちが、MCもはさまず立て続けに演奏されました。
 
 
そして 「もも」 の演奏の途中!
弦太さんは、ワイヤレスなギターで軽快に、突然登場しました。
ステージを右に左に動きまわるしょうたろうさんに合わせて
弦太さんも右に左に走りながらの演奏です。
すごー!
 
「ジャン!」 と演奏が終わって
「ギター・ウエキ弦太!」 と紹介され
ぺこりと頭を下げた と、思ったら、きびすを返してスタコラ去っていった!!
 
演奏が終わったあと井尻さんが
「今、何かが通り過ぎていきましたが」 とコメント。ぷぷぷ。
 
あの登場と退場、かなりインパクトがありました。
登場の仕方、登場の音、かっこよかったー!!
退場のときの、「スタコラ」 と背中に書きたくなるような後ろ姿。
ああおもしろかった(笑)。
 
 
数曲後に再登場した弦太さんは
ワイヤレスなギターでしょうたろうさんと一緒に客席に降りて
通路を歩いたり走ったり、お客さんのイスのひじかけに座っちゃったり
ピックも2回も投げちゃったり
アルケミストのライブでしか見られない姿を
今日もたっぷり見せてくれました。
 
 
 
 
「週末ドライブ」 にギターが入ったのは、すてきでした。
イントロからギター全快で
だからより、ピアノのフレーズの切なさが増して。
ギターソロにも、胸が焦げて焦げて。
ひりひりしました。
 
 
逆に 「8mmの空」 は
ギターの立ち位置を見つけられないまま、演奏が終わってしまった。
それはたぶん、ふたりでの演奏をCDで聴きすぎてしまったからなのだけれど。
 
ボイパが途中から入り込んでくるのは
8mmの映写機の回る、ジジジという音に聞こえて、ドキドキしました。
コーラスの声は
物語をクライマックスにいざなうような。
そこまでで、わたしの中では完成された世界になってしまった。
 
曲を視覚的に聴きすぎるのもいかがなものか、と
反省した次第であります。
 
 
 
 
今回の公演は、もちろん音楽のコンサートだったのですが
しょうたろうさんのお芝居を見ているようでもありました。
ボーカルは歌うだけじゃなくて、いろんな表現をする人。
そのお芝居の共演者がピアノで話す井尻さんであり
ギターで歌う弦太さんであり。
音楽を越えた、音楽の世界でした。
 
 
 
ラストのメンバー紹介。
ひととおり紹介し終えたしょうたろうさんがいちばん最後に、
 
「そして、ピアノです。」
 
と、ピアノを紹介した瞬間。
ピアノはとても、誇らしげに見えました。
 
 
 
   ― ― ― ― ― ― ― ― ―
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 




 
 
 


 
 
【1st stage】
01. 梓
  出囃子 その1
02. 雨フリフラレタ
03. 運命の人
04. もも
05. 夕暮れポスト
06. 8/31
07. くちばしのうた
08. 即興のコーナー(蝉しぐれ・ご住職・派遣切り)
  出囃子 その2 (バンドメンバー紹介)
09. 週末ドライブ
10. ハピネス
11. 笑って笑って
12. 8mmの空
13. ピアノトボク
 
【enc.1】
14. チアリーダー
15. ありがとう ありがとう
16. ジョバンニ
 
 
が弦太さんの参加曲。