GENTA live report 2009 MAY     
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2009/5/3 (日)
アルケミストワンマンライブ「8年ぶりです」 @ 南青山MANDALA


 
 
vo.こんやしょうたろう
pf.井尻慶太
gt.ウエキ弦太
vp.渡辺悠
 
 
 
アルケミストが
活動を始めた頃に、定期的に出演していたという
南青山のMANDALA。
8年ぶりにこの場所で行われたこの日のライブチケットは
8年前には彼らの「夢」だったという、SOLD OUT。
そして
8年前には2人で演奏していたステージに
この日は弦太さん・悠さんも加わって4人。
 
アルケミスト自身や
アルケミストを8年前のMANDALAの頃から応援している人にとって
この8年間に積み重ねられたものの大きさを
感じるライブだったんじゃないかと思います。
 
しょうたろうさんを筆頭に
メンバーみんな
すごく楽しんで演奏している様子が伝わってきました。
弦太さんも
演奏に徹して全体的に控え目ではありましたが
ずっと笑顔で。
 
 
古い曲・新しい曲
4人での演奏・2人での演奏
CDに入っていない曲・カバー曲
 
本当にカラフルなライブでした。
 
 
「砂時計」
この曲の詞に描かれている『時間の積み重なり』を
今日のライブの意味に重ねて聴いていました。
すてきな演奏だった。
 
「チアリーダー」
いつも思うのですが
悠さんのボイパがひときわかっこいいです。
 
「8mmの空」
アルケミストの曲で、一番好きな曲。
この日聴けてたいそう嬉しかったです。
本当、名曲だと思う。
初めて聴いたときと、歌詞がほんのちょっと違っているのですが
まだちょっとピンとこないなぁ。。
 
「即興のコーナー」
みっつのお題のうち「5月7日」というのは
お題を出した方の誕生日だったのですが
曲の中でギターさんが「ハッピーバースデー」の曲を
織り込んでいました。
ふふふ。
 
 
   ― ― ― ― ― ― ― ― ―
 
 
 






 
 
 
 
 






 
 
 
 
 
 

 
 
【1st stage】
01. 出囃子
02. にちようび
03. ミズキリスタート
04. 砂時計
05. 週末ドライブ
06. 夕暮れポスト
07. I Love You(尾崎豊)

【2nd stage】
08. そっとおやすみ
09. 梓
10. 僕が君の盾になる
11. ボクロケット
12. スタンディングマン
13. 笑って笑って
14. 地図
15. チアリーダー

【enc.1】
16. 8mmの空
17. ありがとう ありがとう

【enc.2】
18. 即興のコーナー(壁・味噌汁・5月7日)

が弦太さんの参加曲。
 
 

 
 
 
 

 
 
2009/5/4 (月)
アルケミストフリーライブ @ 三井アウトレットパーク幕張
 
 
ひさしぶりに、アルケミストのフリーライブに弦太登場です。


アルケミストのフリーライブに
弦太さんが加わると、やっぱり何かちょっと違う。

頼もしい兄貴が加わった、という風で
落ち着いた感じ・安心感がすごくあります。

もちろん
フリーライブを重ね続けている
百戦錬磨のアルケミストと悠さんだから
いつもだってしっかりしたライブなのですが
弦太さんがそこにいるだけで
さらに増す、この空気は何だろうな。


楽しくて、ほっとする。


そんなステージでした。


1回目のステージの即興のコーナーでは
「トトロ」というお題が出て
しょうたろうさんが曲の冒頭で「♪歩こう 歩こう」と歌いだしたり
弦太さんがギターで「♪トトロ トトロ」のフレーズを織り込んだり
思い切りのいい遊び心が
かわいらしくて、楽しかったな。
 
 

 
 
 
 

 
 
2009/5/6 (水)
ボサノヴァライブ in カフェ
 
 
渋谷にある映画館 「シアターTSUTAYA」 で
「ヴィニシウス 〜愛とボサノヴァの日々〜」 という映画の上映に合わせて行われた
シアター内のカフェ 『Prologue』 でのボサノバライブイベントに出演。

共演はボーカルの Sophie さんでした。


30分という短い持ち時間の中で
5曲くらいの演奏と、Sophie さんのおしゃべりと
てんこもりなライブ。
 
 
1曲目は思いがけず、弦太さんひとりの演奏で
「宇宙飛行士〜ジェット機のサンバ」。
聴きなれたイントロに、嬉しくなってしまいました。
 
 
Waya Da Gaya 以外で弦太さんのボサノバを聴くのは
とってもひさしぶり。
 
 
アルケミストでも、ガラパゴでも、弦太さんのリーダーライブでもない演奏。
最近ほとんどなくなってしまいました。
 
 
こんなふうに
力を抜いて演奏を聴ける機会。
また たまには、あるといいな。
 
 
 
 

  
  
 
 

 
 
2009/5/7 (木)
Clave y Galapago @ アートスペース山科
 
ガラパゴが最近ほぼ月イチのペースでライブを行っている
横浜は関内・アートスペース山科でのライブでした。
 
 
演奏と同じくらい
おしゃべりにも花が咲く今日のライブ。
まずはかせっちの楽器紹介。
 
 
 
そしてこの日は
山科のステージが、とてもキューバっぽい という話題で盛り上がりました。
 
板張りの床 打ちっぱなしの天井 石(?)の壁
その空間で鳴る音の、気持ちよさ。
 
音を増幅させる機械をほとんど使わなくても
生音で十分に響く、こんな環境の場所は
とてもめずらしいかもしれない、と。
 
 
そしてこの日は
昼間が4周年記念ライブのリハで、そのまま移動してライブ というスケージュールで
一日中メンバーが一緒に行動していたそうです。
そんなところも、キューバを思い出すなあ、と
皆さんとても楽しそうでした。
 
 
2部冒頭では、ラウンドもあり
 

 
 
 
 気持ちよく響く音の中で
 ゆっくりとしたライブでした。
 
 
 
ところで
「Yolanda」 が
以前と歌詞が違っているような気がするのは、気のせいだろうか。
それともとっくの昔から変わっているのか。
そんな気もする。
 
 
そしてかせっちが帽子をかぶっていないのは
とても珍しい気がします。
帽子をかぶっていないと
何だか普通のお兄ちゃんみたいだ(笑)。
 
 
自分の過去に書いたレポートを見ていたら
去年の3周年ライブでも帽子をかぶっていないことが判明したのですが
あのときは、髪型が個性的だったしなあ。
 

 
 

 
 
2009/5/13 (水)
アルケミスト @ 東京タワー
 
 
 
 
東京タワーの大展望台で行われた
アルケミストのライブに、サポートでの出演でした。
 
 
前日に
アルケミストのテレビ出演があった効果でしょうか
心なしか、いつもの東京タワーライブより
早い時間からお客さんがたくさん。
すごーい!
 
 
弦太さんは、コリングス1本。
弦太さんの入る 「その日まで」 は
いつもガットギターだったように思うのですが
今日はアコギで。
 
もともと iri さんがアコギで弾き語っている曲なので
何となくしっくり。
個人的にアコギの音が好きなのもあって
今日の 「その日まで」 、すごくいい と思いました。
 
 
 
 
2回目のステージのとき
団体のお客さんが わあっとやってきて
展望台がものすごくにぎやか、というか騒々しくなってしまったときがありました。
 
ステージ前の客席は満員で
ライブを聴こうとしているのですが
ワイワイとにぎやかな声は、どうしても届いてきて。
 
折しも演奏されていた曲は 「同じ空」。
ピアノとボーカルだけで始まって
じっくりぐぐっと聴かせるような場面なだけに
ワイワイした声が気になって、集中できないでいました。


と、そこに。
加わったギターの、迫力。重さ。


声がすっと 静まったように感じました。


はっとしました。
今まで集中できないでいたのがうそみたいに
一気に持っていかれてしまいました。


ギター。ギター。ギター!


「鳥肌」 というと何だか安っぽく聞こえるかもしれないですが
ギターの音で、空気が変わった気がしたのです。


あの感覚を味わうことができただけで、今日は大満足です。
 
 
 
 
 

 
 
2009/5/17 (日)
「 Meeting Vol.2 」 〜アルケミスト・マザーアース ツーマンライブ @ 舞浜 Club IKSPIARI


今年の1月に
アルケミスト沖縄ツアーに合わせて行われた
アルケミストとマザーアースのツーマンライブ。

弦太さんが橋渡しをしたこのイベントの
東京(千葉だけど)版です。


* * * * *


ひとことで言うなら
さわやかなライブでした。
終わったあと、とっても清々しかった。



ライブは2部制。
1部がマザーアースのライブで
2部がアルケミスト。
アンコールでは全員で「笑って笑って」。
沖縄でのライブがそのまま
イクスピアリで再現された感じでした。


マザーアースのステージで
弦太さんは今回も、2曲参加しました。
GENTAアレンジの「G線上のアリア」は
やっぱり引き込まれてしまう。


ワンマンでないライブだったりすると
目当てでないほうのバンドの演奏を
たいくつに感じてしまうこともよくありますが
そういう感覚とは全く無縁のライブ。
すっかり聴きほれてしまいました。


マザーアースのステージのあとに
アルケミストのライブが待っているというのに
マザーアースのライブが終わったところで早くも
アンコールの拍手が鳴りやまない!


MCでは
マザーアースのバイオリニスト・與那嶺理香さんと弦太さんの
馴れ初めみたいなものの紹介がありました。

弦太さんのお父さんが理香さんのバイオリンの先生だった、という話は
知らない方が多かったようで、客席からは「へえー」という声が。

研究室で、理香さんが弦太さんのお父さんに
「これがうちの息子なんだよ」 と言って、演奏のビデオを見せられた
というエピソードが紹介されました。
何てすてきなお父さま(笑)。



アルケミストのライブでも
ワイヤレスなギタリストさんは客席を自由に駆け回ったり
しょうたろうさんの動きに合わせて
悠さんと一緒にステップを踏みながら演奏したり

「笑って笑って」のギターソロでは、ピックを2回も投げたり
悠さんのソロのときは
悠さんとしょうたろうさんと3人で千手観音をやってみたり。


わたしはよそ見をしていて見逃しましたが
多分最後に、もう1回投げました。ピック。
1回のライブで3回か!


弾けていたなあ、今日は(笑)。
楽しい楽しいライブでした。
気分爽快な、帰り道でした。




余談ですが
アルケミストの井尻さん考案の、本日のスペシャルカクテル
「すだちモヒート」 が、ものすっごくおいしいかったです。
くせになりそう。



  
  
 
  
  
2009/5/22 (金)
Clave y Galapago 結成4周年 Special Live!@ 中目黒楽屋  前編

Clave y Galapago

special guest: ルイス・バジェ(tp.)
secret guest: DiVA NORIKO





弦太さんが精力的に活動しているバンド・Clave y Galapago の
結成4周年 & パーカッションの加瀬田さん加入1周年の 記念ライブ。


今日はとにかく 『たくさん演奏する!』
ということが目標だったそうで
MCはほとんどなく、演奏がガンガン続きました。



ゲスト・トランペットのルイスも
早い段階から登場して
演奏ばかりでなく、MC にも積極的に参加。
Yambu は全くしゃべっていなかったのに
ルイスはすっごいしゃべっていたなあ(笑)。


演奏だけでなく、マイクを取って 「踊って!踊って!」 と
お客さんの盛り上げでも大活躍でした。



 

そして、スペシャルなシークレットゲストということで
みちこさんの大先輩という
ボーカリスト・DiVA NORIKO さんが何曲か参加されました。


そのボーカルがまたパワフルで、ものすごかった。
びっくりしました。


でも、本格的すぎて、すごすぎて
そこまで 「ソン」 に傾倒していないわたしのような人間は
たぶんこの演奏を最初に聴いていたら
このジャンルの音楽を
敷居が高く感じてしまっただろうな、と思いました。


失礼な表現になってしまわないか不安なのですが
みちこさんの「カジュアルさ」が
ガラパゴの魅力なんじゃないかな。
だからまた、聴きに行きたくなるんじゃないかな。


大先輩と一緒にステージに立ち
「みっちゃん、がんばってるね。イイ線いってると思う。」
と言葉をもらって
涙をぬぐいながら演奏するみちこさんが、印象的でした。




そういった事情で、演奏ですが


   
▲ 弾くげんた。                        ▲ 歌うげんた。


何といっても
ひっさしぶりに 「Mango Mangue」 を聴けたのが、嬉しかったです。
ボーカルがみちこさんではなかったので
ちょっと違う曲のような印象もありましたが
本当に、懐かしかったな。


「Mango Mangue」 は
ガラパゴ結成当時、まだ3人組だった頃、よく演奏していた曲です。
大好きだった立川のお店 「ラバンバ」 で
楽しくっておもしろくって、笑いながら聴いた曲。


この曲、実は 「ソン」 というジャンルの曲ではないそうで
加瀬田さんがライブに参加するようになってからは
演奏の機会がなくなっていました。


ガラパゴ(というか弦太さんのソン!)も、あの頃にくらべたら
ずっとずっと洗練され、バージョンアップしているので
以前のようなはちゃめちゃな愉快さで
聴きながら笑っちゃうようなことはなかったのですが


きっともう聴けないだろうと思っていた曲なので
それはもう、嬉しかったです。
 
 
 


  
  
 
  
  
2009/5/22 (金)
Clave y Galapago 結成4周年 Special Live!@ 中目黒楽屋  後編



今までの3回の楽屋でのライブは、すべて雨だったとのデータが。
さすが 「最強雨男」 を擁するバンド(笑)。


この日も直前までは 雨 の予報でしたが
何とか持ちこたえてくれました。


そんな状況を受けて、MCで
「本日ハ晴天ナリ」 と連呼する雨男さん。
はいはい、わかりましたよ(笑)。



といった事情で 休憩をはさんで、2部。
フォーメーションがちょっと変わりました。
 
 
 
Yambu さんがパーカッションに!
かせっちが前に!

今回は、Yambu さんがベースを弾かない曲が多かったです。
クラーベでリズムを取ったり
コンガを叩いたり。

そんな場面や
アンコールでの弦太さんのプレイや
ブログでも予告されていたとおり、新しい試みが満載でした。



そして、限られたMCの時間に
「メンバーの家族構成」 という話題になりました。
ボーカルのみちこさん的には

  お父さん ⇒ Yambu
  お母さん ⇒ 弦太さん

とのこと。
みちこさんとYambuさんが
音のことでもめていたりすると
弦太さんが優しく間に入ってくれる、とか。
なるほど、想像できます(笑)。

ちなみに加瀬田さんは、ポチだそうです。

「最近はお父さんが犬だったりするから、いいんじゃない?」

と、みちこさん。ぷぷぷ。



▲ スペイン語講座中。
「犬」も「髪の毛」もスペイン語では「ペロ」。「ロ」の「rro」と「lo」の発音の違いをレクチャー。



そして2部後半で再びDiVA NORIKO さんが登場。




今回ラウンドはなかったのですが
弦太さんのトレスはワイヤレスで、ひとりで客席に飛び出してきました!

         
▲ 暗い!早い!
         
▲ そしてあっという間に去っていった ・・・。

突然すぎて
相変わらず動きが早すぎて
わたしの前も一瞬で通り過ぎていったので、シャッターを切る暇もなく。
慌てたなあ(笑)。



アンコールでは
弦太さんのバンド 「Waya Da Gaya」 に
前回ゲスト出演して
この日はお客さんとしていらしていた
パーカッションの 吉田豊 さんも飛び入り。
とっても賑やかな演奏になりました。



アンコールは2曲。
最後の曲 「Donde va Chichi?」 では
演奏がいったん終わったあと
トレスを置いて、何だかあわあわと動き出す弦太さん。
トレスに代わって登場したのは、パーカッション!
弦太さんがパーカッションを叩いていました。

このときの音が、すっごい!かっこいい!
弦太さんの演奏が、ということもありますが
バンド全体が、ものすごくかっこいいー!!


弦太さんのブログでも解説されていますが
この、弦太パーカッションの入ったアレンジが
『コンパルサ』 という キューバのカーニバル音楽のリズムだそうです。


弦太さんは全身を使って、渾身のパーカッション。
ギターとはまた違うかっこよさと、弾けっぷりと
楽しそうな姿。
 
 
▲ 楽しそう!
 
▲ うおりゃ〜!

▲ ぐったり・・・。



で、例年通り、最後はこんな。
 

▲ みちこさんを囲んで。


お客さん総立ち、ステージも客席も関係なく人があふれて
演奏する人も、お客さんも、笑顔・笑顔・笑顔。
 
 
 
そして最後に、ヤンブー 吠える! げんたも踊る!

    
 


 残念ながらかせっちは、座って演奏しているのでお客さんにうもれていて、ほとんど写真がありません。あちゃー。




早いものですねー。
もう4年。

こうやって節目節目を大事に活動していると
バンドの歴史とか、変化とか、
いろいろなことが思い返されて
ひとつひとつきちんと記憶に残っていくように思います。


来年はついに、5周年。
どんなお祭りが待っているか、楽しみです。




【1st stage】
1. Catchita
2. Olvido
3. En el scilencio de la noche
4. Pensamiento
5. Quiero dormir con la luna
6. 20 an~os
7. Mango Mangue
8. Flor de venganza


【2nd stage】
1. El grararey de Pastora
2. Me voy pal puebro
3. Yolanda
4. Capullito de aleli
5. Bilongo
6. Macusa
7. El cualto de tura


【e.c.】
 Son de la loma
 Donde va Chichi?