GENTA live report 2009 APRIL     
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2009/04/21 (火)
Waya Da Gaya @ 神泉ランタン


 
 
gt. ウエキ弦太  harm. 八木のぶお  wb. 新岡誠  perc. 長岡敬二郎
Special guest : perc. 吉田豊
Special guest 2 : perc. 加瀬田聡
 
 
 
 
最後の2曲しか聴けなかったのですが
最後の2曲だけでも
その迫力に圧倒されるような、すごい演奏でした。


「弦太さんのギターって、ここまですごかったっけ!」
と、息を飲みました。


弦太さんを
ずっとずっと昔から応援している方が話している声が聞こえました。
「ものすごくうまくなってる!」


長く弦太さんの演奏を聴いている方も
やっぱりそう感じたんだ、今日の演奏は!


パーカッションの吉田さんの背中越しに
演奏を聴いていたのですが
吉田さんのたたずまい、ゆるぎない感じが、かっこよかった。
本編ではパーカッションがふたり
アンコールでは3人に増えて
リズムと鳴りもの満載だったのですが
音は三人三様で、楽しかった!



Waya Da Gaya はもちろんですが
弦太さんのプレイ
進化しています。ものすごく。

ギター素人がこんなふうに言うなんて、おこがましいのは百も承知ですが
本当にすごかったのです。
聴いたことのない弦太ギターだったのです。


本当に、ほんとうに。




【 1st stage 】
1.Samba de Aviao
2. Apelo
3. Tristeza E Solidao
4. Deve Ser Amor
5. Consolacao

【 2nd stage 】
1. Tristeza
2. O Astronauta
3. Chuva
4. Deixa
5. Berimbau

【e.c.】
A Ra (かえる)


「嵐を呼ぶ男」の名にふさわしく(!?)、ひさびさのまとまった雨降り。
お天気にあわせて(?)、演奏曲目も「雨」にちなんだものがあれこれ。
 
 


「*いきなり週二回でごめんね、ごめんねー特典」の、
今週金曜の「僕ンち的集会」割引券。
手書きです(笑)。


これって、金曜日のSACTでは
受付で回収されちゃうのかなあ。
記念に取っておきたい気持ち。






2009/04/24 (金)
僕ンち的集会 〜そして歌いしゃべり! @ 新宿SACT!  前編


guest
bs. 渋谷和利 vocal perc. 渡辺悠


弦太さんの弾き語り&おしゃべり満載アットホームライブ
「僕ンち的集会」2009年第一弾です。




半年振りの集会。
1曲目は弦太さんひとりがステージに上がって、「愛を語ろう」。
「歌」に比重を置いた、いつもとひと味違う演奏から始まりました。


続くは1年ぶりの 「紫陽花」。


弦太さんの曲は
あったかい、前向きなものが多いですが
そうじゃないものも何曲かあって
そんな中でもこの「紫陽花」は
具体的な情景と物語がはっきりと浮かぶ、悲しい曲。

やさしいギターの音が描く
色鮮やかな紫陽花と、雨にも似た涙と。
シンプルな歌声が
胸を締めつけるよう。

紫陽花の季節も近い
今しか聴けない大切な曲です。


しばらく弦太さんひとりの演奏が続いたあと
「春」からベースの渋谷さんが加わりました。

前回の「僕ンち的」では
緊張のあまり一言もしゃべれなかったという渋谷さんですが
今回は表情もいくぶん和らいで。
笑顔もあって、こっちもちょっとほっとした(笑)


「新しい朝」からは、悠さんが加わりました。
「新しい朝」 は、悠さんのボーカルで。

「僕ンち的」で、弦太さん以外の人がボーカルをとったのは
「僕ンち的集会」と銘打った最初のライブ以来のことだと思います。
悠さんの歌声も、弦太さんと同じく
素直で飾らない優しい声。


悠さんのメインボーカルで歌声を
聴くことができるのも、とてもめずらしいです。
今年3月の 「悠弦」 ライブのときに披露された曲ですが
そのときには悠さんが
ものすごい緊張している様子が伝わってきました(笑)。
今日はずいぶん、慣れて、ほぐれていたような。
がんばれー!


そんなわけで1部最後は
大好きな 「希望の歌」。
今度は悠さんは、本職(?)のコーラスで加わります。

「希望の歌」 の中の
やさしくも力強い世界が
弦太さんの声に 悠さんの声がプラスされて、より鮮明に。

このふたりの声の重なり、とってもいいな、すてきだな。
 
 
 
     
 
 





2009/04/24 (金)
僕ンち的集会 〜そして歌いしゃべり! @ 新宿SACT!  後編





続く2部は
インストの演奏から始まりました。
最近聴く機会が比較的多い 「悠弦2」。

もともとは「悠弦」という曲があったのですが
この曲は譜面をちゃんと残していなくて
演奏していた人たちも思い出せず(笑)
録音もちゃんとしたものが残っていないため
再現ができないことになってしまったとのこと。

残念だなあ。

「悠弦2」 もかっこいいけれど
「悠弦」 を聴いたときに 「うわー!」 と思ったのは忘れません。
もう聴けないのか。もったいない。



「太陽に向かってうたう歌」では
弦太さんのハーモニカ再び。
アコースティックギターとハーモニカの、まさにフォークなスタイル、すっごく好き。
わくわくします。 わー!。


続いて
演奏に乗せてメンバー紹介が行われたのですが
そのときの曲が、いい感じでした。
要所要所にゲストのみなさんのソロが入ったりして。
あれは、どういった曲なんだろうな。


メンバー紹介のあとは、おなじみ「最強雨男」。
ここからわあっと盛り上がって
楽しい曲オンパレードで、一気にクライマックスへと向かいます。



最後の「大切な君」
アンコールの「しあわせのランプ」「明日が見えるまで」
弦太さんの、弦太さんらしさが
静かに伝わるこの曲を
そろって聴けて、感無量でした。
 
 
 
* * * * *
 
 
 
アンコールは5曲(!)とたっぷりで、結果的にほぼ3ステージ (笑)。

全体として今回は
「僕ンち的集会」 とはちょっとちがうライブだなあ
と思いました。

でもそれは
こちらが先入観を持って聴いてしまうから生じる違和感であって
演奏は、すてきだった。


弦太さんのギターに
渋谷さんのベースに
悠さんのボイパとコーラスも加わっちゃう
ずっと前から、いつか聴きたいと思っていた組み合わせです。


残念なことに今回の弦太さんは
「おしゃべり」がちょっと精彩を欠いていましたが
そこは悠さんが素晴らしいツッコミでフォローしていました。


ステージ上の3人は
全員干支が へび だという話が出たのですが
それを 「3人同級生なんです」 と 主張する弦太さん。

この自らの発言に、最後までひっぱられることになりました。

弦 「この曲は、かれこれ20年くらい前に作った曲で」
悠 「ということは12歳のときの曲ですね」

とか(笑)。
悠さんが何かにつけて
弦太さんにタメ口で受け答えしていたのが、おもしろかったです。
悠さんのこういう機転、いつも楽しい。




そして
弦太さんのライブで
弦太さんのアコースティックギターのインストを聴くことのできる機会が
最近、あまりありません。
それをひそかに、とても残念に思っていて。

悠さんの参加により
「悠弦」 というかたちでそれがひさしぶりに復活したのも
何とも嬉しかったです。
 
 
 




【1st stage】
01. 愛を語ろう
02. 梅干しの唄
03. 紫陽花
04. 春
05. 新しい朝
06. 希望の歌

【2nd stage】
01. 悠弦2
02. 太陽に向かってうたう歌
03. ?
04. 最強雨男
05. No Way Out!
06. 都会のたぬき
07. 大切な君


【アンコール】
01. 愛のヒーロー
02. あの日と同じ空
03. あの日と同じ空の替え歌

04. しあわせのランプ
05. 明日が見えるまで