2009/03/18 (水) |
アルケミスト 「そろそろソロライブ」 オープニングアクト
悠弦 @ 7th floor |

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アルケミストのソロ企画 「そろそろソロライブ」に
オープニングアクトで、「悠弦」が出演しました。
アルケミスト
井尻慶太 + 戸田和雅子 + 佐藤みえこ
SoLoSoLo MONSTER (こんやしょうたろう & 具志P)
Opening Act. 悠弦
今回のイベント、チケットはSOLD
OUT。
7th floor
は、立ち見も出て満員御礼です。
高まる期待の中ステージに現れたのは、
ウエキ弦太(gt.) 渡辺悠(vp.)
いよいよ 「悠弦」 ライブの始まりです。
■ 「悠弦2」
最初にナナカイに響いたのは
悠さんのボイスパーカッションの音。
足元の機材のボタンを足でカチカチと踏んでいくと
悠さんのボイパの音に
悠さんのボイパの音が重なって
さらにもうひとつ、別のリズムが重なって
そこはもう、リズムだけじゃない
混沌とした、音階のない音の世界。
その音の渦の中に
どこからか沸き起こる、ギターの音。
音の混沌の中に、少しずつ流れができ
強く、熱く、流れてゆく
「悠弦2」 は、そんな曲でした。
「悠弦」 のライブでは
神戸での第1回目に
GENTAバージョンの 「夏の思い出」 が演奏されてから
弦太さんがオベーションをガリガリ弾く
ファンキーな曲が必ず登場します。
毎回これが、たまらない。
「夏の思い出」 に代わって
「悠弦」 という曲も以前演奏されましたが
あまり覚えていなかったため
「悠弦2」 が今回登場したとのうわさも(笑)。
「決まりごとの、あまりない感じ」
「終わり方が決まっているくらい」
というこの曲。
まさにライブな曲だ!
■ 「タイトル未定」
続いて演奏されたのは
アルケミストの井尻さんの詞に、弦太さんが曲をつけたという曲。
書き下ろし新曲なのか、あたためていた曲なのは不明。
この曲はなんと、悠さんのボーカルで。
悠さんがコーラスじゃなく
メインボーカルで歌うの、初めて聴いた!
超緊張している様子が伝わってきました(笑)。
そして同時に
ひとつひとつの音を、言葉を、
とっても丁寧に歌っているように感じました。
歌も、言葉たちも
あんなふうに歌ってもらえたら、しあわせだろうな。
■ 「希望の歌」
アルケミストのHPで
今月初めに神戸と名古屋で行われたライブの
セットリストを確認することができます。
神戸と名古屋では
弦太さんと高岡陽子さんによる 「陽弦」 で
弦太さんの曲「来るはずのない夏」を演奏したそうですが
「陽弦」 がないかわりに
追加されたのが、この曲のようです。
弦太さんの、わりと新しい歌たちの中で
個人的に、ダントツに好きな曲です。
弦太さんは、この日も最後に演奏した
「太陽に向かってうたう歌」 がお気に入りのようで
同時発表だったのに
「太陽に〜」 にくらべて演奏の機会が少なくて、ちょっと悲しい。
「希望の歌」 だって
みんなで歌ったらきっときもちいいのになあー。
まあそんな小言はおいといて(笑)
そんなふうにいつも思っている 「希望の歌」 が聴けて
とても嬉しかったのでした。
空の、海の、月の、星の、きらめきが
ギターの音のきらめきに重なって
キラキラ、キラキラ、お店じゅうを満たしました。
■ 「太陽に向かってうたう歌」
そんなわけで、締めはこの曲。
最近の、盛り上がり定番ソングです。
しかしステージにいる弦太さんは、いつもとちょっと様子が違う。
首に!
ブルースハープのホルダーを提げている!!
うひゃーーーーーー!
これ、神戸や名古屋でもやったんだろうか。
やっぱり気になるライブには
自ら足を運ばなければいかんのだな、と
再確認した瞬間でした。
ギターを弾きながら
ブルースハープを吹き
歌を歌う。
弦太さん、ブルースハープ吹くんだ!
シンガーソングライターみたい(笑)。
かっこよかったなあ。
回を重ねていったら
吹きっぷりも、もっとかっこよくなるだろうなあと思いました。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
そんなわけで。
冒頭のMCで悠さんが
「この企画が決まったとき、サポートをしている我々としては
井尻派につくのか、こんや派につくのか、決断のときが来たと思った」
「しかし先行き不透明なので、もう少し見守ることにして
新党結成ということになりました」
というような話をしていました。
新党!
えっと、
新党の後援会、結成してもいいですか(笑)。
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【set list】
01. 悠弦2
02. タイトル未定
(曲:ウエキ弦太 詞:井尻慶太)
03. 希望の歌
04. 太陽に向かってうたう歌
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