GENTA live report 2009 FEBRUARY     
GENTA live report 2009 index にもどる

2009/02/08 (日)
アルケミストワンマンライブ 「向ヶ丘」 大阪公演 @ 大阪南堀江 Knave

【出演】
アルケミスト
harm. 八木のぶお gt. ウエキ弦太 vp. 渡辺悠 backing vo. 高岡陽子


昨年12月から続いた
アルケミストの「向ヶ丘」レコ発ワンマンライブシリーズ。
その最後を飾る大阪公演は
これまでの公演とはひと味違って、アコーステックナイト。

何より八木さんのハーモニカが入るし
弦太さんも今までの、エレキオンリーなステージとは打って変わって
アコースティックギター1本です。


雰囲気としては
年末の 舞浜Club IKSPIARI にも似ていますが
コーラスに高岡陽子さんがいて、それだけで違う華があります。


陽子さんの盛り上げはとてもすてきだし
しょうたろうさんの声ともよく合う。
今回は1曲目の「向ヶ丘」で
八木さんの音と陽子さんの声が一体化している感じで
とってもかっこよかった!


「砂時計」 では
悠さんのやさしいコーラスが、際立っていました。
沖縄でも同じスタイルの演奏でしたが
弦太さんのギターも大阪がよりキラキラしていたし
すてきだった。


「チューリップ」 の演奏が終わったところで、しょうたろうさんが

「あ、カレーの鍋を火にかけたままだったー!」

と、慌てて火を止めに行ってしまいました。
大阪でのライブのときに限って、よく火を止めるのを忘れるなあ(笑)。

突然ステージを出て行ってしまったしょうたろうさんを
「心配だから、ちょっと見てきますね」 と
一緒に出て行ってしまう井尻さん。


えー!


しばらくしてステージにやってきたのは
イクスピアリ2部と同じ
ドナルド然とした衣装に着替えたしょうたろうさんと
前回より太ったホセ・メンドーサ!!


国に帰ってピアノの練習ばかりしていたら
すっかり太ってしまったそうで
前回までのメンドーサと、同一人物だそうです(笑)。


メンドーサさん、よく弾けていたな。 うはは。


目の付けどころが間違っている気もしますが
しょうたろうさんも井尻さんもいない
この、メンドーサ待ちステージでの
弦太さん・悠さん・八木さんの
3人の演奏が、ちょーかっこよかった!


さながら 『 悠弦 featuring 八木のぶお 』 といった風情で
ほんの少しの間でしたが
ものすごく贅沢な瞬間だったのです。


弦太さんは 「笑って笑って」 で
めずらしくオベーションでステージに降りたり
アコースティックライブだけれど
それだけでは終わらない
パワフルなパフォーマンスでした。


楽しかった!



【set list】
01. 向ヶ丘
02. 洗濯日和
03. 砂時計
04. 地図
05. 2月の雨
06. 満天の夜
07. 雨宿り
08. 未明
09. チューリップ
10. ハピネス
11. スタンディングマン
12. 笑って笑って
13. チアリーダー

enc.1 即興の歌(明日・独身最後・誕生日)
enc.2 会えない君


 
 
 
 
 
ASC (アルケミストサポーターズクラブ) 会員限定イベント
2009/2/07 @ 中津アートカクテル
2009/2/11 @ 横浜Thumbs Up


ASC(アルケミスト サポーターズ クラブ)会員限定イベントが
大阪と横浜の2会場で行われました。

弦太さんも、両方の会場に参加。
ライブの前後や 1部と2部のあいだの休憩時間など
客席をくるくるまわって
たくさんの方とおしゃべりをしていました。
こういうのが、ファンクラブイベントの醍醐味。

アルケミストはフリーライブが多いし
弦太さんも、お客さんと接することを大事にしてくれる方なので
ステージの外で接することのできる機会は多いですが
普段のライブになかなか行けなかったり
行ってもタイミングが合わなかったり。

こういう時間を作ってくれることが、ファンには嬉しいです。


大阪と横浜では
セットリストはちょこっとずつ違いましたが
それは、足を運んだ会員のみなさまだけのとっておき ということで(笑)
弦太特化らしく、弦太関連の内容を少し。


■Letter
弦太さんの白いCDに収録されている
インストの曲「Letter」。
これにしょうたろうさんが歌をつけたものが、演奏されました。

この詞は以前に
お台場でのフリーライブで聴いたことがあります。
そのときはしょうたろうさんが途中の歌詞を忘れて
完全に聴けなくて残念だった記憶が(笑)。

それと、楽屋でやった「 アルケミスト × ウエキ弦太 」のライブでも
やったかもしれない。

どちらもこのHPができるより、もっとずっと前のことです。
弦太さんのことはステージで見るばかりで
話しかけるなんてとてもじゃないけど出来なかった頃。
懐かしいなあ。

おいといて(笑)。


こんなタイミングに聴けるとは思いませんでした。

詞の語り手を、弦太さん
語りかけている相手を、奥さん
そういうふうにわりと具体的にイメージして
書かれた詞だそうです。
なるほどやっぱり、納得の詞です。
詞の内容も
聴いたひとだけのとっておき、ということで(笑)。


■卒業写真
しょうたろうさん × 弦太さん で1曲
井尻さん × 弦太さん で1曲
という、げんたとコラボなコーナーがありました。
井尻さんパートは、大阪と横浜では違う曲でしたが
しょうたろうさんパートは、どちらの会場でも同じく
ユーミンの「卒業写真」のカバー。
これ、よかったなあ。


またまた個人的な余談に突入しますが
以前に Clave y Galapago の ライブでたしか
ユーミンの「埠頭を渡る風」がカバーされたことがありました。
いつのことだったか思い出せないのですが
その日の日記かレポートに
「いつか『卒業写真』のカバーも聴いてみたい」
と書いた記憶があります。


これも、この日に聴けるとは思いませんでした。
大阪はオベーション・横浜はコリングス
アコースティックギターでやさしく奏でられるこの曲は
優しく静かで懐かしくて、いつか見たさざ波のよう。
すてきな演奏でした。


■質問コーナー
当日参加のお客さんから
アルケミストに聞いてみたいことを出してもらって
そのうちのいくつかに答えていく、という
質問コーナーがありました。

そこで取り上げられた質問のひとつが、これ。


「もし自分が女だったら、チームアルケミストの誰と付き合いたいですか?」


この質問に対して
ふたりともそろって挙げた人物が、弦太さん!
お客さんからは「おおー!」と低い声が沸き起こりました。

井尻さんと弦太さんがラブラブボンバーなのは有名(?)ですが
しょうたろうさんもか!
しかもしょうたろうさんは


断然 弦太さん


と、強調。


すっごい。
モテモテだ!


アルケミストからの告白(笑)に
照れ笑いをしながら立ち上がって
「どうもどうも」という具合に両手を挙げて応えていました。


■アンコール
東京公演のダブルアンコールでは
曲が決まっておらず、お客さんから希望のアンケートを採りました。
選択肢は 「笑って笑って」 と 「一日の終わりに」 の2曲。
接戦だったのですが、「笑って笑って」が選ばれました。


楽しい楽しい 「笑って笑って」 の最後
しょうたろうさんが 「♪ゆーこーうー」 と歌う前の
シーンとした状況のとき
しょうたろうさんが、弦太さんを振り返って
何やら耳打ちをしました。

「え?え?」
と、若干戸惑った様子の弦太さん。
思いがけないことを言われた模様。

しょうたろうさんはすぐに、井尻さんにも耳打ちをして
次にギターから響いた音は。


「一日の終わりに」 。


わー、すごい!
「笑って〜」 に 「一日〜」 が、くっついちゃった!


タイプの180°違う2曲がくっついたことで
それぞれのかっこよさが爆発的にアップしました。
弦太さんは一瞬戸惑った様子でしたが
あっという間にスイッチを切り替えて
まったく違う音色をつま弾きます。

すごい、すごい、すごいー!
急に言われたのに。

失礼かもしれませんが
さっすがプロ!と思いました。
あのメドレー。
あの落差に、すっかりホネヌキにされました。





といった事情で
アルケミストじゃないけれど
チームアルケミストな弦太さんのファンにも
楽しいイベントだったのでした。

他のミュージシャンのFCイベントじゃ、こうはいかないんじゃないだろうか。
サポートメンバーが、演奏以外でもこんなにがっつり加わるなんて。
アルケミストのアットホームさと
お客さんとの距離感の成せる技です。


GSC(げんたサポーターズクラブ)なるものがもしあれば
その会員にも嬉しい内容でした。
アルケミストはファンクラブに入るほどじゃないけれど
弦太さんはすき、というひとで
ASCに入っていないから来られなかった、というひとがいたら
それはとても残念。


でも
アルケミストのワンマンに、弦太さんはほとんど出演しているし
こんなFCイベントもあるし
そんなイベントの参加権や
弦太さん出演ライブの先行予約があるから、絶対おすすめなのです。


まだASCに入っていないあなた、この機会にぜひ!
ちなみにGSCは、発足の予定はありません。たぶん(笑)。



 
 

 
 
2009/02/15 (日)
アルケミストフリーライブ @ ららぽーと豊洲



ららぽーと豊洲での
アルケミストのフリーライブに参加でした。


この日は大阪から
コーラスの高岡陽子さんもかけつけて
豪華版のフリーライブ。



 
 
これはきっとすごいにちがいない!と思って行ったら案の定
まるでワンマンライブのようなノリや演奏が満載でした。

弦太さんの演奏にも、若干力が入っていたような(笑)。


沖縄で赤いダウン姿の弦太さんをみてから

「外のライブでも、そのダウン着てればいいのにー。
 そっちのほうがかっこいいのにー。」

と思い続けていたのですが
今日はライブで赤ダウンデビュー!

やっぱりそっちのほうがいいじゃーん、若いじゃーん、と思いながら
聴いていたのでありました。


 
 

 
 
2009/02/18 (水)
アルケミスト @ 東京タワー
 
 
東京タワーはね。
わりと、カップルが多いと思うんです。
あとは修学旅行生とか。


ゆっくりロマンチックに夜景を見に来たひとが、多いと思うんです。
だのにしょうたろうさんの、攻めのMC(笑)。
すごかったなあ。


今日はギターが2本。


ギターを複数持ってきている場合
即興のコーナーの、お題を募集しているときは
弦太さんはいつも
ギターをいったんスタンドにもどします。
いじりんが弾き始めた曲の感じで
どのギターを使うか決めて、セット。


そういうときの選択の的確さに
やっぱりすごいなあー、と思います。


わたしはアコギの音がより好きなので
何でもかんでもアコギの音が聴きたくなってしまうのですが
弦太さんがガットのギターを選んで
ああー、アコギじゃないのかー と、少しがっかりしたりして
でもいざ演奏が始まると
なるほど、こりゃあやっぱりこのギターの音だ と
感激してしまうのです。


この日はゴダンでした。
ゴダンにも、何だかひさしぶりに会ったなぁ。


− − − − 


「スタンディングマン」 では
お客さんの手拍子の、調子が少し変わる場面があります。
それはたぶん自然発生的に起こった手拍子で
とても楽しい気持ちで参加しているのですが
この日の演奏では弦太さんが
ギターの弦をミュートした状態で
お客さんの手拍子にあわせてかき鳴らしていました。


ギターの刻むリズム。


即興のコーナーのときは
しょうたろうさんや井尻さんの紡ぐ音を
すぐに拾ってギターでおいかけたりしますが
お客さんの手拍子も
拾っておいかけてくれて。


手拍子参加が、ますます楽しくなりそうです。


 





2009/02/20 (金)
Maria Live @ イルキャンティ・ビーチェ

片瀬江の島駅のほど近く
海に面したレストランでの、Maria さんのライブ
2度目のサポートです。

昨年末の、クリスマス前のライブに続き
今回も雨・・・。

でもライブの始まる夕方頃には
何とか雨もあがりました。


各ステージとも、Maria さんのライブの前に
弦太さんのコーナーがちょっとずつ。

2nd のときは、「愛を語ろう」 と 「熱帯魚」。
3rd のときは、「春」 と 「大切な君」。
1st には間に合わなかったのですが
歌ではなく、ボサノバを弾いたといううわさ。


「熱帯魚」 が、今まで聴いたどんな演奏よりも
さみしいパワーたっぷりで
うわーなんてさみしい演奏だろう
と思って聴いていたら
とことんさみしく弾こう、と思った演奏だったとのこと。
もくろみは大成功です。

もともと弦太さんは
淡々とした演奏より
情感のたっぷりこもった演奏のほうが
得意分野だとは思うのですが
曲の感情をコントロールするって
すごいな。



 
 
 
 






2009/02/26 (木)
Clave y Galapago @ エルリンコンデサム


メンバー・加瀬田聡さんのブログ記事などなどに
超難しい新曲を全力で練習中、という情報が。

この日のライブで演奏するかしないかは
謎のベールに包まれたままでしたが
後日の加瀬田さんのブログ記事によると
堂々披露されたとのこと。
わたしがライブ会場に到着したのは
2 nd stage の終わりのほうだったので
残念ながら聴くことはできませんでしたが
これからどんどん精度を上げていくのでは、と 楽しみです。


最近のガラパゴの演奏の中では
「トゥーラ」 という曲がとても好きです。
いちばんパワーがある気がする。


曲の途中で 「ウェルパ!」 (と、聞こえる)
と叫ぶところがあるのですが
この日はみちこさんがひとりで叫んでいました。

前に山科で聴いたときは
Yambu さんも叫んでいたような記憶。

ガラパゴは女性ボーカルなので
ここだけ男の人の声、というのが
インパクトがあってすっごくかっこいいと思いました。
ここだけ突如全員で叫んだら
もっと迫力でかっこいいんじゃないかなー
と、勝手な想像を繰り広げて、楽しんでおります。