GENTA 2008.5

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GENTA Report

2008/5/30
Clave y Galapago 結成三周年記念スペシャルライブ＠中目黒楽屋
		【出演】 Clave y Galapago Special Guests：perc.加瀬田聡　tp.ルイス・バジェ早いものです。 Clave y Galapago、今年で結成３周年。３周年！１周年記念ライブでは、ライブパフォーマンスにラウンドが加わり２周年記念ライブでは、トランペットのルイス・パジェさんがゲストで加わり３周年記念ライブでは、なんとメンバーがひとり増えました。最近約半年の、ガラパゴの活動。そのほとんどに「スペシャルゲスト」として参加していたパーカッションの加瀬田聡さん。ライブ前に、加瀬田さん除く３人で「MCで、彼に　『メンバーになって』　って言っちゃおう」と、こっそり打ち合わせていたそうな（笑）。「お客さんの前でラブコールしちゃえば、絶対断れないから」という確信犯的作戦は大成功で３周年の節目である記念すべきこの日に晴れてガラパゴ、４人編成となりました。本場キューバで勉強を積まれている力強いパーカッションと堪能なスペイン語ですでにガラパゴに欠かせない存在です。
▲キューバでのMCを再現中！
▲引き続き再現中。いじわるっぽく見ているみちこさん（笑）。
		さて。結成当初からガラパゴを追い続けてきたハコイリムスメですが（笑）ここ１年のガラパゴの活動・発展には本当にめまぐるしいものがあったように思います。この３周年記念ライブまでガラパゴの音楽を聴くのにずいぶんブランクをあけてしまいました。その間キューバの国際音楽祭への参加が決まり当日に向けての猛特訓がありそして、実際に本場キューバでの音楽祭を経素人が偉そうなことを言いますがなんか全然違った。トレス。弦太さんのトレス。何がどう、と聞かれるとどう答えていいのかわからないのだけど。キャンキャンした音が特徴のトレスギターの音がまあるく聴こえました。弾いている立ち姿が余裕、というか、ゆったりして見えた。今までは楽器を抱え込んで眉間にしわを寄せてぐああっと弾いていたのがゆとりの表情で楽器の上を指が軽快にすべっている。足はみちこさんと同じようにステップまで踏んじゃっている。一皮むけた、というのは、こういうことを言うんだ。そう強く思ったのです。ほんとうに、ほんとうに、今までとは全然違う。キューバの風を感じることが彼らにもたらしたものは計り知れない。

		みちこさんは加瀬田さんが加わったためボンゴをたたくことはなくなりましたがクラーベとマラカスを鳴らしながらより軽快にステップを踏んで歌っています。渋谷さんはうしろで大人のような笑顔でネコをかぶって（笑）、無口に支えている。加瀬田さんのプレイは勢いがあって演奏にさらなる厚みを与えている。ゲストのルイスのトランペットはぱーん、と強いのにやわらかい。印象には残るのにじゃましないし、ガラパゴと溶け合う。ああ、これがガラパゴの自然なスタイルなのかもしれない。メンバーは来年のキューバの音楽祭に向けてすでに動き出しているそうです。どこへ行くんだろう。彼らは。どこまでも行くんだろう。きっと。



▼　衣装替えは３回。アンコールでは、キューバでも着て演奏をしたというガラパゴオリジナルTシャツで登場です。カメで、キューバで、でも和で、かわいいデザイン。弦太さんの帽子は貴重な姿です。

		【 1at stage 】 1 Catchita 2 Olvido 3 Negratomasa 4 20 anos 5 En el scilencio de la noche 6 Capullito de aleli 7 Hotel CA 【2nd stage】 1 Pensamiento 2 Quiero dormir con la luna 3 Me Voy Pal pueblo 4 涙そうそう 5 Para siemple 6 Macusa 7 Flor de Venganza 8 El Cualto de tura 【e.c. 】 Son de la loma 【d.e.c. 】 Catchita

		は！演奏に全然触れなかった（笑）。 Catchita で始まり Catchita で終わるライブ。すてきな構成でした。おなじみの曲に、新曲もたくさん。 2nd stage ２曲目の「Quiero dormir con la luna」が、とても好きです。みちこさんのトリッキーなボーカルが、すごく楽しい！必死にギターを弾いている弦太さん曲が終わって「やってやった！！」と達成感全開な姿が、すてきすぎました（笑）。
今回のライブにまつわるものたち。