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GENTA Report




2006/10/8
clave y galapago with 宝亀克寿 @ 佐世保 わおHOUSE



vo.&perc. 太田みち子 bs.&tres. 渋谷和利 gt.&tres. ウエキ弦太

共演:宝亀克寿











長崎・佐世保にあるライブバー  「わおHOUSE」 で
clave y galapago のライブが行われました。



この日のライブは声優の宝亀克寿さんとの共演。


宝亀さんは、9月30日に立川ラ・バンバで行われたガラパゴライブにも
遊びにいらしていました。



お店に入ると、中は超満員!
ステージのまわりは270°ぐるっと客席。
うわー。何とか座れました。



ライブは2部構成。
1部が宝亀さんボーカルのライブ
2部がガラパゴライブ。



1部。
ステージにはまずガラパゴの3人が登場。
自己紹介と、宝亀さんを呼び込むMC。のはず。
なのに最初からおしゃべりが勢いに乗ってます。
あはは。








宝亀さんの声は、
低く、ずっしりとした、よく届く声。て、声のお仕事をされているから、当然ですね。

宝亀さんが、今まで声を当てた代表的なキャラクターや
吹き替えをしている映画や俳優さんを紹介されましたが、

おー、あの声の人なんだ!
えー、その声も!

と、びっくりする役名や作品名がたくさん飛び出しました。
わー。






うしろの渋谷さん、いい笑顔です。





1部ではみちこさんは、座って演奏。
弦太さんは、新しい、おもしろい格好のギターです。
わかるかな?







この写真は、「がんばらんば」 という曲の演奏中。
宝亀さんのボーカルに、ガラパゴのコーラスが入ります。

「がんばらんば」 は
佐世保出身の宝亀さんの、同窓会のために作られた、弦太さん作曲の曲。
歌詞には佐世保の方言がたくさん出てきます。


余談ですが
九州にいなかがあるので、すごく懐かしい気分で聴きました。

なんばしよっと? どがんしよっと? げんきしとったね?







 * * * * * * * * * * * * * * * * *







そして2部。
ガラパゴのライブです。


1部の宝亀さんの声とはまったく雰囲気の違うみちこさんの歌声に
客席も 「おおっ!」 と、ひきこまれます。


1曲目

みんな知っている有名な 「コーヒールンバ」 で、つかみはオッケイ。








2部はもう、ガラパゴライブではおなじみの曲ばかり。

ソンを初めて聴く方がほとんどだったと思うのですが
みちこさんの盛り上げ手腕にかかったらもう怖いものなし。




早速踊りだすひとが登場したり



「全員立つまで終わりませんよ!ほら、横のあなたも!」



と、メンバー3人そろって客席をあおるあおる(笑)。



最終的には全員立ち上がって
スペースがある人は踊りだして、もうお祭りです。



さすが、南国の人はノリがいい!




2部では宝亀さんは、ステージ上には一応いない格好になっているのですが
マイクなしで後ろから入れる合いの手がもう、おもしろくて。



みちこさんとも渋谷さんとも弦太さんとも、
まったく違う声が、いいスパイスになってとても楽しかったです。





そうそう、



Hotel California」 の、コーラス。



いいです。いいですねー。

まだそんなにたくさんの回数演奏された曲(アレンジ)ではないですが
前聴いたときからさらにぐっとよくなった感じです。

とくにコーラス。




あのコーラスワークは、かっこいい。
かっこよかったなあ。
さらなるパワーアップを期待してやみません。
何度でも聴きたーい!!








さてアンコール。


用意されていた曲のほかに
客席から 「がんばらんば」 にリクエストが入りました。


カホンをたたき歌う、みちこさん。
と、かわったギターを奏で歌う、弦太さん。









そして、演奏中は専らくちびる真一文字の、渋谷さん(笑)。









初めての地、佐世保で一体どんなライブになるんだろう、と
ちょっとドキドキしていたのですが
いやーもう、盛り上がった!
すごかったなあ。


純粋なガラパゴのライブともまたひとあじ違って
もりだくさんな、おいしいライブでした。


わははー!














<1st stage>

 ◆ Besa Me Mucho
 ◆ 朝日のあたる家
 ◆ 時間よ止まれ
 ◆ 枯葉
 ◆ Fragile
 ◆ がんばらんば
 ◆ キエンセラ

<2nd stage>

 ◆ Moliendo Cafe
 ◆ Mi Tierra
 ◆ Cachita
 ◆ Hotel California
 ◆ Son al Son
 ◆ Chan Chan
 ◆ Quemanera de quererte quemanera

<enc.>

 ◆ がんばらんば
 ◆ Son de la loma
 ◆ ケサラ










2006/10/22
アルケミスト アコースティックライブ「投壜通信」@Club IKSPIARI



舞浜のClub IKSPIARIで行われた
アルケミストのアコースティックライブ「投壜通信」に、出演されました。



セットリストなどはこちら



しっとりめな 1st stage は、弦太さんの出番は少なめ。


ですが
先日の神戸でのライブで、「宇宙飛行士」のイントロが感動的だった
「明るい部屋」。



今日はまた違うイントロで、ギターから始まるアコースティックバージョン。


「明るい部屋」 という曲は
普段ライブで演奏されるときはオケがあって
たまにオケなしで、ピアノとボーカルのみで演奏されるときがあって



「ああ、これがきっと『アルケミスト』なんだろうなあ」



と、胸をあったかくしながら聴いていたのですが
ギターの入ったこのバージョンもまた格別。


きれいな、本当にきれいな、流れるようなギター。



曲というのは進化するものなのだなあ、と、最近考えていたのですが
これもそんな1曲であるように感じられてなりません。




ほいで

2nd stage。
最初は即興のコーナーです。
いつもはしょうたろうさんや井尻さんや、たまに悠さんが
即興のコーナーについての説明をするのですが
この日はしょうたろうさんが



「今日は、うちのウエキからご説明を」



と、弦太さんにマイクをわたします。
急なことにびっくりしながら、でも嬉しそうな弦太さん。ぷぷぷ。



「即興コーナーというのは、わたしは出番が少なくて」

「わたしはスキマを縫って弾く、
スキマ産業なのですが・・・」



とか。おもしろかった。




最後には


「(即興のコーナーについて)ご存知の方ばかりで必要なかったと思いますが

 今日最初で最後、皆様にお話ができて、とても嬉しかったです!」


のセリフに、会場からは拍手が!


ああおもしろい。
ご本人もとても満足そうでした。あは。





* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *




「こんな風の日は」


ハーモニカが入ると、
よりあったかい、ほのぼのした感じになるなあ、とほんわかと聴きました。




この曲の最中。
おなじみの 「コール&にゃーのコーナー」 に突入したときのこと。

しょうたろうさんが


「弦太さん、やっちゃいなよ。リハで 『やりたい』 って言ってたじゃん!」



と、盛り上げようとこぶしを振り上げた弦太さんに向かって言います。
そして客席に



「みんな、弦太さんの夢をかなえてあげて!」

「みなさんだけが弦太さんの夢をかなえられるんです!」


と。
弦太さんも、嬉しそうな、でも、「いいの?いいの?」と、
若干はじらっているような(笑)。




始まったのは、弦太コール!
弦太さんの、ギターを弾いたり振り上げたりして上下する手の動きにあわせて




 げん! た! げん! た!



と、会場中(主に女子)から沸きあがる声。
すげー!
うひゃう☆

そんな会場に向かってまたしょうたろうさんが



「今、ひとりの男の夢がかなった瞬間を見ました!ウエキ弦太、42歳です!



と。すかさず弦太さんが年齢を訂正。



40歳でした! 42歳は社長でしたね。」




なんつって。
いじられまくりで、とてもおもしろかったです。
アルケミストファンのみなさん、弦太さんにも、もっと愛を!





* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *






アンコール「笑って笑って」



ギターソロのとき、
ステージの前のほうに出てきてぐわあああっと弾くのはいつものことなのですが


今日はそのとき、弦太さんの口にはピックが。

ピックが!!



やるな!これはやるな!やる気だな!!



と、思っていたら、やっぱり!




投げましたピック!!





うわあー!
わたしの席よりずっと離れたところに飛んでいったので
手の伸ばしようがありませんでしたが
ゲットした方、いいなあ。






なんだか演奏のレポートがまるでありませんね。
でも、パフォーマンスがたまらなくおもしろかったのです。
ぐはは。




パフォーマンスがすてきだということは
演奏がすてきだということと同じくらい
場合によってはそれ以上に
ミュージシャンにとって大事な要素だと思うのです。











2006/10/23
池田朋子 @ 南青山 MANDALA



vo. , pf. & gt. 池田朋子 gt. ウエキ弦太 sax & fl. miwako w.b. 新岡誠 perc.
小松誠司



開演ギリギリに会場に着いたのですが
平日、しかも月曜なのに、ほぼ満席。



客席にも熱気が満ちていて
とても楽しかった。



池田朋子さんの曲の中では
「このまま」 「覚醒」
の2曲が好きで
とくに「覚醒」は
CDで聴くより、ライブが断然かっこいい。


熱いギターとコーラスが。
弦太ギターと、新岡コーラスが。
がー!



タイトルのとおり、目の覚める思い。



「覚醒」 の激しい感じと
「このまま」 のやわらかい感じ


その対比が、とても好きです。







<1st stage>
◆ 空半分
◆ 家
◆ Wave
◆ Samba de uma nota so
◆ 梅干しの唄
◆ このまま
◆ あしたのたいよう

<2nd stage>
◆ Meditacao
◆ Estrada do sol
◆ Tristeza
◆ 雪どけ
◆ 口笛
◆ 祈り
◆ 覚醒
◆ 虹










2006/10/30
waya da gaya @ 赤坂 November 11th


 gt. ウエキ弦太 w.b. 新岡誠 perc. 長岡敬二郎 Harm.八木のぶお


今日はちょっと遅刻しての到着だったのですが
着いたときはほぼ満席。
うおお、わやだがや、大人気!



最初の4曲は、どどどどどーっと、
MCをはさまずぶっ続けで演奏されたそうです。

MCをはさまず!!

わたしが到着したのはApeloの終わりのほう。
残念・・・。





◆「Tempo Feliz」

今回は、新しい曲が何曲か登場しました。
2ndの 「Tempo Feliz」 もそのひとつ。
ギター1本のみの演奏は
あたたかくて、どこか切なくて、懐かしくて
客席から


「秋らしいね!」


なんて声も飛び出していましたが、まさにそんな感じ。





◆「Samba Do Aviao」

「ジェット機のサンバ」。
ジェット機が滑走路を走る様子をイメージした演奏場面がおなじみですが、
今日はその導入部で、はたと弦太さんが演奏をやめる場面が。


細かい右手の親指の動き。


を、止めてみる。


あれ、止めても音がする。


も一回やってみる。


で、また止めてみる。


やっぱり止めても音がする。


弦太さんの後ろにいる、新岡さんのウッドベースの音です。
曲が終わったあとのMCで

「自動演奏付き 『ジェット機のサンバ』 !」

なんておっしゃっていましたが
この、演奏を、やってみたりやめてみたりする動きが
そして、そのときのきょときょとした表情がおもしろい。


おもしろーい。 あはははは。




そんなジェット機は、今日は助走がちょっと長め。


そろそろ離陸しよっかな。
うーんでも、もちょっと走ろっかな。
どうしようかなー。
もちょっと走っとこ。


みたいな感じ。
助走が長いジェット機、大好きです。




◆「My favorite things」

古畑任三郎のテーマに聴こえてしょうがないこのアレンジ。
今日は八木さんのハーモニカが若干遠慮がちで
あんまり古畑っぽくありませんでした。



◆「Daixa」

「ええい、ままよ」 みたいな意味の言葉でしょうか。
ギタースネア、楽しい。かっこいい。
ギタースネアと本物のスネアドラムの共演がまた、おもしろい。
長岡さんは、いつも涼しげな顔をして演奏するのがなんだかおかしいです。


余談ですが、
いつも涼しげなのに、「Berimbau」 のときは
「もうそろそろ歌ってもいい? ねえ、いい?」
という感じに一生懸命弦太さんを見つめている姿がまた、愉快です。





◆Chuva 〜 O Astronauta


「アンコールは静かに」

と言って、「Chuva」の演奏が始まりました。

「Chuva」。
アンコールの曲としてはめずらしい感じで、
ほう、と思いながら静かに聴いていたのですが


突然!!

「宇宙飛行士」 が!!



わーはーはー!!
びっくり。びっくりしたよー。楽しいよー!!



弦太アレンジの 「浜辺の歌」 の最後には
「ジェット機のサンバ」 が、きらーん☆と登場しますが
まさにそんな感じ。



アンコールに、打ち抜かれました。


ふるふる。ふるふる。







<1st stage>
◆ O Astronauta
◆ Samba De Triste
◆ Tristeza
◆ Apelo
◆ Anos Dourados
◆ agua de beber
◆ Consolacao

<2nd stage>
◆ Tempo Feliz
◆ Samba Do Aviao
◆ All the things you are
◆ My favorite things
◆ Daixa
◆ Berimbau

<enc.>
◆ chuva 〜 O Astronauta