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GENTA Report



2006/9/1
Waya Da Gaya @ 草加 Sugar Hill

gt.ウエキ弦太 harm.八木のぶお wb.新岡誠 perc.長岡敬二郎



個人的に
草加は遠いです。
遠いので最後までいられません。
残念なことです。




なので、印象的なところをかいつまんで。



◆宇宙飛行士

「ジェット機のサンバ」 のイントロに
くっついて演奏されることの多かったこの曲。
今日は逆に
「宇宙飛行士」 に 「ジェット機」 が みえかくれ。
これはおもしろかった!


◆My Favorite Things

メロディが ぱーん! と前に飛び出して
堂々とした感じのする弦太アレンジのこの曲。
とてもかっこいいのですが
「古畑任三郎のテーマ」 に聴こえてしょうがない。。
あああ、ごめんなさい。


◆夏の思い出

9/1だし、弾き納め的に演奏されるんじゃなかろうか

なんて思ってはいたのですが、2nd stage 冒頭で
すみっこに隠されていたオベーションが登場したときは
胸がうち震えました。

やったっ、やっぱり!聴ける、聴けるぞ!


オベーションからあふれ出る音の洪水は
やっぱりどうにもかっこいい。

そして演奏中

 「譜面台どかして」

というようなことを新岡さんに向かって言っているなあ、と思ったら。


ゲンタが立った!今日も立った!


あは、あはははは!

前回の「ゲンタが立った事件」は、割合大きなステージのときだったのですが
ここのステージは小さくてひくい。
で、立つと、お客さんと近いし、迫力がまた。


おもしろい。おもしろいなあ。
そしてかっこいい。
また来年までおあずけかなあ。
でも限定だからこそ、待ち遠しいのかもしれない。



◆Berimbou

1st と 2nd のあいだに
弦太さん手書きの歌詞カードが、各テーブルに配られました。
前回の Nov. 11tn のとき
初めてスーパーコーラス隊でのボーカルが入ったこの曲。

今日もだ!
そして、お客さんに歌わせようとしている!!

その試みがもう、おもしろくて楽しくて。

時間の都合で帰らなければいけなくて聴けなかったのですが
楽しかったんだろうなあ。。。





できれば行きやすい場所と時間でライブをお願いしたい、と思うのですが
当然 「ここでやってくれると嬉しい」 という方もいらっしゃるわけで
いつか 「こんなうちの近くでやってくれちゃうなんて!」 と
小躍りしちゃうようなところでライブがあることを夢見つつ。。。











2006/9/3
アルケミスト @ 神戸三宮 CASH BOX


おなじみとなったアルケミストの神戸ワンマンライブ。
今回もギターサポートで出演されました。

セットリストや全体のレポートはこちら



この日弦太さんのセッティングは
赤いエレキギターとゴダンの2本。



やったっ、エレキだ!
赤いあの子だ!!



エレゲンのライブ以来もう
かっこよくてしかたなくて 『聴きたい、聴きたい』 とうずうずして
8/5・6のアルケミストのライブのときにまた聴けて大興奮した
ぴかぴかした赤いエレキギター。





と、最初のうちは赤エレキにくびったけだったわたしですが
この日のヒーローは、ゴダンでした。




「地図」 の演奏が終わり

バンドメンバーはみな席をはずして
ステージはアルケミストのふたりと弦太さんとの3人の
アコースティックな編成に。





曲の始まりは、ギター。
弦太さんのゴダンから、やわらかな音が、響きだします。




!!



あれれ、これ!!!




「宇宙飛行士」 だ!!!!






うあー。
アルケミストのライブで、この曲が聴けちゃうなんて思いもしなかった。



「宇宙飛行士」 のイントロ につづく、しょうたろうさんの歌声。



うあー、これ、 「明るい部屋」 だ。



ギターの余白を、ポロン、ポロン、と、うめてゆくピアノ。



うあー!!!



こんなのも、あるんだな。
こんなのも、ありなんだな。


すごかった。
すごかったすごかった。
すてきだった。


すっかり打ち抜かれて胸にぽっかりあながあいてしまったような気分です。

それぞれが、ひとつひとつでもとってもやさしい、あたたかい、
みっつがあわさった、その音も、ふんわり、満ちてゆく。


ステージの上が、やわらかく明るい光で満たされたようなここちでした。




 * * *




「ラン」 は、先日の R et B ワンマンと同じく
わっくわくなエレキギター。
この曲にエレキ、ほんとうにかっこいい。
かっこかわいい。


かっこいいなー、と思ってみていると弦太さん
おもむろに、ステージのすみっこに置いてあった小さなスプレー缶を手に取ります。


なんだなんだ、と思っていると。



あらまあボトルネック!


スプレー缶を、左手に持って、弦の上をすべらせます。
わは、わはははは!


今までに ムヒ と ビール瓶 のボトルネックを見た(聴いた)ことがありましたが
スプレー缶は初の試み。
でも、ムヒやビール瓶にくらべホンモノに近い感じで
いい音が出ていました。
わは☆




 * * *




しょうたろうさんの衣装替えタイムや
本編とアンコールのあいだなど
バンドだけのインストの演奏の場面が多かったのも
ひと味ちがっておもしろかったです。
楽しくて、もっともっと聴きたい、と思ってしまった。





エレキ@アルケミスト
with ドラム。




この組み合わせ、ぜひにまた聴きたいです。

ききたーい!!








【 追記 】

「こんな風の日は」 の 「コール&にゃ〜」のコーナー。

8/5・6 に行われたライブ 「 R et B 」 では
しょうたろうさんにさんざん「(『にゃ〜』のポーズを)やってなーい!」
と指摘されたにもかかわらず、逃げに逃げて結局やらなかった弦太さん。


「これは次に期待です。」


なんて、8月のライブレポに書いていたのですが、今回の神戸。

やってくれました!

「にゃ〜」 というより 「がお〜!」 でしたが。
ちゃんと手つきで。


『(恥ずかしいと思う)自分を追い越していこう』 と
ライブ冒頭でしょうたろうさんがコンセプト(?)を掲げたのですが
弦太さん、そうそう、そういうこと、そういうこと!(笑)


いつものからを飛び出して

ああたのしかった。わはは。










2006/9/10
アルケミスト @ 南町田グランベリーモール



アルケミストのフリーライブに行ったら
弦太さんがギターを弾いていました。









そして歌っていました。(コーラス)








写真は、「なみだ」 のコーラスです。たぶん。



1stステージは
夏が戻ってきたような暑さと、じりじり照りつけるお日様の下。

ピアノの黒鍵はたいそう熱そうでしたが
オベーションは熱を集めないのかな。






そして日もかげってきて
若干涼しくなってきた 2nd stage。




何だかいじわるそうな表情です。

そして






何やら楽しそうです。





この日は
本番中ちびっこがコンセントを抜いてしまい
途中ギターの音が出なくなるというハプニングも!

なんともグランベリーらしいハプニング。
弦太さんもステージ上で
困ったような、でも笑っちゃう、というような反応。




2nd stage の即興のコーナーが
ものすごくかっこよかったです。

演奏も、詞も。










そういった事情で
本日は写真中心で、お届けしました。











2006/9/16
池田朋子 @ 湘南江の島 虎丸座
NHK-FM 『よこはまポートスタジオ サンセットライブ』 公開録音


ボーカル・池田朋子さんのサポートで
「よこはまポートスタジオ サンセットライブ」に出演されました。

他のサポートメンバーは  小松誠司(perc.) 池田美也子(fl.)
他の出演者は、キンモクセイ。



2部構成で、 前半がキンモクセイ ・ 後半が池田朋子さんのライブでした。




会場となった「虎丸座」は、江ノ島の目と鼻の先。
ビルの7階にあり、海側180°ガラス張りの、絶好のロケーション。
海に沈む夕日を
江ノ島の夜景を
横目に見ながらのライブ。



池田朋子さんのサポートメンバーは3人とも
オレンジ色の衣装で統一されていました。
サンセットだから?



ラジオの公開録音ということもあって
ライブ自体は段取りとおりきちっと進行していった感じがしましたが
弦太さんが目立つ場面が随所にあったような(笑)。


演奏もそうですし
池田さんや、他のメンバーや
客席とアイコンタクトを取ったりする様子も、おもしろくて。
本番中ですよ!(笑)



池田さんのオリジナル曲がほとんどでしたが
ボサノバの定番も数曲。

「Wave」 は
弦太さんもライブで弾くことのよくある曲ですが
ギターで始まる演奏はここでも、とてもわくわくしました。



約1時間と、たっぷりライブを聴かせてくれましたが
お客さんの拍手で急遽アンコールも。


本編で演奏された曲の中から、お客さんのリクエストで
「このまま」
が演奏されました。


「どの曲やって欲しいですかー?」


という朋子さんの客席への問いかけに


「『このまま』!」


という声が上がったとき


「そうかー、弦太さんのソロが聴きたいのね☆」


と、朋子さん。

「このまま」 が、朋子さんの曲のなかではいちばん耳に残って
「好きだなあ」と思っていた曲でもあったのですが
うん、あのギター、また聴きたかった(笑)。



本編での演奏から一段とパワーアップして
長めかつ迫力倍増のイントロギターソロ。
もう、ばんばん、前面に出ます(笑)。


曲終わりも満面の笑みで若干オーバーアクションにかき鳴らし。


わはは。
ばっちり、発揮してました。







さて
客席はキンモクセイのファンの若い女性がとても多くて
後半のライブでの反応が若干心配だったのですが
くるくるいろんな楽器が飛び出すパーカッションにじいっと見入るひとや
ギタリストの動きを興味深そうに見ているひとや
みなさんとても楽しそうで
池田さんの歌にもMCにも、みんな笑顔で聴き入っていて
手拍子でライブも盛り上げて


キンモクセイのお客さんたらすてき! と思いました。


楽しいライブだったなあ。





<set list>

◆ 空半分
◆ くちぶえ
◆ Wave
◆ Samba de uma nota so
◆ このまま
◆ あしたのたいよう
◆ 虹
◆ 家
enc.
◆ このまま





☆ 放送日 ☆

9月26日(火) ・ 27日(水) 18:00〜19:00
NHK-FM 「よこはまポートスタジオ」

(NHK-FM 横浜81.9Mhz 小田原83.5Mhz)











2006/9/22
太宰百合スーパーアコースティックライブ @ 町田 モコモコ


pf.太宰百合 vc.橋本歩 gt.ウエキ弦太



「Hotch Potch 」 のメンバーに近い今日の編成。

どの曲もすっきりした雰囲気で
ひとつひとつの楽器の音がよく聴こえてきもちよくて
とても好きな感じでした。

こういうの、また聴きたいなあ。




* * * * * * * * * *




1st で演奏された 「Wave」 が、とても楽しかったです。
ちょっとポップな雰囲気?
軽快で明快で、素直に耳に届きました。
いいなあ。いいなあ 「Wave」。
かっちょよかったなあ。




* * * * * * * * * *




それぞれのステージで2曲ずつ、弦太さんの歌コーナーがありました。
「太宰百合スーパーアコースティックライブ」 と銘打っている
(MCでは弦太さん、この部分に何度も触れ、やけに強調していました(笑))
のに、
司会進行ウエキ弦太な感じだし
歌満載もウエキ弦太な感じ。

いいですねいいですね。




1st
「梅干しの唄」 は、歩さんとふたり
「熱帯魚」 は、百合さんとふたり
の演奏でしたが、曲と曲のあいだに歩さんと百合さんが交代する場面で



「では次の曲は、女をかえて・・・おっと、ちょっとアダルトな感じですね。」



と弦太さん。何だかめずらしい感じのMCです。
新しいアダルトな魅力でしょうか(笑)。




2nd の歌コーナーでもまた、
1曲目歩さん、2曲目百合さんとの編成。
そして
「今度もまた、女をかえて。」
と同じMC。



繰り返すことが、笑いの鉄則。



MC術ですね。ぷぷぷ。



ちょっとひさしぶりに聴く 「梅干し」 も 「熱帯魚」 も、うれしかったです。




******




今日は 「太宰百合スーパーアコースティックライブ」 でありながら
MCもほとんど弦太さんでした。


おはなし好きな弦太さんにマイクを渡すのが
いちばんスムーズにライブを進行させるキーのひとつだ


と、百合さんが悟っているのでは、と、思ったり。



といいつつも弦太さんのMC中
歩さんと百合さんがこそこそっと打ち合わせをしたりしていて
MCをしながらも弦太さんはそれが気になってしょうがなくて
我慢できずに 「僕には関係ない話なのかな?」 などと介入して
結局MCで何はなしてたかわかんなくなっちゃう



という場面が何度か。
そんな ほのぼのとしたおしゃべりがまた、
客席のみなさまにはとてもウケている様子でした。
あはは。
おもしろかったなあ。 あの、天然な様子。
うは。




* * * * * * * * * *



2nd では 「竹田の子守唄」 が印象的でした。
恥ずかしながら、もとの 「竹田の子守唄」 を知らないのですが
民謡を、楽しくわくわくと聴けるようにしてしまうアレンジに
むふふ、としてしまいました。


今までに 「五木の子守唄」 「よさこい節」 などのアレンジを
聴いたことがありましたが
「竹田の子守唄」 これもまた、よかった。
また、いつかどこかで聴きたいなあ。

そして
「五木」 も 「よさこい」 もですが
もとのものと聴きくらべたりしたい。
なー。



* * * * * * * * * *




「モコモコ」 は、カレーやさん。
店内もアジアンテイストのインテリアがいっぱいで
落ち着いた雰囲気でした。


何よりも
お客さんも、お店のスタッフも
みんなが 「演奏を楽しもう」 と思ってそこにいる感じが、とても心地よかったです。





<1st stage>
 ◆ 浜辺の歌
 ◆ Wave
 ◆ Welcome a Ball
 ◆ 梅干しの唄
 ◆ 熱帯魚
 ◆ Something is comin' up

<2nd stage>
 ◆ 春
 ◆ 大切な君
 ◆ Air for the G string
 ◆ 白い径
 ◆ Sambou Sambou
 ◆ 竹田の子守唄

<enc.>
 ◆ Born to have it all