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GENTA Report




2006/7/1
CLAVE Y GALAPAGO @ YOKOHAMA北仲WATER

vo.&perc.太田みち子 b.渋谷和利 gt.&tres.ウエキ弦太
GUEST vib.山崎史子


今日もゆかいなガラパゴさん。
横浜・桜木町に期間限定でオープンしているビアガーデンでのライブです。


前回にここでライブをしたのは5月。
そのときは海風がまだ冷たくて肌寒くて
途中から毛布にくるまって聴いたのですが、
今日はもう夏の気候。



先月の恵比寿に引き続き
今日も弦太さんは、ギターとトレスのほか、さまざまな鳴り物を担当します。


そして、ゲストにビブラフォンの山崎史子さん。
恵比寿でもうそのかわいらしさにノックアウトされてはいましたが
やっぱりすてき。
演奏中はかっこよくて
あいまやMCの話ぶりや笑顔は超かわいくて。
くぎづけです。


全体に、5月のライブのときより音がよく聴こえてうれしかったです。
とくにベース。かっこよかった!


そして、野外の、壁のないひろがった空間でのライブで
力強く、まっすぐに響き届くみちこさんの歌声の迫力に
ほれなおしてしまいました。


みちこさんといい史子さんといい
かっこかわいい女性バンザイ。


今日も
パーカッションで参戦したり
踊りだしたりするお客さんもたくさん。


アンコールでは
お客さんで聴きにいらしていた
アルケミストの井尻さんがステージに呼び込まれて
マラカスとビブラフォンで飛び入り参加されました。



弦太さんも
ギターだけでなく色々な楽器を扱うことがしばしばあって
タンボリンさばきなどなどに 「うわお!」 と魅了されることがありますが
みなさん専門にしてるのだけでなく、いろんな楽器を弾けるのだなあ。
しかも即興で。しかもあんなにかっこよく。
すごいなああ。




みなとみらいの夜景が一望できる超贅沢なロケーションと
おいしいビールに囲まれて、
楽しい楽しい一夜でした。













2006/7/5
Luz fonte @ 晴海トリトンスクエア


【Triton Wednesday Live】
Luz fonte
勝どき/晴海トリトンスクエア



勝どき駅から徒歩数分。
オフィスビルを中心としたスペース、トリトンスクエアで行われた
Luz fonte のライブに出演されました。


野外でのライブ予定が
雨のため館内での演奏に変更。
場所的には
大崎のゲートシティに似た空間でした。
音がよく響きます。


1曲目
Luz fonte の弾き語りの 「大人になった夏」
この曲、とても好きです。

夏が、来た。

そんな感覚が、静かにやってくる曲です。
わいわいとした楽しい夏休みではなく
大人の、夏が。



2曲目の、ミスチルのカバー 「星になれたら」から
弦太さんがギターで入ります。
gt.弦太さんとvo.オカケンさんとの組み合わせでは
定番のようになった曲。
歌詞はちょっと切ないはずなのに
この2人の組み合わせになると
何だか楽しくてたまらない。


弦太さんがサポートのときは
毎回聴きたいなあ、と思う演奏です。



オフィスビルの中でのライブで
もしかしたらお仕事が終わるにはちょっと早い時間で
ギャラリーもものすごく多かったわけではなかったですが
足を止めて耳を傾ける人はたくさんで
音もよく伸びて
オカケンさんはステージを飛び出して
くるくる踊りながら歌っていて


穏やかに楽しい、仕事帰りのひとときでした。



<set list>
◆ 大人になった夏
◆ 星になれたら
◆ Sweet Chocolate
◆ 月の光に揺られて
◆ 空










2006/7/21
7・10×3 SPLIT vol.summer @ 7th floor


HIGH BRIDGE presents "7・10×3 SPLIT vol.summer"
出演:トキハイ/ウエキ弦太 with wb.新岡誠,perc.竹本一匹


以前にアルケミストのサポートをしていた
ギタリスト・具志Pのバンド 「トキハイ」とのツーマンライブ。


7th floor に具志Pと弦太さんのツインギターが響くのは
2004年のアルケミスト「なみだ」ワンマンライブ以来です。


<opening>
◆ なみだ (アルケミスト)

<set list>
◆ 明日が見えるまで
◆ 愛を語ろう
◆ 熱帯魚
◆ Go For It
◆ No Way Out!
◆ 大切な君
◆ 夏の思い出

<enc.>
◆ 都会のたぬき




「なみだ」。


この日のライブの1曲目は、この曲でした。
弦太さんと具志Pが知り合い、一緒に演奏するきっかけとなった曲。


この場所で
この組み合わせだから
もしかして、とは思っていたのですが
案の定!


弦太さんと具志Pのツインギターで
1番は弦太さん、2番は具志Pが歌います。


この演奏が聴けただけで
今日来た意味があったのではないかと。


本当にもう、
ふわあっと
ふんわりと
ふわふわと


会場を、ゆっくりと満たしていく演奏。

「ツインギターは、気持ちがいいね」

なんて、弦太さんもおっしゃっていました。


2本のギターから流れる音は
全然ちがう音で
でも、一緒に歌っていて。


本当に、なんて、ここちのよい。






プチ弦太LIVE的に
オリジナル曲、中でも歌中心のセット。


「No Way Out!」
では、スーパーコーラス新岡さんだけでなく
パーカッション竹本一匹のすばらしいコーラスも、バリバリ聴くことができました。
弦太さんが一匹さんのいる場面で
「コーラス、竹本一匹!」
なんていうフリをすることはよくありますが、
こんなにしっかり一匹さんが歌ったのは初めてのような(笑)。




歌声満載のライブを締めくくったのは
夏限定のあの曲、あのアレンジ。

「夏の思い出」


今シーズン初の演奏でした。

「夏にしかできない曲を」

という前振りでもう、心臓は早鐘のよう。
オベーションからきらきらとした音がこぼれだすともう
息をするのも忘れるくらい。


1年ぶりに聴く演奏。
やっぱり、どうにも、すてきでした。
今年は何回、聴けるかなあ。



アンコールはセッション。

トキハイの3人もあわせ6人全員がステージに立っても
弦太さんのトークの「弦太節」は絶好調で
確固たる存在感を放っていました。




ちょっと変わった形態のライブでしたが
2006年夏1発目のプチGENTA LIVE
ちょっと長めで、もりだくさん。



この夏、この先の活動が、ますます楽しみになりました。










2006/7/27
Luz de fonte Tokyo 2006 vol.3 〜Duo Live〜 @ 池ノ上 Bobtail


いつも中目黒楽屋で行われている、Luz fonte 弾き語りライブ。
今回はちょっぴり趣向を変えて
場所を移し、ギターに弦太さんが入ったデュオライブでした。


<1st stage>
 ◆ Change the World
 ◆ a day
 ◆ 月の光にゆられて
 ◆ 星になれたら
 ◆ 夏の思い出
 ◆ 大人になった夏
 ◆ ポロシャツ

<2nd stage>
 ◆ Happy Birthday
 ◆ 僕の右手
 ◆ life is beautiful (リクエスト)
 ◆ 空
 ◆ Just kidding Just loving
 ◆ Ride on
 ◆ Shinin' you shinin' me

<Enc.>
 ◆ 青の翼




夏に向かうこの時期のライブ。
セットリストは、
「夏」「空」にちなんだものがふんだん。


なかでも今日、もっとも注目すべきは
オカケンさんの歌で始まる、夏の思い出」。


歌から始まったから、
普通の「夏の思い出」なのかな、どうかな、と
わくわくどきどきしながら聴いていると
やっぱりおなじみ弦太アレンジ演奏!!
これが今日ここで、聴けるとは思わなかった!
しかもボーカル入りで。


中盤はギターをフィーチャーして
終盤ではまたボーカルが戻ってきて、ピアノも加わったりして。



いやあ、もう、この演奏が聴けただけでも、
来たかいがありました。



2ndは 「life is beautiful」 から参加。

「空」 では、オカケンさんの表情がとっても気持ちよさそうなのが
印象的でした。


演奏のあと
「今まで弦太さんとやった『空』のなかで、いちばん気持ちよかった〜!」
というオカケンに、弦太さんは


「僕はいつも気持ちいいですよ」


とひとこと。
ぷぷぷ。弦太さんらしい。



曲順が途中からわけわからなくなったり
客席に手拍子を求めた「青の翼」は
オカケンみずから出したテンポが速すぎで
超高速「青の翼」になってしまったり



楽しい演奏と、見ていておもしろいハプニングとで、
とてもゆかいなライブでした。





ボブテイルには初めて行ったのですが
こぢんまりとしていて、客席にはキャンドルの明かりで、
雰囲気のある感じ。


ライブ中にはお店のみなさんがいろんなことに気を配っていて
音楽への愛が感じられるお店だなあ、と思いました。











2006/7/29
CLAVE Y GALAPAGO @ 立川ラ・バンバ


わたしの記憶が確かならば
前回のガラパゴ@ラバンバは5/20。
ちょっとひさしぶりのラバンバは、やっぱりゆかいなラバンバでした。
ガラパゴのホーム的かほりがします。

今日のメンバーは3人とも赤の衣装。
みちこさんはバラ柄、渋谷さんは竹柄の、植物つながり。
とてもかわいらしかったです。


vo. & perc. 太田みちこ b. & tres. 渋谷和利 gt. & tres. ウエキ弦太


<1st stage>
 ◆ Cachita
 ◆ Yolanda
 ◆ Moliendo Cafe
 ◆ 思い出は美しすぎて
 ◆ タナロットの夕日

<2nd stage>
 ◆ En el silencio de la noche
 ◆ Lagrimas Negras
 ◆ 20anos
 ◆ Guantanamera

<3rd stage>
 ◆ Son al Son
 ◆ Para siempre
 ◆ Hotel California
 ◆ Son de la loma

<Enc.>
 ◆ Quemanera




演奏も、MCのカメ話も
もりあがってとってもいい感じ。


その中でも今日のポイントは
ラバンバ初披露の2曲が演奏された3rd stage。


「Para siempre」

5月のガラパゴ1周年ライブで披露された、
ガラパゴ初の、オリジナル曲。

「永遠」

という意味だそうです。



「son」 というジャンル、以前はまったく知らなくて
ガラパゴの演奏で聴くようになって
sonのいろんな曲を教えてもらったのですが


この「Para siempre」は、ちょっと新鮮。


より、日本人の耳になじむ感じ。
日本語なのも、耳に新しい。


お客さんが歌うコーナーがあるのも、ゆかいです。


お客さんの歌が入るタイミングが、ちょっと難しいかなと思っていたのですが
今日はそこんとこの指導を、ボーカル・ウエキ弦太さんが。
とても歌いやすかったです。
客席からは、たくさんの歌声が聞こえました。



そーしーてー!


イーグルスの 「Hotel California」


サビの部分の歌詞をスペイン語にかえて
渋谷さんのアレンジで。


原曲を大事にしたアレンジをしたかった、という渋谷さん。


誰が聴いても 「Hotel California」 だとちゃんとわかって
でも 「お、なんかちょっと違うぞ。かっこいいぞ。」 と思う、
そんなアレンジと演奏。


みちこさんの声で聴くのもわくわくしたし
渋谷さんと弦太さんのコーラスにも、うひゃうひゃしました。


新しいレパートリーがどんどん飛び出して
毎回とっても楽しい!!




この日、ラバンバからほど近い昭和記念公園では
花火大会が行われていました。


2ndの途中あたりから、花火帰りのお客さんもいらして。

どこのご出身の方かはわからないですが、
花火のあとに家族連れでいらして
「Guantanamera 」 を楽しそうに歌っていたご夫婦が、印象的でした。



花火帰り、お客さんには浴衣姿の方も。
「Son de la loma」 や 「Quemanera」 では
浴衣で踊る踊る!


キューバだけど、日本。
日本だけど、キューバ。



今日も楽しい、立川ナイトでございました。













2006/7/30
夏音 @ 恵比寿 ビストロ・ダルブル分土火


perc.はたけやま裕 vib.山崎史子 gt.ウエキ弦太


<1st stage>
1 Morning
2 浜辺の歌
3 Samba de uma nota so
4 My little suede shoes

<2nd stage>
1 Besame Mucho
2  My Romance
3  Samba do Aviao

<3rd stage>
1  Summer Time
2  Black Orpheus
3  Smile



恵比寿の駅からほど近い、なんともイマドキな雰囲気のお店。
この日がこのお店でのライブ第1回目だったようで
店内には常連とおぼしき方がぎっしり。


ぎっしり!


お客さんも店員さんも、一風変わった方やイマドキな方ばかりで
どきどきしてしまいました。


いやー。どきどき。




ライブは全部で3セット。
曲数はどの回も多くはありませんが
もりだくさんな演奏で、どの回も長さはしっかりたっぷり。


ボサノバなどのスタンダードな曲が中心でしたが、
「浜辺の歌」 や 「ジェット機のサンバ」 など
弦太さんアレンジの曲も盛り込まれていて
とても楽しかったです。


パーカッションのはたけやまさん。
とても勢いのある感じの女性でした。

2nd 1曲目の「Besame Mucho」では
コンガをかついで客席から登場したりと、
「見せる」パーカッション。


中でも 「ジェット機のサンバ」の、ジェット機助走の場面では
弦太さんの右手親指のリズムにあわせて
前後左右くるくると向きをかえながら、色々な小物を鳴らします。
同時に口でも吹きものを鳴らしたり
足のかかとでカホンをたたいたり
反対の足についた鈴を鳴らしたり


わいわいしていて、お祭りのようでした。
すんごいなあ。




3ステージ目の最後の曲では、
360°くるくるまわるパーカッションのとなりで



出た! ギタースネア!!



その迫力、生のパーカッションにも負けません。
ギターからあの音が出た瞬間
もう、ギターにくぎづけ。


いい!かっこいい!

あの音に、あの勢い。
きーもちいーなー、ほんと。




ビブラフォンの山崎史子さんも
最後のこの曲はタンボリンで参加。
両手を高く掲げて、お客さんの拍手をあおって。



ひとがぎっしりで大混雑な店内でしたが
最後にはたくさんのお客さんやお店の方が
立ち上がって踊りだして、
おお盛り上がりでライブは終了しました。



東京、恵比寿。
なんとも不思議な空間でした。
おもしろかったなあ。
うむ。