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GENTA Report



2006/5/27
Clave y Galapago 結成1周年記念 Special Live! @ 楽屋 その1


キューバ音楽のトディショナルなスタイルの一つ『SON』をベースに
至高のサウンドを追求する最小にして最強のトリオ「Clave y Galapago」。
その、活動1周年記念ライブ。

1st stage のライブレポートです。





<1st stage>

 ◆ En el silencio de la noche
 ◆ Yolanda
 ◆ Chan Chan
 ◆ タナロットの夕日
 ◆ Moliendo Cafe(コーヒールンバ)
 ◆ Delirio
 ◆ Son al son
 ◆ Cachita





開演時間の、19:30。
会場はすでに満席で、立見もちらほら。


すでにこの熱気!
すごい!



ステージに登場したメンバーの3人は
いつにも増して鮮やかな、にぎやかな衣装。
まさにアニバーサリーだ!











おなじみの曲から
大活躍のYambuトレスで幕を開け、
早くも冒頭がら拍手と歓声の渦。

今日は何だかいつも以上に
どの楽器も弾んでいるような。
わくわくわー!


1stでいちばんの注目ポイントといえば
「 Chan Chan 」 「 タナロットの夕日 」
もう、これをおいてない!と叫びたいくらい。


「キューバでは淡々と演奏されることの多い『Chan Chan』を
弦太さんは熱く弾く」


と、いつもみちこさんがMCでおっしゃっているこの曲。
普段のガラパゴライブでの定番曲ではありますが、
この日もあの熱い熱いギター。


ギターソロでは
「え、まだライブ序盤だよ、序盤からそんなにぶっとばしちゃうんだ、わあ!!」
と、度肝を抜かれる指さばきと音色。その、ダイナミックさ。
ぐわああああ!
もう、目がまんまるになりました。



そして曲終わり。
鋭いまなざしで、ギターを構える弦太さん。
熱い「Chan Chan」から続けて演奏されたのは
さらに熱い


「タナロットの夕日」 !


あの、曲と曲のつなぎのギターは
もう本当にかっこいいんです。
音もかっこいいし、その弾きっぷりもかっこいい。


と、以前から言い続けているのですが
きっとあの時、
たくさんの方とこの気持ちを共有出来たんじゃないかと思うわけです。
勝手な予想ですが。
でも、それだけでとても嬉しい。


「タナロット」のあの「温度」は
みちこさんのボーカルからも
Yambuさんのベースからも
がんがん伝わってきます。

弦太さんのオリジナルだけれども
このユニットに、やっぱりぴったりだなあ。



続く 「Moliendo Cafe」 も、おもしろかったです。
Yambuさんはベースを置きクラベスでリズムを打って
リズムとボーカルから始まるアレンジ。

かっこいいなあ。


今日はゲストに、新春ライブでも参加されていた
リコーダーの村山直子さんがいらしていました。
リコーダーの音色もすてきですが、
女性のコーラスが入ると、表情がまた変わってすてきです。



余談ですが
今日はYambuさんのトークが絶好調でした(笑)。
笑顔もいつもに増して多かったような。
それを見守るみちこさんと弦太さんのまなざしも、あたたかでした。
わは。























2006/5/27
Clave y Galapago 結成1周年記念 Special Live! @ 楽屋 その2


キューバ音楽のトディショナルなスタイルの一つ『SON』をベースに
至高のサウンドを追求する最小にして最強のトリオ「Clave y Galapago」。
その、活動1周年記念ライブ。

2nd stage のライブレポートです。





<2nd stage>

 ◆ Lagrimas Negras
 ◆ グァンタナメラ
 ◆ Olvido
 ◆ 20an~os
 ◆ Para Siempre
 ◆ 思い出は美しすぎて
 ◆ Mi Tierra
 ◆ Me voy pal' pueblo
 ◆ Quemanera de quererte quemanera

<enc.>
 ◆ Son de la loma







2nd


もしや、よもや、まさか、と、思ってはいましたが、
ラウンドで始まりました。


この、超満席で立見もひしめき合う中で
大丈夫なのか!?

そんな心配は杞憂でした。


キューバでは定番、という演奏スタイル。
楽器を持って、演奏しながら、各テーブルをまわります。
この演出に、客席の興奮も一気に高まります。
もうみんな、おおよろこび!









ラウンドをきっかけに
待ってましたとばかりに立ち上がって踊りだす
ダンサーズのみなさま!


この、超満席で立見もひしめき合う中で
大丈夫なのか!?

またもやそう思いましたが、
やっぱり杞憂でした。


このライブ
演奏者もお客さんも
熱気の限界を知りません。
ていうかむしろ、沸点を超えている(笑)!!






2曲目の「グァンタナメラ」
キューバの第2の国家といわれているそうです。
わりあい最近レパートリーに入った曲ですが
男性陣のコーラスが、いい。
今までのレパートリーにない雰囲気で、とても好きです。



そして記念すべき1周年のこの日に披露された
出来たてほやほや・ソンのオリジナル曲

「Para Siempre」

「グァンタナメラ」も、そうですが
このユニットのみせどころ・聴かせどころは
それぞれの楽器やボーカルに加え

「コーラス」

であるように思いながら、聴いています。
Yambuさんのはきはきとしたコーラスと
弦太さんの、不意をうつコーラス(笑)。


オリジナル曲は、ここが前面に出ている感じ。
お客さんも一緒に歌う場面も作っちゃったりして。
ビバ・「参加型」!

この曲が
これからどんな風に育っていくか、楽しみです。




2ndの後半
場内はほぼ総立ちのダンスホール。

見事なダンスを披露してくださるカップルや
みちこさんのダンス講座を見よう見まねて
楽しくステップを踏む方々や
自分たちのステップで、楽しく激しく踊りまくる方々や。









ものすごい熱気!


場所がせまい、せまいよ!


こんな楽屋初めて見た!!


お店の方も、スポットライトを手に持って
ダンサーズを照らしたり、サーチライトのように
ほんのり暗い場内に走らせたり。




本編終了後

「オートラ!」 (「もう一回」の意)

の声と
踊りだした体がとまらないみなさんからの
クラーベのリズムでの、アンコールの拍手。


はじめてだ、こんなのはじめてだ!
あははは!はははー!









アンコールでは衣装を替えて
さらに腰をまわすダンス。



曲が終わっても、客席の熱狂は止まりません。
動き出した体も、歓声も。





もう、本当にすごかった。


今までのガラパゴのライブで

すごい!とおもったところ
かっこいい!とおもったところ

その全部がぎゅうぎゅうにつまって、しかも濃縮された
ものすごく濃密な、1周年ライブでした。


まだまだ活動は続くと思いますが
「集大成」という言葉が、ぴったり。


この1年のガラパゴのライブの中で
ダントツ一番のもりあがりで
ぶっちぎりに楽しいライブだったことは、まちがいなしです。


時間が、本当に、あっというまでした。


これからもとても、楽しみでなりません。

うひゃー!