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GENTA Report



2006/5/3
アルケミスト @ 南町田グランベリーモール


怒涛のゴールデンウィーク withアルケミスト。

第1弾は
晴天のグランベリーモールでのフリーライブでした。


弦太さんはゴダンで。



「一日の終わりに」
「同じ空」



など、
ギターの存在感がたまらない曲ももりもり。
「なみだ」のギターソロが、
DAYSのソロが、
「一日の終わりに」の後奏が、かっちょよかった。
うおー!


本番中も出音を気にして
スピーカーの前にあたまをぴょっこり持っていって
お客さんに聴こえる音を確かめている様子が
とても印象的でした。




ゴダンくんも


1stの即興では、スキャットが飛び出したり
2ndの即興では、悠ちゃんのボイパに合わせてひとの声が出てきたり
「ありがとうありがとう」なんかではストリングスも登場しちゃったり


ハコライブでは出来ない試みをいろいろ聴くことができました。
にやにや。


2ndの告知コーナーでマイクを渡された弦太さん。
しゃべる段になると
声が堂々と大きくなります(笑)。
でも、今日はちょっとかけあしで、
割合「要件のみ」な感じ。
おお、こんなトークもできるのですね!(失礼)



1stはぽかぽかで、サングラスをかけての演奏。
2ndになると陽がかげってきて、ちょっと涼しめ。


気候もよくて、お客さんもとてもたくさん。
わいわいと活気があって、うきうきなライブでした。



<1st>
 ◆ 出囃子
 ◆ ボクロケット
 ◆ 一日の終わりに
 ◆ 即興の歌(帽子・誕生日・渋滞)
 ◆ なみだ
 ◆ 地図

<2nd>
 ◆ 出囃子
 ◆ DAYS
 ◆ 同じ空
 ◆ 即興の歌(彗星・先生・快晴)
 ◆ くちびるに歌を待て
 ◆ ありがとうありがとう










2006/5/4
アルケミスト @ LALAガーデンつくば


怒涛のゴールデンウィーク withアルケミスト。

第2弾は
昨日に引き続き晴天の、LALAガーデンつくばでのフリーライブでした。


弦太さん、今日はオベーション。


今日は機材のトラブルがいろいろとあって
1stは、ギター的にはちょっと残念な感じでした。
きゅうん。


でも2ndで挽回。

「一日の終わりに」

の後奏なんか、いつもに増してすてき。



2ndの即興のとき
みっつめのお題がなかなか出なくて
「じゃあ無理強いしちゃおうかな〜」というしょうたろうさんの後ろで
弦太さんが演歌調の演奏を。
ピアノの井尻さん、ボイパの悠さんも
それに乗っかって、即興演歌の演奏です(笑)。


何だか、この演奏を、ずっと聴いていたいぞ!
おもしろいおもしろい!


演歌調はこんな場面でたまに登場しますが、
演奏しているみなさんも
笑いながら、楽しみながらやっている感じがびしびし伝わって
とても好きです。



音楽家のする遊びって、なんて楽しいんだろう。
楽しいんだろうなあ。



<1st>
 ◆ 出囃子
 ◆ DAYS
 ◆ 同じ空
 ◆ 即興の歌(オープンカー・メロン・家族)
 ◆ なみだ
 ◆ 地図

<2nd>
 ◆ 出囃子
 ◆ にちようび
 ◆ 一日の終わりに
 ◆ 即興の歌(クローバー・留守番・合鍵)
 ◆ くちびるに歌を待て(だったかな)
 ◆ 地図(だったっけか・・・)









2006/5/6
CROSS GATE GWスペシャルライブ その1


怒涛のゴールデンウィーク withアルケミスト。



昨年のゴールデンウィークから恒例となった、
桜木町クロスゲート屋上庭園でのスペシャルライブ。

昨年に引き続き
初夏の風薫る(というか吹き荒れる)中のライブに出演し、
今年ももりもり、大活躍されました。





この日のライブ

14:00〜 いわぶちかつひこ
15:00〜 きたはらいく
16:00〜 ウエキ弦太
17:00〜 アルケミスト


のタイムスケジュールでしたが、
きたはらいくさんが体調不良のため欠席となり
ぽっかり空いてしまった1時間。


その1時間に
先日から放送の始まったインターネットラジオ番組


コンタゲンタの No Way Out!


の、公開録音を急遽行うことに。


「コンタゲンタの No Way Out!」
アルケミストのHP内のコンテンツ「Real Time TV」で
放送されているもので、
アルケミストの所属するVOICE RECORDSの社長・コンタ氏と
ギタリスト・ウエキ弦太の同世代コンビによる
ゆるーいゆるーい
トーク&リクエストによる生演奏 の番組です。




第1回・第2回はゲストを交えての放送でしたが、
今回は初めて、完全に2人での番組収録。
観客の声を拾うマイクもセットされて
公開録音の雰囲気たっぷりです。



収録は、コンタさんと弦太さんのトークが中心。



普段のアルケミストのステージでは
弦太さんがMCマイクを取る機会はあまりないし
会場には番組を聴いたことがない方もいらっしゃったので、
トークにこそあらわれる弦太さんの人となりを
知っていただけたのではないかな、と思いました。




収録の内容については、本放送をお楽しみに、 ということで。



メール・おたより・リクエスト大募集中!


だそうです。
おたよりのあて先・メールアドレスなどは「リアルタイムTV」のページにありますので


みなさまふるってご参加下さい。




って、まわしものみたいだ(笑)。




▲ 寄せられたメールをご紹介。
おたよりだけがたよりです。
▲ 客席に、突入!
せっかくの公開録音だもの。
▲ ギターがなくてもしゃべれるぞ。 ▲ コンタさん、いい笑顔です。

写真は、ご了承を得て掲載しています。






2006/5/6
CROSS GATE GWスペシャルライブ その2


怒涛のゴールデンウィーク withアルケミスト。



ゴールデンウィークのクロスゲートスペシャルライブ。
強風吹き荒れる中、
嵐を呼ぶ男・ウエキ弦太がお届けするステージのレポートです。


サポートは
perc. 長岡敬二郎 w.b. 新岡誠 / アルケミスト 渡辺悠


<Set List>
 ◆ 明日が見えるまで
 ◆ 春
 ◆ ジェット機のサンバ
 ◆ Apelo
 ◆ 宇宙飛行士
 ◆ 都会のたぬき
 ◆ 大切な君



この季節
この青空の下
こんなさわやかな中で聴く弦太さんの歌声はまた、格別。
正面から太陽の光が当たるので
サングラスをかけてのステージでしたが
歌っているご本人も、サングラス越しの表情が、とても気持ちよさそうで。



風はちょっと強くて
「口をあけると、のどが押される」
なんておっしゃっていましたが
弾き語りの

「明日が見えるまで」
「春」

の歌声は
初夏の風にのって
ふんわりとやさしく、ひろがりました。






続く
「ジェット機のサンバ」
弦太さんの演奏では定番曲。
perc.の長岡さんとのふたりでの演奏は
前回の「GENTA POWELる!?」を彷彿とさせます。


「宇宙飛行士」や「明日が見えるまで」など
イントロにいろんな曲がくっつくのが楽しみのひとつだったりしますが、
今日は「Wave」が!


「Wave」


弦太さんのライブではおなじみの
アントニオ・カルロス・ジョビンの曲です。
ほんのちょこっとだけでしたが、
このほんのちょっとが、今日もわくわくだ!




今日のライブのリハのとき
強風で弦太さんの譜面が飛ばされてしまう、という事件が起こったそうです。
数ある譜面の中からたった1枚だけ。
それが何と、この「ジェット機のサンバ」の譜面。


この日の演奏を予見するかのように(笑)
ジェットの譜面は、上昇気流に乗って、空高く舞い上がったそうです。


空高く!
きらーん☆







w.b.の新岡さんを加えての「Apelo」
そして引き続きバーデンの曲から


「宇宙飛行士」


最近「ジェット機」に負けないくらい演奏の機会が増えた「宇宙飛行士」。
やっぱりこの曲は、楽しいのです。


ここで、長岡さんのパンデイロでの妙技が披露されました。
指やひじを使っての演奏はもちろんすごいのですが
その演奏に


「いーなーいーなー」


と、だだっ子のようにしきりに言い続ける弦太さんが、おもしろい。


それに対抗して(?)
「たいしたことないですよ、所詮タンバリンですから」
なんて言いながら
客席に遠征したり、カメラに向かってブイサインをしたりする
長岡さんにも、笑ってしまいます。
わはは!



すると負けじと弦太さん。
自分のギターを左手に持って高く掲げてパンデイロに見立てて
右手の人差し指で、長岡さんのまねっこをしたりして。
ぷぷぷぷぷ。




そのときの意気揚々とした表情ったら。
いたずらっ子がいたずらをするときの
わくわくに満ちた表情です、あれは(笑)。






「都会のたぬき」
では、アルケミストのおふたりと、v.p.の渡辺悠さんが
演奏に参加します。
恒例の「欲しいものは何だコーナー」では


お客様から 「翼」
そして、新岡さんから 「立体駐車場に入るくるま」
とのオーダーが入りました。



立体駐車場に入るくるま」!


なげぇ!



字余りのオーダーのときは歌がぐだぐだになりがちで
それもまた面白いのですが
今日は長いのに何だか息が合いました。




すげぇ!






いい感じに盛り上がって
弦太コーナーはいよいよ最後の曲。
すっと落ち着いた雰囲気にかわって



「大切な君」



「みんなにも、大切な人はいると思います。
 僕にも、大切なひとが、たくさんいます。
 そんな中で
 今はもう、会えない人を、すごく思い出します。」



と、弦太さん。


「明日が見えるまで」もとても好きですが
この曲。


胸が、しん、とします。




めぐるときの
痛みをこの手に
うけとめて、生きよう。




それぞれの、大切な人を、思いながら。




横浜の、初夏の風は
やわらかで少し冷たい、夕暮れの風に、かわりました。










余談ですが
ライブ中、弦太さんが背後のコスモクロックを何度も振り返ったのが印象的でした。


桜木町の大観覧車・コスモクロックは
ゴンドラが全部で60台。
秒針の役目をしていて、全体が時計になっています。
中央にはデジタルの時計。


観覧車が、今日のタイムキーパー。
それも桜木町ならではで、ちょっと楽しかったです。








このあと、アルケミストのステージもサポートされました。

その模様はこちら











写真は、ご了承を得て掲載しています。






2006/5/7
アルケミスト @ ラフェット多摩


怒涛のゴールデンウィーク withアルケミスト。


雨で中止かとも思われたラフェット。
始まるときには
「雨の状況によっては1回目だけしかできないかも」
とのアナウンスがありましたが、
なんとかお天気も持ち、3ステージすべて行われました。


<1st stage>
 ◆ マイセルフ
 ◆ ボクロケット
 ◆ 即興の歌(人生 たまごっち 高速バス)
 ◆ くちびるに歌を待て
 ◆ なみだ

<2nd stage>
 ◆ にちようび
 ◆ 遠い窓
 ◆ 即興の歌(ギター ギター 怪獣)
 ◆ なみだ
 ◆ 地図

<2nd stage>
 ◆ 上の空
 ◆ DAYS
 ◆ 即興の歌(映画館 春 星)
 ◆ 地図
 ◆ ありがとうありがとう



この日は
野外ニ負ケズ 雨ニモ負ケズ
ギターはオベーション1本で。


「ボクロケット」や「DAYS」や
ギターがわいわい鳴って楽しい曲がいっぱいで
雨も吹き飛ばすおもしろさ。


2回目のステージでの即興の歌では
お題に「ギター」が違う方から2回出るという珍しい出来事が。

そんなこんなで
ギターソロから始まる、
ギターふんだんな即興の曲になりました。
わほわほ。



アルケミストと一緒の、怒涛のゴールデンウィーク。
雨あり、強風あり、いろんなことが起こりましたが
クロスゲートをはじめ、どのライブもとても、楽しかった。



音楽三昧な連休、満喫。
充実の日々でした。











2006/5/11
Maria @ 関内 BarBarBar

vo.Maria gt.ウエキ弦太 pf.太宰百合 bs.土井孝幸 perc.中島オバヲ

<1st stage>
 ◆ My favorite things
 ◆ Amazing Grace
 ◆ Smooth Operator
 ◆ LA CIENEGA BOULEVARD
 ◆ Lovin' you
 ◆ Killing Me Softly

<2nd stage>
 ◆ Born to have it all
 ◆ ダンスはうまく踊れない
 ◆ Johnny Guitar
 ◆ Summer Time
 ◆ 大切な君
◆ Lately
 ◆ I Believe

<3rd stage>
 ◆ Calling you
 ◆ I'm not alone
 ◆ Manytimes
 ◆ 接吻
 ◆ 嘆きのメロディー


1st 1曲目。
My Favorite Things は、インスト。
「あれ、これって確か『My Favorite Things』だったよね? 」
と思わず確認しちゃいたくなるくらいのアレンジで。
これがもうなんだか、かっこいい。
ピアノとギターのソロがふんだんでした。


今日のギターは、ゴダン。


2nd の1曲目にはまたまたインストで
弦太チョイスの「Born to have it all」が演奏されて
予想外の楽しさがありました。


しかも!


はからずも聴くことのできた

「大切な君」


客席がちょっとにぎやかだったのですが
喧騒の中に響く歌声に
耳を澄まさずにいられない。
じわん。


じわん と、心に、しみました。



ORIGINAL LOVEのカバー「接吻」が
楽しかったです。

懐かしいあのころ、聴きなじんだ曲。

こういカバーがこれからもちょこちょこ加わると
一層楽しいなあ。



そして今日は
豊川悦司似のベーシスト・土井孝幸さんを、初めて聴きました。
トヨエツだ!うわわ!そっくりそっくり!



ボーカルのMariaさんのお誕生日が近いそうで
バンドメンバーと、親しいお客さまから
サプライズのバースデーソングとお花のプレゼントがありました。


サプライズを仕掛けるときの
バンドメンバーの、いたずらっぽい表情はいつも、たまりません。
ぷは。ははは。



そしてなんと!

お誕生日のお祝いに、マリリンモンローが駆けつけて下さいました!
ギターの弾けるマリリンモンロー。


このモンローさん、お会いするの、二度目です。
もんのすごく生き生きした表情で、歌っていらっしゃいました。
輝いていました。


本日のMVP!
わはは。











2006/5/22
坂上領&ウエキ弦太 DUO @ マンハッタンブルー

店内改装(?)後初のマンハッタンブルー。
ライブスペースとお食事スペースが、何となく区切られました。
3月に引き続き、フルートの坂上領さんとのデュオライブです。


<1st stage>
 ◆ イパネマの娘
 ◆ Born to have it all(キャリーのテーマ)
 ◆ 浜辺の歌
 ◆ Son Voce(カエターノ・ヴェローゾ)
 ◆ My Favorite Things

<2nd stage>
 ◆ 大切な君
 ◆ 青春の輝き
 ◆ カリオカの夜
 ◆ Como Fue
 ◆ 登山列車と雨男

<3rd stage>
 ◆ 梅干しの唄
 ◆ Desafinado
 ◆ Something is comin' up
 ◆ Anos Dourados
 ◆ Berimbau


ボサノバの定番から、オリジナルまで
はばひろーい選曲。

ここ最近
わあぁっと楽しい感じや、楽器がたくさん入るライブが多かったので、
2人だけのシンプルなステージは、どことなく新鮮なここちでした。

1曲目のイパネマ。
早速ギターは、やさしさいっぱいな、あたたかい音であたりを満たして
お店の中の空気が何だか、一度にやわらかくなったような気分。


こういう音が
弦太さんの持ち味だなぁ
個性だなぁ
そんなことを思いながら聴きました。


考えてみると
こんなふうに、ほどよくチカラの抜けた
ゆったりしたライブは、ひさしぶりかもしれない。


ラストのBerimbou

チューニングの段階ですでに
「おぉっ、次はビリンバウだっ」
と、わくわくしてしまいます。

この曲にシンプルな編成は
演奏者にとってはちょっと大変かもしれないれど、
聴く側としては、あんなにかっこいいギターはなかった。
ギターをたたきつけるように弾く、
1曲目からは想像もつかない、激しさ。



ふんわりやさしく始まって
ダイナミックに、熱く締める。



ああもう。
かっこいいんだってば。
かっこいいんだってばー!
吠えたかったです。