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GENTA Report



2006/4/7
CLAVE Y GALAPAGO @ 立川 ラ・バンバ



直前、太田みちこさんのブログに

「いつもの場所でのいつものユニットですが、明日は特別企画!!」

との記事。
予告どおりGENTAアレンジ盛り沢山で、ひとあじちがったライブでした。



vo. & perc. 太田みちこ b. 渋谷和利 gt. & trs. ウエキ弦太


<1st stage>
 ◆ Something is Comin' up
 ◆ Delirio
 ◆ Quizas Quizas Quizas
 ◆ Just the way you are
 ◆ オリビアを聴きながら

<2nd stage>
 ◆ イパネマの娘
 ◆ 思い出は美しすぎて
 ◆ Moliendo Cafe(コーヒールンバ)
 ◆ 上を向いて歩こう

<3rd stage>
 ◆ Yolanda
 ◆ En el silencio de la noche
 ◆ Obradi Obrada
 ◆ Quemanera de quererte quemanera

<enc.>
 ◆ Son de la loma




1曲目。

あれ、何だか聴いたことのある曲だぞ、と思ったら。
「Something is Comin' up」 だ!
びびびっくりしました。
ガラパゴでこの曲が!


ガラパゴでインストの曲なんて、それだけで新鮮。
しかも渋谷さんがエレキベース。
しかもGENTAアレンジ曲。
しかもGENTAオリジナル曲。


1st と 2nd がGENTA祭、3rd がいつものガラパゴスタイルな今日のライブ。
ひとつひとつのセットは短めでしたが、
カウントダウンライブの雰囲気がちょこっと引っ越してきたような
おもしろいライブでした。



先日の恵比寿から登場した
「En el silencio de la noche」。
渋谷さんのトレスが、とても印象的です。
今までのガラパゴのイメージとはちょっと違った曲。
これも定番にして欲しいなあ。



今日のセットの中でいちばん印象にのこったのは

「オリビアを聴きながら」

弦太さんのアレンジはかっこいいし
みちこさんの歌声もいい。
すてきだー!


じわわん。



Yolandaでのラウンドももうお手のもの(笑)。
あたらしい試みがいっぱいあったり
またまたお客さまが飛び入りでマラカスを振ったり
今日ももりだくさんなガラパゴさんですが
最後はやっぱり、客席総立ちダンスタイム。




ライブを重ねるごとに
ソンの新しいレパートリーが、増えつつあって楽しいです。
さらに今日のような、ちょっと懐かしめの日本の曲の弦太アレンジも
ちょこちょこと増えていったら楽しそうだなあ。

ユーミンの「卒業写真」とか、すてきだろうなあ。



いろんな想像がふくらんで、それもまた楽し、です。




















2006/4/16
アルケミスト @ 神戸三宮CASH BOX


おなじみとなったアルケミストの神戸ワンマンライブ。
今回もギターサポートで出演されました。

セットリストや全体のレポートはこちら




1曲目の「にちようび」から始まる前半5曲
とても好きな曲が次々やってきて、
しかも、全体のレポートで書いたとおり
ものすごい「出発予定時刻」が聴けたりして
初手からテンションあがりまくり。

そんな中。

決してでしゃばらない、前に出過ぎないけれど
確かに背後から支えていて、曲をしっかりとふちどる、ギター。




「Days」や「同じ空」で
しっかりといつもの熱い演奏を聴かせてくれる場面もあり。


とくに「同じ空」
この曲も、何だか聴くたびに新しい表情を見せてくれます。

今日の演奏は、過去に聴いた
ぐわわわぁっと、熱い演奏とも
まっすぐに曲を刻む、淡々とした演奏とも、ちょっとちがう。

熱い中に、淡々と青く燃えるほのお。

そんな雰囲気。
「同じ空の下にいるのに、ぼくらはこんなにちがう」
という、哀愁というか、諦念というか、葛藤というか。
やさしく熱い演奏でした。




後半の一発目、盛り上がりのキー曲「ハピネス」。

ここではもう、ピアノやボーカルと一緒に
ギターも弾けて「ハピネス」な気持ちをいっそうもりたてます。


わほい☆


こういうにぎやかな曲で鳴るオベーションの音。
すごく好きです。
さわやかで、気持ちよい。
ピアノと遊ぶギターは、やっぱり楽しいなあ。



おなじみの「手拍子コーナー」がありました。
しょうたろうさんの指示した回数を
楽器のリズムと客席の手拍子とで鳴らすという単純な遊びですが、
回数が増えるとわけがわからなくなっちゃう人が必ずいる(笑)。


今回は、しょたろうさんにあてられた弦太さんが

「123回!」

と、自らを追い込む数をあげます。

「げんちゃん大丈夫なの?」なんてしょうたろうさんに心配されながら(笑)。


そんな弦太さん、自分で言ったくせに
わけがわからなくなったからか途中で刻むのを放棄してしまったり。
ずーるーいー。
わはは。



結局「123回」は井尻さんも出来なくて
ピアノとギターだけでもういちどやり直しというスパルタ演奏。ぷ。


今回は、名誉挽回・弦太さんは無事、成功でした。


演奏以外でも、一層存在感を増しているのが、とても愉快。




弦が弾む「こんな風の日は」
ギターでの「ありがとう」
「笑って笑って」のベンチャーズ




いつもの注目曲たちも聴けて
見どころいっぱい、聴きどころいっぱいな、
もんのすごく楽しいライブでした。わは。










2006/4/22
CLAVE Y GALAPAGO @ 立川 ラ・バンバ

vo. & perc. 太田みちこ b. & tres. 渋谷和利 gt. & tres. ウエキ弦太



<1st stage>
 ◆ 想いの届く日
 ◆ 思い出は美しすぎて
 ◆ Yolanda
 ◆ Cachita

<2nd stage>
 ◆ Mango Mangue
 ◆ 20an~os
 ◆ Chan Chan
 ◆ Lagrimas Negras
 ◆ En el silencio de la noche

<3rd stage>
 ◆ Mi Tierra
◆ Me voy pal' pueblo
 ◆ Quemanera de quererte quemanera
 ◆ Son de la loma

<enc.>
 ◆ La Bamba





これまでに足を運んだ、幾多のガラパゴライブ。
毎回とても楽しくて
爆笑ライブ・爆笑ユニット・と思って聴いてはいたのですが。


んが。


本日、過去最高の打ちあがり具合。
音楽を聴きに来たんだか、笑いにきたんだか、
もう何が何だかわけがわかりません。
打ちあがって銀河系の彼方まで突き抜けていっちゃった感じ。


うっひゃー!



後半に行くほど衝撃的な出来事が起こりすぎて
前半のことがすっかり忘却のかなたなのがやや悔やまれます。



1st後半か2ndのどの曲かで
ギターにちょっと「宇宙飛行士」がまざったような気がしました。
いや、ジェット機かな。
弦太さんがよく演奏するブラジルの曲がちょこっと顔を出したような気がして
うきうきしました。


思えばこのあたりも
後半の激しい盛り上がりの予兆だったのかもしれません。


3rd
いつもより早い段階から
みちこさんのダンス講座が始まります。
最初はゆっくりとした「Mi Tierra」

にぎやかで楽しい「」になると、踊り大好きなお客さんや
お店のママさんはもうとまりません。

いつもくるくる上手に楽しく踊っているママさんのまわりに
ダンス初心者なお客さんたちが集まって、一生懸命ステップを習っています。


おもしろい光景!


ママさんから基本を習ったらしきダンサーズ、
おのおのに個性を加えて、自由に踊りだします。
途中から何だかラインダンスのようになったり
新しいフリが飛び出したり。


その様子に
客席もステージも大爆笑。
みんな釘付けです。


その盛り上がりに乗じて
弦太さん、今度はSunday Brunchを演奏にまぜちゃったりして。
今日はもう何でもありだ!!


渋谷さんがベースソロのときに
「ドラえもんの歌」のイントロによく似たフレーズを
狂ったように弾き始めました。


そのおもしろいフレーズと、
くるったような弾きっぷりに、またも大爆笑。
みちこさんのソロも
弦太さんのソロも
渋谷さんが始めたそのリズムを踏襲します。
もう、
とまらないんだかノリノリなんだかワルノリなんだか
ステージは暴走しながらも楽しく演奏しているし
客席も大暴走で音楽にあわせて思い思いに楽しく踊りまくってるし
てんやわんやのお祭り騒ぎ。


ステージも客席も大爆笑。




ライブはめでたく、大盛況のなか幕を下ろした


・・・・かのように思われました。






ちょうどライブが終わってちょっと場が落ち着いたころ
遅れて来たお客さんがいらっしゃいました。

すると!

その方のために、ガラパゴのみなさま、
今日本編ではやらなかったラウンドで、演奏を再び始めます。
いきなはからい。すてき。


3人でひとりのお客さんを取り囲んでの演奏に
またまた笑わずにはいられません。


そこに、ガラパゴの Y (イ)ことウエキ氏
わけのわからない合いの手を、次々と飛ばします。
これにはもう
お客さんだけでなくメンバーも笑いをこらえきれません。
みちこさんはもう、
歌わなきゃいけないし、でもおかしくてしょうがないし、息も絶え絶え。




さすが、嵐を呼ぶ男。





こんなライブなかなかない。
ああ楽しい。




もうすぐガラパゴ1周年ライブ。
今日のライブを超越する、はっちゃけたライブとなることを、祈念いたします。
わほ。







▲ おどります!






▲ まわります!









2006/4/23
アルケミスト @ Club IKSPIARI


アルケミストのアコーステックライブに
ギターとコーラスのサポートで出演されました。

セットリスト等はこちら


とてもシンプルなスタイルの今日のライブ。
それぞれの楽器の音が、声が、
クリアに耳に届きました。


もちろん、ギターの音も。



1曲目の「なみだ」
最後にしょうたろうさんが

♪らーらーらー らー

と歌う場面があるのですが
それにあわせて、ギターも歌う。


そんなふうに
ボーカルとあそびながら演奏するときの
弦太さんの表情が、とてもいいなぁといつも思います。


予定にない、余白へのらくがきちっくな演奏が
プレイヤーの個性であったり、魅力であったり。


見ているだけでとても楽しい。


前半では
最近ちょっとごぶさただった「夕暮れポスト」も
弦太さんフィーチャーで演奏されて
たいそう素敵でした。





2部では
「ラン」
がやっぱり印象的で。
あの、かわいらしい曲が、ギターの出現であんなに変身するなんて。
びっくり!!


歌詞の中に、”くしゃみ”が登場するのですが
ピアノとギターとが、まさに”くしゃみ”をしているような
そんな場面がありました。

わは。わはははは。
くしゃみした。したぞ!



そして
どの曲だったかちょっと忘れてしまったのですが


ピアノとギターがおいかけっこをしているような場面があって
それがとても鮮明に記憶に残っています。



ピアノが奏でるフレーズが
だんだん小さくなって
そのままギターに引き継がれてゆく。


「缶コーヒーと笑顔」だったかなあ。


流れるような、その、バトンの受け渡しが、見事で。
1曲の中で何度かあったのですが、くいいるように見つめてしまいました。




アンコールの「笑って笑って」では
しょうたろうさんが下手
悠さんが上手の
ステージ上一番前までせり出して、ノリノリで歌います。


そのときぽっかりあいた舞台センターに、
おもむろに、弦太さん!
がんがん弾きます。ぷぷぷぷぷ。




本当に、いろんな意味での見せ場があって
とてもたのしく聴き、見ることができました。


ああ楽しかった。
おなかいっぱい(笑)。